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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成20年9月定例会産業委員会 質疑・質問
質疑・質問者:蓮池 章平 議員
質疑・質問日:10/09/2008
会派名:公明党静岡県議団


○蓮池委員
関連で幾つか。まず、今の2番委員の関連ですが、私はマンション住まいなんですが、マンションで言いますと、長期の修繕計画というのを立てるんですが、企業局としては、例えば今、水道とか工業水道の、そういう例えば40年――どのぐらいが長期なのかわかりませんが――そういう長いスパンでの例えば管の入れかえも含めて、そういう計画自体というものがあるんでしょうか。それをまず1点お願いします。

それと、今回のこの決算の認定ですけども、説明ではこの当年度未処分利益剰余金については、減債積立金に全部入れるというお話がありました。
基本的な考えをちょっと確認していきたいんですが、決算書も今回いただいたので、積立金には減債の積立金と建設改良の積立金が2つあると思いますが、基本的にその考え方として、こういうインフラの場合には、基本的には県債を借りて、そして将来にわたって利益を得る皆さんにも返してもらうと、こういう考えですが、減債積立金も今9億5000万円ぐらいですか、約10億弱あるわけですが、割合はわかんないですけど、もちろんこれは当然、その県債を返していく基金にもなると思うんですけど、例えばこういう積立金を先ほど質問した長期の計画の中で工事が発生するときのお金に使うっていう発想があるのかどうか。
つまり、何でもかんでも工事の場合は、県債を発行してやって後から返すというのか、今ここにお金があるので、一部はそこから出す、一部は県債で出す、その積み立てはどういうふうな考えをされているのか、その考え方をちょっと確認しておきたいと思います。

それから、今回のこの企業決算の中で給水事業所が、昨年、平成19年は18年に比べて3事業所減ったわけですね。それで収益のところ、営業収益で2億2700万円マイナスになってるんですが、ということは、この3事業所というのは相当大きな事業所だったんでしょうか、違うんですかね。
そこら辺、かなりその割合でいきますと、この営業収益のマイナスが大きいので、その大きな事業所がなくなったのかどうか、そこら辺を確認させていただきたいと思います。

それから、先ほどの地域振興整備事業のところで、累積の当年度未処理利益剰余金がマイナス132億円余あるわけですけど、この決算見ると、この資産の部で未成土地、これが約60億円、それから現金のところがやはり58億円と、こうあるんですけども、特にこの完成してない土地というのは、今後売れる可能性があるのかどうか。
それとの見合いで要するにこの欠損がこれだけあって大丈夫かということになると思うので、ここら辺の見通しをちょっとお話しいただきたいと思います。以上です。

○望月事業室長
長期的な修繕計画ということですが、工業用水道施設、それから水道施設につきましては、安定供水と、それから健全経営の維持を目的としまして、平成18年から28年度の長期修繕改良計画というものをつくっております。
この中で、供用中の工業用水施設とか水道施設、これらの機械とか電気、土木、それから建築等の耐用年数とか日常点検で見ます劣化状況、これらを総合的に判断しまして、これらを計画的に修繕、改築を行うという計画になっております。
この計画の中では、新たな需要動向とか技術革新とか、そういうものを考慮したり、それから当然、建設コストとか維持管理コストの縮減を考慮したり、費用対効果、こういうものを考えながら計画をしておりまして、18年から始まりましたので、昨年までですと2年間ということになりますが、全体での進捗率としては一応21.1%、年間10%としまして、大体ほぼ順調に進んでいるような状況になっております。以上です。

○岩本経営室長
決算関係で、減債積立金の件でございますが、法定積立金という制度がありまして、利益があればそれへ積み立てなさいということです。
翌年度に起債、企業債を借りますんで、それの借金相当分を返済に回しなさいということになっており、これを法定積立金と申しまして、それを積み立てることになります。
もちろん、その前に欠損があれば欠損を控除するんですけども、工業用水道事業、水道事業の場合は利益が出てるということですので、この利益処分をどうするかとこういう話です。
その場合、法定積立金の減債積立金は利益の20分の1以上を積むこととされているが、企業局では翌年度の企業債償還額まで減債積立金に積むこととしているいため、今回は全額が減債積立金となります。そうすると、減債積立金を処分するときに、それは自己資本金という形になり、自己資本金がふえるということになっております。
一方、宅地会計、地域開発整備事業ですが、これが利益があれば、どんどんどんどんやっていけるんですけど、それがないもんですから、積み立てはもうできなくなっちゃうというのが今の現状なもんですから、今の形でやっていかざるを得んというのです。利益があれば利益をまず、先ほど申し上げましたとおりに赤字を埋めなきゃいけないということです。

もう1つ御指摘があったのが、資産勘定と負債と資本の勘定の中でこの決算書の中の御指摘だと思うんですが、未成土地ともうできた土地、それから貯金があるじゃないかということで、御指摘のとおりなんです。
だから、借金の反対として、今まで差し引きした分の手当として現金が50億円ぐらいあるかと思います。それから未成宅地と完成の宅地がある。これを資産計上して、もちろんそれが幾らか評価するってこともございます。それを評価して現金を足して、それが先ほど来申し上げてるように、負債資本合計として、それだけのお金がありますということでございます。

それから、工業用水道の給水収益が減っているではないかと、こういう御質問なんですけども、これは東駿河湾工業用水、ここの減量申し込みがありました。これは大きい製紙会社ですけど、これらの方々がもうちょっと水を減らしてくれということがございまして、大口ユーザーの減量が大きく響いているということでございます。

先ほど申し上げました法定の積立金ですが、もちろん建設改良という法定の積立金がありますが、先ほど申したとおり、企業局の場合、方針としましてまず減債積立金を確保して、それを返済に回していくという考え方でおります。以上です。

○蓮池委員
工業用水の減については、わかりました。

それで、先ほど決算書の関係で確認したのは、未成土地が可能性として売れる土地なんですかということ。
そういう価値としては、金額としてここに60億円という金額があるけども、それだけの価値がある土地かどうかっていうことを私は確認をいたしました。

○岩本経営室長
先ほど望月室長のほうからも、あとどれだけの宅地があるかということで、ちょっと重複しちゃうんですけども、一応ここで完成土地の分としまして焼津の水産流通団地、この分を今年度を目途に分譲したいということでございます。鋭意努力をしているというところでございます。
それから、未成土地というのは、先ほど来から出ておりますが、新富士裾野団地とか、湖西・西笠子、牧之原中原という現在造成中の事業がございますが、それらの資産ということになります。
失礼しました。牧之原はまだないんですが、新富士裾野、それから湖西・西笠子、それらのものがもう資産計上してありますので、それはオーダーメードということで、もう買い手がついてるということですので、お金が入ってくるであろうということで計上しております。以上です。

○藤島企業局次長
先ほどの給水収益につきまして、補足します。
3社が減という形で大分収入が減ってるという話の中で言えば、富士川工業用水道と東駿工業用水道事業について、大分利益が出てるんじゃないかという中で、いわゆるユーザーに還元してほしいと、その利益分については還元してほしいという要望がありましたもんですから、すべての東駿河湾と、それから富士川のユーザーに対して5年間くらいをめどに減量等の希望があるかというような状況を把握をいたしまして、その中で一応、5万トンくらいの減量について認めていこうということになりましたので、富士川と東駿河湾で約2億6000万円くらいの減収になったというような状況になってます。
ですから、一応大口ユーザーだけではなくて、東駿河湾と富士川の工業用水道事業者すべてに、現状の使用水量についての御意見を伺って、これこれの使用水量にしたいと、これを伺った中で、我々としてここまで対応できるというようなことの算定をして減量したというような状況になってます。以上です。

○蓮池委員
先ほどのこの地域振興整備事業会計については、来年度以降、もくろみどおりにいけば黒字になっていくというふうに考えていいでしょうか。
そこら辺、期待を込めて、改善ができていくのかどうかですね、最後にそこだけ、そこら辺の見通しをちょっと確認します。

○藤島企業局次長
未成土地も含めて、現在のレディメードで取得した用地につきましては、我々としては今年度内にぜひとも売っていきたいと、こういう希望を持って営業努力をしているわけなんですけども、最近の企業立地の動向を見ますと、輸送関係はそれなりの企業立地があるんですけども、ほかの事業についてはなかなか厳しい状況になってますもんですから、当初計画では20年度内にはレディメードで取得した用地をすべて売却し、それ以降についてはオーダーメード事業でやるので、常に黒字になっていくと、こういうもくろみをしておりますけど、そういう方向で一生懸命努力をしていきたいというふうに考えております。以上です。

○田島委員長
ありませんか。
それでは、先ほど7番委員から話がありました遠州水道の料金の設定に関する資料、それと2番、森さんのほうからありました工業団地造成に関する税収面、これの資料をぜひ取り寄せていただいて提供していただきたいと思いますが…

○森委員
委員長。
雇用の説明がありましたから、税収についての資料提供は結構です。あれはなかなか市町村税や県税やたくさんあるんでしょう。それ調べたら莫大な時間が掛かってしまうでしょう。

○田島委員長
優しい御意見でありがとうございました。
それでは、7番委員からの資料については、また各委員の会派の自席のほうへとお届けいただきますよう、よろしくお願いいたします。

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