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委員会会議録

質問文書

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平成30年6月定例会文化観光委員会 質疑・質問
質疑・質問者:山本 貴史 議員
質疑・質問日:07/03/2018
会派名:ふじのくに県民クラブ


○山本委員
 分割で質問させていただきたいと思います。
 2番委員からございました、説明資料22ページのラグビーワールドカップ2019の開催に向けた取り組みですけれども、まずもって開催地選出の県議といたしましては県の皆様方に日ごろから振興への全面的なバックアップと御協力をいただきまして、感謝申し上げたいと思います。私たちもこのラグビーに向けましていろいろな形で市民にもPRをさせていただいておりますけれども、残念ながら市民のラグビーに対する関心というものがいまいちなのかなと感じております。
 ボランティアのお話も出たんですけれども、やはり地域の中から一人でも多くかかわっていただきたいなという思いがございますし、私自身もレガシーとして地域に何を残せるのかなといろいろ考えたときに、やっぱり一番大事なのは海外から来られる皆さんや、日本から来られる皆さんとの人と人とのつながりかなと感じております。
 そうしたところにおいては、特に外国人の皆さんへのおもてなしというのも出てくるわけですが、ボランティアをされる方々や地域の中からいろんな団体に属していろんなことをしていこうと取り組まれている方々は多いんですけど、1つ壁になるのが言葉の壁かなと感じております。英語がある程度しゃべれれば一番いいんですけれどもボランティアに登録してくださる皆さん方の中でも全てが英語をしゃべれるとか語学に堪能という方ばかりではないと思うんです。
 そういう中で、私もいろんなところを見させていただいていますけども、東京オリンピックに向けては先日のニュースでも見ましたし、東京ビックサイトでの展示会の様子を見させていただきますと、レンタルなのかリースなのか買えるのかちょっとわかりませんけど今は小型の翻訳機みたいなものがかなり安い料金でありまして、実際に使ってみるとわかるんですがかなりの言葉までやりとりができるような翻訳機が出てます。こうしたものを東京オリンピックではうまく活用していくような報道も見受けたんですけれども、ラグビーワールドカップでもやはり地域の中でそうしたものをうまく活用していただければ、より外国から来てくだされた方々とのコミュニケーションもそうですしボランティアの方々の心理的な負担も随分軽減するのではないかなと思っております。さすがに全ての皆さんにというわけにはいかないと思いますので、要所要所の部分でそうした導入を検討されてはどうかなと思っております。

 もう1つは、今回のサッカーワールドカップで日本サポーターの行動が世界的な称賛を集めた中で、会場のゴミを拾うという行為が話題になったわけなんですが、我々のラグビーワールドカップにおいてもこれは1つの日本の文化という部分と海外から来られる方々へのPR、または世界に対する発信という意味でも、こうした無形のレガシーをつないでいくべきかなと感じております。
 例えば、愛野駅からエコパに行く中でこうしたものを県とか行政がやりましょうというのはなかなか難しいと思いますので、せめて日本代表のイメージカラーのゴミ袋を用意して、それをサポーターの皆さんにゴミを拾ってくださる方はお持ちくださいと配付していきながら、試合後にサポーターの皆さんとできれば海外の皆さんでそういったゴミ拾いに協力することで、静岡県のエコパスタジアムではこういう取り組みをやっていると。さすが日本人だと言ってもらえるような仕掛けづくりをある程度していくべきかなと感じております。
 以上につきまして、御意見がございましたらお願いしたいと思います。

○高倉ラグビーワールドカップ2019推進課長
 私も同じように、サッカーワールドカップの映像を見ながら、またサポーターの行動を見ながら学ぶべきところが多いなと感じております。
 先ほど御説明させていただきましたボランティアの皆さんが、外国人の皆さんあるいは国内外からいらっしゃる来訪者の皆さんをおもてなしする主役になっていくと思います。
 いわゆる、外国語に関しましてはやはり個人個人に能力の差がありますので全てというわけにはいきませんし、またボランティアの皆さんの採用についてもあえて語学能力の有無を採用基準にはしておりません。しかし国際ボランティア協会さんにも語学が堪能な方の皆さんにぜひ協力をということで大勢募集をいただく予定になっておりますので、語学が必要な案内ブース等の箇所にはそういった方々を配置しながら、遺漏のないような対応部をつくりたいなと思っております。

 またいずれにしても、静岡県内で私たちが積極的におもてなしをできる部分というのは先ほど説明させていただいた静岡市及び浜松市のファンゾーン、それから愛野駅からスタジアムまでの動線ですね。こちらについてはやはり我々が積極的に具体的にどういったおもてなしをしたらいいかということを考え得る、またアイデアを出し得る箇所というふうに思っております。
 実は、先月中旬にラグビーワールドカップ開催推進委員会の中におもてなしの専門委員会が発足しまして、第2回目の検討会議を開催しました。
 それこそ愛野地区の地元住民の方であったり、袋井の観光協会の方であったり、地元で迎え撃つ皆さんといろいろな意見を交わさせていただきました。
 10番委員から御提案があったようなことも踏まえまして、また皆さんと情報を共有しながら静岡らしいもてなしというものはどういうものかというものをまた改めて考えて対応していきたいというふうに思います。

○山本委員
 ありがとうございました。
 大変心強い答弁をいただきまして地元としても一生懸命頑張らせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
 ほかも質問が幾つかあるんですけど、私も本日は徹夜明けで頭がぼうっとしておりますのでまたの機会にさせていただきまして、ぜひとも成功に向けまして最後まで頑張っていただけますようお願いを申し上げて質問を終わらせていただきたいと思います。

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