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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成26年決算特別委員会建設分科会 質疑・質問
質疑・質問者:柏木 健 議員
質疑・質問日:11/06/2014
会派名:無所属


○柏木委員
 では、分割質問方式で質問させていただきます。
 まず、昨年度は道路橋梁の点検がどのようにされたのか。それは当然老朽化の点検だと思うのですがどういう結果が出ているのかお伺いします。

○原道路整備課長
 道路橋梁の点検についてでございますけれど、従前より点検を実施しております。5年に1回点検するような計画で行っておりまして、昨年度は2順目の点検が終わっております。

○柏木委員
 その中で老朽化の問題がある道路橋梁というものがどれぐらいあったのでしょうか。

○原道路整備課長
 老朽化対策とあわせて、耐震対策を主に進めております。
 平成7年の阪神・淡路大震災を教訓としまして、昭和55年よりも古い基準でつくられている緊急輸送路にある247橋及び阪神・淡路大震災よりも前の基準である平成8年の耐震基準でつくられている橋梁で、鉄道や緊急輸送路をまたぐ重要な橋梁を抽出した46橋の計293橋等の耐震化対策を優先的に進めております。また老朽化対策につきましては、平成28年度完了を目途に進めております。以上でございます。

○柏木委員
 次に耐震化の話をしようかと思ったんですけれど、今耐震化の話が出ました。橋梁の耐震化というのは非常に重要なことだと思います。地震で橋が落ちてしまうと大変なことになりますので、なるべく早く進めていっていただきたいと思います。

 次ですが、私は交通基盤部の幹部職員は現地にしっかり行って、いろんなものを見てくるべきだと思っています。今はインターネットがすごく発達していますので、インターネットで見れば何でもわかるというふうに思うかもしれないですけれど、現地に行ってみないとわからないものはあると思うんですよ。そういう意味では、経済産業部もそうだと思うんですけれども、交通基盤部も現地に行って見てこないとわからないものがたくさんあると思うんですね。
 例えば、まちづくりなどもそうですし、あと、漁港で食の提供をしているところもあります。現地に行って成功している例を見ることをやるべきだし、農山村の農地整備などもそうですよね。いろんなところに行ってきて、それをヒントにいろんなことをやるべきじゃないかなと思うんです。
 なぜなら例えば道路をつくってしまって、この道路は100メートル向こうにつくればよかったなと思ってもこれを直すのは大変ですよね。つくる前にいろんな情報を集めて、皆さんで判断するためには現地に赴くことが必要だと思います。そういう意味で昨年度予算の執行の中で、皆さんが現地視察に行ったものがあると思いますが、そのあたりはどうでしょうか。

○村松交通基盤部理事(土木技術・交通ネットワーク担当)
 委員御指摘のとおり、施設を整備する前に現場に行っていろんなものを見たり、それから計画する前にいろんなことを調査するということは非常に重要だと考えております。昨年度事業の中でどれぐらいの人数がどのように視察に行ったかという数字は把握していませんが、例えば震災後東北地方に職員を派遣しています。また、班をつくりまして幹部も含めて現場に行き、防災の先進地の状況を見るということもございます。
 委員のおっしゃったとおり、現場についてはなるべく足を運んでいきたいと考えています。以上でございます。

○柏木委員
 世論として公務員がいろんなところに出張するということをなかなか許さないような世の中になってきている部分もありますが、それはまた本末転倒な部分があって、特に交通基盤部の仕事は現場を見ないとなかなか難しいと思うんですね。
 我々議員は、批判をするべきものは当然批判をしますけれども、ただ、そういうところに行くことについては必要だったらそれを応援するというのも我々議員ではないかと思います。経済産業部もそうですが、交通基盤部の職員も現地に行くべきだと思います。
 この前も我々建設委員会の委員が北海道に視察に行きました。私はその視察先の小樽市で文字の表記がどうなっているかということを聞いたんです。これからは観光の時代だと思いますが、日本語だけで表記されていると、海外のお客さんが来たときに非常に読みにくいですよね。そこにローマ字が加わって、中国語が加わって、韓国語が加わると向こうのお客さんにとってわかりやすいと思うんですね。函館市でも物すごくいろんな文字で表記するようにしているんですね。

○仁科委員長
 6番委員に申し上げます。
 所管事務のことでなくて、昨年度の予算執行に対する質問をしてください。

○柏木委員
 そうです。これは要望なんで。

○仁科委員長
 今年度の視察の云々は必要ありますか。

○柏木委員
 文字の表記がそうなっているんですね。皆さんが現場に行って物事を見るというのは、本当に必要だと思うんです。今、委員長に切られちゃいましたけれども、私はそう思うんですね。そういう意味で昨年度の実績を聞きましたが、これ以降の話は今後の常任委員会で話しますが、ぜひそういうことをしていただきたいと思います。これは要望です。

 次に、収用委員会の話をお伺いしたいと思います。
 漠然たる疑問ですけれども、収用委員会は年に何回ぐらい開かれているんですか。まず実績を教えてください。

○興津審理調整課長
 収用委員会は、昨年度の会議は15回。それ以外に審理という準司法的な会議を行いますけれどもそれが1回、それ以外の調査が1回、中部6県収用委員会連絡会議への参加が1回あり、合わせて18回となります。

○柏木委員
 収用委員会の仕組みとしては、委員全員が来るということなんですか。

○興津審理調整課長
 収用委員会の会議には、委員7人全員が出席いたします。審理につきましては、本県の収用委員会では、指名委員制度をとっておりますので、指名された委員により審理を行います。協議会については全員参加しております。以上でございます。

○柏木委員
 いつも常任委員会で言っているとおり、皆さんは事務的なことでは非常にすぐれているんで、多分問題なく進んでいると思うんですね。
 委員長、ちょっとだけ要望させてください。
 東京都の舛添知事が、民間の力を入れないとオリンピックがうまくいかないんじゃないかという話もしていましたので、ぜひそういうものをこれから入れていっていただきたいと思います。それによって、例えばまちづくりにしても、いろんなまちができていくと思うんですね。どこに行っても同じようなまちというのではなくて、皆さんがいろんなところに行って、いろんな知恵を集約することによって、まちづくりも変わっていくと思いますし、この静岡県も変わっていくと思うんです。ぜひこれからそういうふうにしていただきたいと思います。以上です。

○仁科委員長
 要望が2つありましたが、意見はありますか。

○柏木委員
 1件あります。橋梁の耐震化に関して、早くそれを進めていただきたいという意見を述べました。それだけよろしくお願いします。

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