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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


令和5年9月定例会総務委員会 質疑・質問
質疑・質問者:伴 卓 議員
質疑・質問日:10/05/2023
会派名:ふじのくに県民クラブ


○伴委員
 分割質問方式で3つお願いしたいと思います。
 初めに先ほど7番委員からもありましたが、議案第112号に関連して少し質問させてください。
 先ほどの7番委員の質問で、証紙の場合の手数料が3.4%から3.5%ぐらいで、もしこれがキャッシュレス決済に変わった場合が3.5%ぐらいだとお話がありました。
 クレジットカードなどのほかのキャッシュレス手法に変わった場合、同じようにやる前後の差がもし試算があればお伺いしたいと思います。

○内田会計支援課長
 経費の比較なんですけれども、クレジットカードの場合ですと大体3から4%とお伝えしまして、そのほかのスマホアプリや電子マネーにつきましても3%前後と認識しております。

○伴委員
 ありがとうございます。
 あとは具体的に楽天ペイなのかauPayなのか分かりませんが、そういった決済事業者をどのように選定していくのか。また選定した場合、年度更新にするのか5年、10年と縛って契約するのか、もしお考えがあれば参考例として教えてください。

○内田会計支援課長
 今回の運転免許センターの契約につきましては、プロポーザル方式で業者を選定します。期間につきまして、公安委員会で選定してますので確かなことは申し上げられませんが、大体1年ぐらいになるのではないかと考えております。

○伴委員
 ありがとうございます。
 意見で終わりたいと思いますが、いわゆるスーパーやコンビニでも汎用性のある決済業者であればいいと思うんですけれども、プロポーザル方式でシステムみたいなものが時々紛れ込んでしまって、利便性を損なう、かつ手数料も取られてしまうことがないように。
 免許センターについては県警察の所管になってしまうのでこれ以上聞きませんけれども、今後県庁で導入していくときには利便性、汎用性も参考にしていただきたいと思います。

 次に、ペーパーレスの施策についてお伺いします。
 今県庁でもペーパーレスに大分かじを切っていると思います。議会資料もタブレット配信になって紙で持ち歩くことが大分減ってきたかなと思います。
 ペーパーレスと聞くと、紙資料を減らすイメージが強かったんですけれども、いわゆる県庁に書庫といった保存スペースってありますよね。僕らも政務活動費の精算資料とか箱で積んであるんですけれども、そういったスペースを物理的になくして公のスペースとして有効活用していくと聞いたときに、それもペーパーレスなんだなと思いました。
 具体的に何平米とは言いませんが、もし分かれば今どれぐらい紙資料の保管スペースの延べ床面積があって、それが施策の推進によってどれぐらい削減できたり圧縮できたりするのか。また空いたスペースを活用していく計画があるのかどうかの概要、考えについて教えてください。

○兼子行政経営課長
 ペーパーレスのうち、いわゆるペーパーストックレスの部分についてお答えいたします。
 出先も含めて県全体の状況はまだ把握していませんが、昨年度から知事部局の本庁内で保管文書量を調査したところ、昨年の5月現在で約1億9400万枚になりました。
 それが何平米になるかは書庫が3段であったり、4段であったりしますので、具体的な平米数は把握してございません。
 ただ、あくまで枚数換算にはなりますけれども、令和8年度末までに5年かけて大体半分にしていこうと現在取組を進めているところでございます。

○伴委員
 ありがとうございます。
 どういった尺度で聞くのが正しいのか私も分からなくて例で平米を出しましたけれども、空いたスペースを何に使っていくか分かりませんけれども、会議スペースも含めて私たち県民の財産ですよね。
 義務的に紙で保存しなければいけないものって多分あると思うんですが、そうじゃないものは基本的にはデジタル化していくスタンスで令和8年度まで進めていくのかもう一度確認させてください。

○兼子行政経営課長
 ただいまお話がありましたように、紙保管しなければいけない資料についてはそうせざるを得ないと思うんですが、それ以外の資料につきましては、書籍等いろいろございますので性質を見ながら、例えばPDF化してデータ保管し紙は減らしていくことは十分可能だと考えておりますので、積極的に進めていきたいと考えております。

○伴委員
 ありがとうございます。
 これも意見なんですけれども、去年岐阜県庁が建て替えをしたんですよね。私も見てきましたけれども、知り合いの議員から庁舎建て替えのときにペーパーレスが議論になったと伺っています。本県もまだ少し先ですけれども、東西両館の建て替え構想がこれから始まっていくと思いますので、ぜひ従来どおりの手法ではなく、ペーパーレスの観点もしっかり含めて設計構想を練っていただけたらなと思いますので意見します。

 最後に3つ目の質問ですけれども、本会議の答弁から引用してお伺いしたいと思います。
 石川政策推進担当部長に御答弁頂いた物流政策の推進についてです。
 会派の杉山淳議員の代表質問の中で、物流ビジョンに関する石川政策推進担当部長の御答弁の中で、物流ビジョンに掲げる取組も柔軟に見直しをしてまいりますとありました。
 最近トラックドライバーの負担軽減策の1つとして、中継物流――コネクトサービスが注目を集めています。トラックドライバーの長距離運行を複数のドライバーで分担する輸送形態を指すんですけれども、こうした新しい取組は県の物流ビジョンの中にぜひ入れていただきたいと思うんですけれども、お考えを伺います。

○民谷総合政策課長
 今9番委員から御指摘頂いたとおり、県では物流ビジョンに基づき様々な取組を進めるとともに、常に取組の見直しを行うとしています。
 一方で、物流に関する変化に対応するため国におきまして本年6月に物流革新に向けた政策パッケージを策定し、さらに先日の新聞報道にもございましたように物流革新緊急パッケージも近日中に追加で策定する話がございました。置き配の普及やモーダルシフトのさらなる推進といった形で取組の強化、加速化を図っていくとのことです。
 9番委員から御提案がありました中継物流も含め、こうした取組の強化、加速化を図っている状況を関係部局間で共有し、物流に関しては県だけではなく国や物流事業者に取り組んでいただくことがございますので、そういった取組を踏まえながら県として何ができるのかの観点で新たな対策について検討してまいりたいと思います。

○伴委員
 御答弁ありがとうございます。
 物流って当たり過ぎて、身近にある産業だと思っています。
 ちなみに代表質問でも言いましたが、本県の産業構成比率の5%が物流、輸送業になっていまして、16種ある産業の中でも7番目に大きく関連産業も多いです。
 いろんな書籍を読みあさっておりますと、やっぱりこの東海道筋に位置している本県のメリット、利便性もありますし、浜松市でも中継輸送の取組が始まっていると思います。
 これはお願いにして最後終わりたいと思うんですけれども、県の物流ビジョン推進本部を設置し今後も関係部局と連携を一層密にして取り組んでいくと当時御答弁頂いています。部局をまたがることも当然あると思いますので、今民谷総合政策課長からも御答弁頂きましたように、垣根を低く、産業の1つとして重点的にやっていただきたいと思いますので要望して終わりたいと思います。以上です。

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静岡県議会事務局議事課

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