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委員会会議録

質問文書

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平成26年決算特別委員会産業分科会 質疑・質問
質疑・質問者:渡瀬 典幸 議員
質疑・質問日:11/07/2014
会派名:自民改革会議


○渡瀬委員
 一括質問方式で1問質問します。どうぞよろしくお願いいたします。
 工業用水道ですと、決算書の27ページから記載されている平成25年度収益費用明細書についての30ページ、また水道ですと決算書78ページの企業債利息の件でお伺いします。
 工水ですと企業債の利息だけで3億1900万円余、水道ですと5億2600万円余ということで、大きな利息を払っているなと感じています。工水なら決算書34ページから始まる平成25年度企業債明細書の中に、それぞれ借り入れ先と利率が載っております。見ていきますとやはり当時のバブルもあるかと思うんですけども、5.65%ですとか大変高い利息があります。
 ただ、近年の利息を見ますと1.2%ですとか0.2%ですとかと安いわけでございます。単純に、やはり企業債の借りかえですとか繰り上げ償還みたいなことができるのではないのか。これは、国の機関からの借り入れだと思うのですけれども、どういった理由でできないのか、またできるようにしていくような努力をされておるのか、その辺を教えていただきたいと思います。
 一般の方から見れば、やはり利息の高いところから返していくというのが通常だと思うものですから、そういったことができないのかなと思いまして質問させていただきます。

○竹内経営課長
 企業債の利息でございますけれども、今、御指摘のあったとおり、高いもので5.65%ということで、今の金利に比べますと非常に高いということでございます。これは、そのままユーザーの料金にはね返っていくお金ですので、我々としても下げる努力をしたいと思っております。
 借りております先は、国の財政融資資金、それから地方公共団体金融機構という団体がございまして、これは県、あるいは地方公営企業とか、そういったところにお金を貸し出すところですけれども、そういった公的機関や国から借りております。
 繰り上げ償還、あるいは借りかえということでございますけれども、過去に2回国が制度をつくりました。7%とか6%とか利息の高いものにつきまして一括繰り上げ償還をする場合には、通常は今後の利息部分を補償金として納めるという制度になっておりますが、過去2回国が制度をつくったときにはその補償金を免除して一括して返して、それ以降もうお金はかからないという非常によい制度だったんですけれども、残念ながら現在ではその制度はございません。
 我々としましては、その制度があれば資金の許す範囲でなるべく繰り上げ償還、あるいは借りかえをしまして安い金利にしていきたいと考えております。現在、そういった制度がないということで、国に対しては静岡県として提案し、それから地方公営企業連絡協議会といいまして、全国にあります公益企業の協議会とも通じまして国に要望活動をしております。公的資金の補償金免除の繰り上げ償還の制度の復活であるとか、要件を緩和してもらいたい、それから借換債の発行を可能にしてもらいたいと要望しているところでございます。

○篠原企業局長
 今、竹内経営課長が答弁しましたけれども、ことしから地方公営企業連絡協議会という団体の会長を私が務めておりまして、国への要望として借入金の繰り上げ償還を重要な要望項目として挙げまして、来週、国へ私が直接行って関係先に要請してくる予定です。

○渡瀬委員
 ありがとうございました。
 やはり私は普通に考えると、例えば民間の銀行から借りて返せれば一番いいのかなと思ってたんです。やはりそういった制度がないということでございまして、篠原企業局長が来週要望に行くということでございますけれども、ぜひとも強い気持ちで意見を通していただきたいです。この利息は本当にもったいないことですので、おわかりだと思いますけれども、ぜひとも引き続き強い要望をしていただきまして、何とか一括償還なり繰り上げ償還ができますようにお願いしたいと思います。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp