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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成30年2月定例会文教警察委員会 質疑・質問
質疑・質問者:鈴木 利幸 議員
質疑・質問日:03/07/2018
会派名:自民改革会議


○鈴木(利)委員
 分割質問方式で数点質問させていただきます。
 最初に、主要事業参考資料の14ページでございますが、平成30年度当初予算で全国高校総体開催事業費でございます。
 文教警察委員会説明資料の21ページにありますが、両方取りまとめながら質問させていただきます。
 インターハイが7月から開催となりますが、いまいち県民に周知されていない気がします。高校生のスポーツの祭典である大会を盛り上げていくことが重要でありますが、開催までの取り組み方を最初に伺います。

○朝倉全国高校総体推進室長
 前回の委員会でも質問があったんですけれども、県内に対する周知につきましては、今地道に準備を進めているところでございますが、まだまだ十分な周知には至っていないと認識しております。
 現在、周知に向けては、例えば啓発グッズをつくって広報したり、メディアを使っていろいろな取り組みを紹介したり、またホームページを使って紹介する。それから松坂屋に懸垂幕が掲出されているんですけれども、屋外の広告物などを使ってインターハイを周知しています。
 今後は、県の実行委員会、それから開催市の実行委員会と協力しまして周知をさらに進めてまいりたいと思っております。
 懸垂幕ですと、浜松市の遠鉄百貨店、それから沼津市の富士急百貨店などにも協力いただきまして、インターハイを開催することも広報してまいりたいと思っております。また静岡市の御幸町とか各地の商店街にもフラッグを設置したりすること、それから今後は路線バスなどにもポスターを掲示していただいたり、タクシーにもマグネットシールを張っていただく形で広報してまいりたいと思っております。
 それから、100日前イベントということで、3月末には静岡市の静岡まつり等におきまして高校生のパレード、例えば実際に踊りを踊ってインターハイが開かれるよということ、それから藤枝市も藤まつりで周知を図りながら、今後広く県民に周知して応援していただけるように努力してまいりたいと思っております。

○鈴木(利)委員
 盛り上がらないのは、どこの県が主催なのかわからないところじゃないかなと思っております。
 静岡県6競技、三重県14競技、愛知県6競技、岐阜県5競技とばらばらでやっているのを見ましてもどこが主催県なのかなと思います。東海ブロックは会議もあると思いますが、最近国体も小さな県は2回目、3回目が回ってきますと他県と協力しながらやっているんです。国体は点数制度ですけれど、高校総体も点数制度ですか、そこら辺を教えていただきたいなと思います。

○朝倉全国高校総体推進室長
 インターハイは学校対抗になってございます。県で集計はしておりません。

○鈴木(利)委員
 そうですか、学校対抗でも東海大会は予選を通らないと本大会に出られないとかはあるんですか、どうでしょう。

○朝倉全国高校総体推進室長
 基本的には、県予選の代表が全国大会に出場する。種目によっては数種目、東海ブロックでの上位が出場することになってございます。

○鈴木(利)委員
 ありがとうございます。
 やはり、いろんな県でやるのはよくないなと、盛り上がりに欠けるなと思いました。
 それから、あわせて国体の話をさせていただきますが、国体は東海4県――ミニ国体でございますので、ここを勝ち抜かないと点数にならんと。全国8位ってなかなか難しいですよ。隣の県は愛知県です、しかも岐阜県が力を入れている。これなかなかね予選突破するのは難しい。インターハイは学校ごとだっていう話でございますので、国体8位なんてそんなの難しい話ですよ。
 国体だって、1県だけの開催じゃないところも多いということでやっぱり東京都が強いので、盛り上がるならこれから力がある県は各県でやったほうがいいんじゃないかなと思います。

 次に、説明資料の22ページの運動部活動の推進について伺います。
 運動部活動ガイドラインを作成すると書いてありますが、その目的について伺います。
 また、ガイドライン骨子に適正な活動と休養日とありますが、具体的にどういう方針で策定するのかあわせて伺います。
 私は監査委員のときにこんな話がどこでも出ました。本庁監査もそうだけれど外部監査でも結構出ていたと思いましたので、少しお話させていただきます。

○福永理事兼健康体育課長
 部活動ガイドラインにつきましては、やはり生徒の部活動の活動日数の負担が大きく、また教員の負担も大きいという部分への対応。さらには技術面、指導内容の充実を希望したものに対応するためにはどのようにしていくのがいいのか。そもそもの部活動のあり方をお示しできる形で部活動のガイドラインを検討しているところです。
 したがいまして、検討委員会の中には学校関係者以外に保護者の方、それとかドクター、あと大学の先生にも入ってもらってこれまで進めてきたところで、国も3月末を目途にガイドラインを示す方向ですので、3月末を目標に頑張っているところでございます。
 大きな内容としまして、やはり適切な活動をどうするか、活動時間と休みの日をどのようにして設けるかが非常に大事になってくるかなと思っております。全教員の皆さんや抽出で生徒や保護者にもアンケートをとった中で、適切な平日や週休日の活動時間を定めると同時に週休日をどのように設けるかお示ししていきたいなと考えています。
 週休日につきましては、トップレベルの選手たちもそうでございますが、やはりきちっとしたお休みはしっかりとると。休みをどのようにしてとるかが大事であることを盛り込んでいければなというところ。やはりドクターのお話を聞いてもですね、週16時間以上やるとどうしてもけがが多くなるというお話もありますので、その辺を踏まえた上で盛り込んでいきたいなと考えています。
 さらには、指導者につきましてもやはり部活動指導員と外部指導者の効果的な活用とかですね、地域のクラブとどのような形で連携するかといった部分を盛り込む形で今検討しているところでございます。

○鈴木(利)委員
 ありがとうございます。
私は、部活動は大事だなと思っております。
しかしながらこのごろクラブチームが多くて、特にすごいのはサッカーでございます。プロを目指していくということで、クラブチームへ入っても上下関係が何もない。そういうことをしっかりと教えていないから外へ出ますと何にも役に立たない。
強ければいいんじゃなくて、やはり部活動で上下関係、人間関係をつくるのが部活の一番の目的だと私は思っております。それで強ければなお結構でございますが、ただ指導者というものはなかなか難しくて、やっぱりその人たちのガイドラインもつくっていかないと、学校の中でいろんなもめごとが起きてくると思いますので、そこら辺はしっかりやっていただきたいなと思っております。
 できるだけ先生の負担にならないような、そして地域の皆さんを巻き込んでやっていただきたいなと思っております。

 次の質問に行かせてもらいます。
 主要事業参考資料の17ページでございますが、静岡茶愛飲関連事業費ということで、総合計画のときにも言わせていただいたんですが、もやもやとしていたのが、またもやもやとなってきました。総合教育でいくとだんだん予算が少なくなっていくとあったんですが、平成30年度は6120万円ですか、平成29年度は7000万円ということで、一番問題なのは茶葉の提供だなと思っております。
 茶どころの掛川市、藤枝市などは何をしなくても集まるかなと思いますが、私は基礎自治体の茶葉が足らないところをここで具体的に教えていただきたいなと思っておりますが、どうでしょうか。

○福永理事兼健康体育課長
 具体的な市町でございますが、東部の市町が茶産地ではない所もございまして、やはり東部の市町の多くが学校の茶葉の提供ができていない現状でございます。
 ただ、富士市のようにですね、地元のJAが協力をしていただいて、学校に給茶機を置いて茶葉を提供していただいている取り組みもありますし、沼津市、三島市もJAと協力しながらお茶を提供している。
 また、JAにも県民会議の中に入っていただいておりまして、茶産地でない所にどうやって協力していくかあわせて議論してもらっているところでございます。

○鈴木(利)委員
 ありがとうございます。
 この2月議会の要望で、そのようなJAから要望があったなと見たんですがどうでしょう、予算を減らしていっても茶葉の量はずっと保たれるのかどうか教えていただきたいなと思います。

○福永理事兼健康体育課長
 ここで明確にお約束するのは難しいですが、今回県民会議ではお茶に関して行っています。先ほど申しましたようにJAとかですね、JAの中央会、あとお茶の業界の方にも入ってもらっていろいろ議論しています。
 先ほど3番委員がおっしゃいましたように、もう既に藤枝市さんとかでも地元で協力していただいている所がございます。そういったモデルを参考にさせてもらいながら取り組みをやっていきたいなと考えていると同時に、あと各市町への予算化の働きかけも大事かなと思っています。ここ数年の中での大きな課題とは考えておりますので、議論していくことになると思います。

○鈴木(利)委員
 ありがとうございます。
 せっかく静岡県のお茶を将来にかけて愛飲していただく条例までつくったので、しっかりやっていただきたいです。いい条例でございますし、教育長の得意分野でございます。これからもずっとこのお茶を飲んでいただきまして、将来も静岡県が茶の王国であってほしいなと思っております。
 今本当にお茶が大変な時期でございますが、大変大変と言っていても前へ進みません。かつて牛肉、オレンジの自由化で全国で300万トンあったミカンの木をばっさばっさと切ってお茶を植えた。植えたお茶が今になってあふれてきている。ここを何とか我慢してもたせれば、今ミカン農家の人たちはすごく潤っておりますので、ぜひともお茶の愛飲条例をしっかりと守っていただきまして茶の王国静岡を守っていただきたいなと思っております。以上でございます。

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