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委員会会議録
質問文書
令和３年９月定例会建設委員会 質疑・質問
 | 質疑・質問者： | 竹内 良訓 議員 |
| 質疑・質問日： | 10/01/2021 |
| 会派名： | 自民改革会議 |
○竹内委員
一問一答方式で１問お願いします。
議案第114号に関連して、馬込川の河口部における津波対策の進捗状況についてお尋ねしたいと思っています。
浜松市沿岸域の津波対策として、今年の３月末に河口付近の津波対策――水門整備の工事がスタートしたと承知しています。水門本体工に関する土木工事の請負契約に伴う議案を本定例会に上程しているようですが、この水門本体工事の発注前の事務手続についてお伺いするのと同時に、今後の水門本体工事を含む津波対策全体のスケジュール、いつ頃までに完成するのか。
また、先ほど遠州灘篠原地区の亀の話をしましたけれども、この地域はシラスウナギの漁業が盛んに行われていますので、その影響等々も併せてお尋ねしたいと思っています。
○八木河川海岸整備課長
馬込川河口部における津波対策についてお答えいたします。
まず、水門本体工の発注までの事務手続について、馬込川水門本体工の入札ですが、工事費が10億円以上の大規模な土木工事となりますことから２者の特定建設工事共同企業体を入札参加者の資格として設定いたしました。
入札価格と当該工事内容を実現する上で有効な入札参加者からの技術提案を評価する総合評価落札方式により実施いたしました。技術提案の評価項目としては、コンクリートの品質向上や自然環境への配慮など４項目を設定しております。
入札の結果６者の応札がございまして、技術提案の内容、あるいは入札価格などを総合的に評価して三井住友・須山特定建設工事共同企業体に決定したところでございます。
次に、水門本体工を含む津波対策全体のスケジュールにつきましては、水門本体工の工期は令和３年度から７年度までの５年間としておりまして、現在仮契約をし本議会の議決後に本契約予定となっております。仮締切り工事の完了後、速やかに現場に着手する予定でございます。
さらに、馬込川河口部における津波対策といたしましては、水門本体工に続きまして来年度以降に水門扉体工――ゲートの製作、据付けになりますが水門扉体工、電気機械系の設備工事及び水門と防潮堤を接続する堤防工事などを別途発注予定です。これら別途工事を含めまして令和９年度までの完了を目標としておりますが、地元からの強い要望もございますことから、できる限り津波対策としての早期の効果発現に向けて検討してまいります。
最後に、シラスウナギ漁に対する配慮ですけれども、シラスウナギの漁業協同組合と漁期に濁水を出さないように調整した上で工事を進めております。
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