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委員会会議録

質問文書

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平成27年6月定例会文教警察委員会 質疑・質問
質疑・質問者:中谷 多加二 議員
質疑・質問日:07/07/2015
会派名:自民改革会議


○中谷委員
 ちょっとしかないんで一括質問方式で。
 知事が、パスポートを高校生に持たせて、どんどん外へ出せ、海外へというようなことの発言を繰り返し言われています。確かにそれはそれでいいでしょうし、最近海外への留学生も減っているという状況の中で、それをプラスにさせるという要素になり得るのかなと、そういう意味では方法とするといいのかもしれません。しかし実際問題どうでしょうねという気持ちを持っています。平たく言うと、そんなことできるか。こういうことなんですが、やわらかく言うとどうでしょうかね。その辺で、それぞれの学校で対応を考えたりしているだろうと。あわせて県の教育委員会の指導もあると思いますが、お聞かせ願いたいと思います。

 それから、若干意見ですが、私は木苗さんという名字が気に入っていまして、なぜかというとお茶とワサビの研究者ですね。これは完全に一次産業のものになります。それで16代前のどなたかが、沼津市の千本松の松を植えたと、木で苗だと。一次産業というと、天竜の山の中に住んでいる私とすると他人には思えませんね。どこかに似たようなDNAがあると、このように思っています。それにかかわって、ちょっとこれも質問になる形ですが、先ほど総合教育会議の話が出ました。知事がいろいろと意見を言えるような立場になってきたということですが、「人づくり・学校づくり」実践委員会でいろいろ意見を伺って、それで総合教育会議に臨むと。ですから知事の影響力というのは、その委員会の意見を参考にすることによって、多少ブレーキがかかると知事は言っておられます。そこで教育長は知事との距離感といいますか、教育委員会の教育者という立場から知事という立場におられる方に対して、どのような感覚を持たれているかということ。端的に川勝知事のことを尊敬しているとか、好きですかとか、そういう観点でお答えを願いたいと思います。

○木苗教育長
 最初に、若い人が外へ出なくなってきたというのは、大学生もそうですし、実は教員もそうなんです。もっともっと海外へ出て、ほかの国を知って、そしてまた戻ってきて活躍するのがいいし、同じことを高校生とかも修学旅行もそうでしょうけれども、一度ほかの国を見て、そしてまた戻ってきて静岡県で頑張っていただくと。何かそういうのがいいのかなと思います。もちろん中には海外でそのまま頑張る人もいると思うんですけれども。そういうことで、高校生がパスポートを取得するのに幾らするのかなと思って、調べてみたら1万1000円かかるということです。そういうようなことを含めて、とにかく若い人を積極的に海外へというのは、静岡県もそうですけども文部科学省としても、「トビタテ!留学JAPAN」というのを昨年度からスタートしています。ことしは高校生を含めて1,000人が行くことになっています。それの静岡県版も何とかしたいなと思って、サポート体制を考えようというので、県民総サポーターという名前でいいのかどうかわかりませんけれども、皆さんの浄財をいただきながら、若い人にできるだけ海外を知ってもらって、静岡県でも活躍してほしいと思っています。

 それから、お茶とワサビについては、非常に関心があって、ワサビについては20年ぐらい、それからお茶についても十数年やっていますので、そういうのを一次産業化したいというので、フーズ・サイエンスヒルズのセンター長も5年以上勤めました。国の事業も含めて10年ぐらいやっています。静岡県の人たちがお茶を余り飲まないというんですが、飲む機会がないのかなという感じがします。僕も県庁に来て、こうやって見ると、余りお茶を飲んでいらっしゃらないという感じもしていました。お茶は健康にいいですよね。僕も全部実験していますので、糖尿病も含めて、がんの関係それから最近は認知症との関係が非常にはっきりしてきましたので、そのデータを今とっているところです。やはり学問的なバックグラウンドを持ってPRするのが、大事かなと思っています。
 それから、総合教育会議ですが、4月はちょっと出られませんでしたので、初めてこの前出ました。川勝知事がリーダーということでやられていらっしゃるんですが、私と川勝知事との関係はと言われると、六、七年前ですけれども、私が県立大学副学長、学長のときに川勝知事も静岡文化芸術大学で学長をされていた。私はそちらの参与をやっていましたので、しょっちゅう意見交換をしていました。
 現時点では、そういうようなことから、いつでもいろいろなことを意見交換できる状態になっていると思います。定期的にするかどうかではなくて、川勝知事からはいつでも来てくださいと。私も何かあれば伺うようにしていますし、個人的というよりも教育委員会として、知事にこういうことをお願いしたいとか、あるいは知事からこういうことはどうかということがあれば、いい意味で知事と意見交換できるような状況になっていると思っております。そういうことで、知事の意向もそうですし、皆さんの意向も含めて、いろいろな意見も組み入れながら前へ進んでいきたいと思っております。

○中谷委員
 ありがとうございました。
 木苗先生の前の安倍徹教育長とは随分スタンスが変わったと思います。
 もう前から教育委員会と知事の関係は、すっきりしたものになったほうがいいのではないかという感想は持っています。しかし遅過ぎるということはないので、ぜひ意思疎通をしっかりして、立場立場で言うべきことはしっかり言って、守るべきものは守っていただくというスタンスをとっていただきたいと、これはもう要望です。
 それと、1点報告ですが、今朝も議論があった福田の幼稚園の園舎の支払い遅延。これは私の孫が行っているところです。
 それと、この「ハラスメントを『しない』『されない』『させない』ために」を県議会議員全員に配っていただきたいという要望です。

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