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委員会会議録

質問文書

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平成29年決算特別委員会企画文化観光分科会 質疑・質問
質疑・質問者:多家 一彦 議員
質疑・質問日:10/31/2017
会派名:自民改革会議


○多家委員
 9番委員が今質問したことに重ねて、オリンピックとラグビーについて質問します。
 オリンピック・パラリンピック推進課が進めている機運醸成の取り組みについてお尋ねいたしますが、一昨日に東京都を中心にオリンピック1000日前イベントが行われました。静岡県どうやられたかについてはいずれにいたしましても、平成28年度主要な施策の成果及び予算の執行実績についての説明書100ページに大会認知度の拡大と自転車競技等の普及の一覧が出ておりますが、機運醸成の取り組みの中に伊豆市、日本サイクルスポーツセンター等と連携し下記の事業を実施したとあります。ここで報告し切れない機運醸成事業をやられているのでしょうか。例えば小山町のあざみラインでFUJI−ZONCOLANロードレースとか、清水町では10月29日に町内1周のサイクルスポーツ競技とか新たにサイクルロードを新設、計画するとか、サイクルステーションが設置されるといった報告に入っていないものがたくさんある気がしますが、あったら教えてください。

○山本オリンピック・パラリンピック推進課長
 オリンピック・パラリンピックに関する機運醸成でございます。
 説明書100ページ、101ページの大会認知度拡大、自転車競技等の普及ということで、まずオリンピックそのものが開催されることをいろんな県内外のサイクリングイベントに出かけていってPRしました。それと同時に機運醸成は自転車競技に関心を持ってもらうことが一番大事でございますので、県内外のいろんな機会を利用して競技体験会を実施して、県民の皆様に自転車競技を知ってもらいました。またそれ以外に2番委員から御説明がございましたが、昨年度にスポーツ交流課で取り組んだFUJI−ZONCOLANほかいろんなサイクルイベントとあわせて、基本的にサイクルスポーツ全体をPRしていくということでございます。

○多家委員
 大会認知度の拡大の中で、1番に大会エンブレムを活用したポスター、チラシ等を各市町等の体育施設を中心に広報とあります。私は非常に歯がゆい残念な思いをしているのですが、オリンピック・パラリンピックのポスターが静岡県庁に何枚貼られているのか、見た人があるかどうかわかりませんけれどもお答え願いたいと思います。

○山本オリンピック・パラリンピック推進課長
 枚数ははっきりと何枚か確認できていませんけれども、東京都、大会組織委員会からエンブレムつきのポスターを伊豆市、県内市町にそれぞれ1枚ずつ行き渡る形で県庁にいただき、県庁におきましても当課を含めて数枚だと思いますけれども、一応貼っております。

○多家委員
 大会組織委員会、東京都からもらった枚数の問題もあると思いますが、非常に少ない枚数だと思います。35市町の中で、自分の市町のどこにポスターが張ってあるか気がつく人がいるかと言ったらいないと思いますし、体育施設を中心と言っていますが恐らく相当少ない量しかきていない。もしくは東京都知事がある人にかわったら、物品が全く各市町に出なくなったという話も聞いていますし、現実にマスコミの活字にもなっているわけですが、そういうことを考えたときに例えば北海道、宮城県、神奈川県、千葉県、静岡県、埼玉県のいわゆるオリンピックを東京都以外で開催される地域は、少なくともオリンピック・パラリンピックのポスターが全国47都道府県のうちのわずか1道5県、もしくは東京都を含めても1都1道5県ですから、過分に配慮していただけるような運動をしなければいけないと思っていますけれども、そんな思いがあるかどうかお尋ねします。

○山本オリンピック・パラリンピック推進課長
 静岡県は、東京都以外のほかの会場と同じく、また静岡県内ですと伊豆市と同様に競技会場が所在する関係自治体ということで、大会組織委員会がつくるポスター、東京都がつくるポスターとは別に大会エンブレム等を活用して広く広報することができますので、今年度から来年度にかけまして大会エンブレムを使ったポスターも含めたいろんな広報ツールを作成してPRに努めていく予定でございます。

○多家委員
 東京オリンピック・パラリンピックのスポンサー企業は、商品パッケージ等にエンブレムを小さく入れることができます。だから薬を買ったりコーラを買ったりいろんなものを買うと必然的に広報ができるわけです。ポスターは現実に静岡県がないといって騒いでいるのではなくて、少なくとも47都道府県全部がないと言っていると思いますし、オリンピック種目が開催される1道5県もないと言っているわけですから、早急に大会組織委員会のしかるべきところに請求してよかれと思いますのでぜひ努力してほしいと思います。

 重ねて、オリンピックのピンバッジはどの程度静岡県に配布されているのかお尋ねします。

○山本オリンピック・パラリンピック推進課長
 組織委員会、東京都からピンバッジをまとめていただいております。今手元に何千、何百あるか個数は把握してございませんけれども、オリンピック・パラリンピックにはいろんな自治体等が関与してございますので、折に触れて職員も含めてピンバッジが行き渡る形で配布してございます。

○多家委員
 静岡県全体でも3,000個ですから、行き渡る個数はきていないわけですよね。静岡県がとめているわけじゃなくて、東京都、組織委員会からきていないわけですから、そんなことでは機運醸成がなかなか盛り上がらないと思います。静岡県の責任じゃなくて組織委員会、もしくは東京都の責任ですので、どしどし注文しなければいけないと思います。

 それから、先ほど事前合宿を誘致した話がありましたけれども、既に市町で誘致の覚書を締結されていると新聞で見ましたが、状況をもう1回確認します。

○山本オリンピック・パラリンピック推進課長
 新聞とかでも出ておりますが、平成28年度末で説明書102ページのとおり5市6件で覚書を締結しています。それからふえておりまして、10月末現在で一応8市9件の覚書を締結しているものと承知しております。

○多家委員
 5市6件が8市9件になった。当然決算ですから努力されている経過があってしかるべきだと思いますが、もとの話に戻ると、せっかくそれだけの皆さんが交流しようと事前合宿を誘致しようと努力したにもかかわらず、ピンバッジもなければエンブレムポスターもないのは余りにも誘致したほうが情けない感じになりますが、そんなことを議論してもどうにもなりませんので頑張ってやってほしいなと思います。

 それから、事前合宿を誘致するために海外現地連絡員を昨年度に設置いたしました。海外現地連絡員が現実に誘致に成功しているか、もしくはどんなところと交渉が進んでいるのかわかれば教えてください。

○山本オリンピック・パラリンピック推進課長
 海外現地連絡員についてでございます。
 説明書の103ページにありますけれども、昨年度は欧州とオセアニアに設置し活動しました。
 欧州につきましては、一昨年度にリオデジャネイロオリンピック等がございましたので、1つのキャンプ誘致のセールス機会としてその他海外のいろんな競技団体との県の窓口としてアポとり等の手配をしていただきました。特に欧州の海外現地連絡につきましては、年度が変わって今年度に入りますけれども、例えばスペインの卓球では湖西市が覚書を締結したり富士宮市がスペインの空手といったように、積極的に向こうの競技団体と市町をつなぐ窓口として非常に活躍していただいています。
 もう1つのオセアニアにつきましても、現在はっきりとオセアニアに決まっているわけではございませんけれども、オセアニアで卓球とかいろんな競技団体と接触していただいていく中で、誘致を希望する県内自治体に情報提供をしておりますので、まさにこれからマッチングが期待できると考えてございます。

○多家委員
 何十種目か知りませんけれども、200を超える国と地方と交渉しながらオリンピックを進めるわけですから、本当に静岡県が満艦飾になるように期待してやみません。

 それから、6月17日にエコパスタジアムでラグビー日本代表戦が行われまして、9月議会の当委員会でも言いましたけれども大成功だったと思っています。2016年に伊豆ベロドロームで開かれたアジア自転車競技選手権大会の観客動員について非常に御苦労をなさって満員にした経過があるわけですが、6月17日のラグビー日本代表戦で発表された2万7381人を集めるに当たって、もう1度取り組みをしっかり精査して本番に備えなければいけないと思っておりますけれども、どんな考え方を持って進めるのか。
 また、11月2日には組み合わせがおおむね決まるとニュースで聞いておりますので、わかる範囲で教えてください。

○高倉ラグビーワールドカップ推進課長
 先ほどと同じような話になってしまうかもしれませんが、今回のテストマッチは非常に貴重な体験をさせてもらったと思います。
 運営面では、2万7000人のお客さんでありましたけれども、やはり周知の面ではまだまだ不足と私ども事務サイドとしても実感しているので、これから2019年までしっかりやらなければいけないという認識を持っています。
 あと、ハード的な開催準備については昨年度にゴールポストや人工芝など必要なものを整備させていただき着実に進んでいくと思いますが、先ほども申し上げましたが輸送対策はまだ実際にマッチが見えてこないとわからない部分があり、万全を期したいと思っております。
 それから、ボランティアをこれから募集する手はずを整えていきませんといけませんので、重ね合わせながら大会準備を進めていきたいと思います。
 今、2番委員からお話があったとおり、11月2日に大会の詳細スケジュールが発表されることになっております。具体的にエコパスタジアムに来場される国の顔が見えてきますので、国際交流も視野に入れながら取り組みを進めたいと思っています。

○多家委員
 キックオフは味の素スタジアム、ファイナルが横浜スタジアムと決まっているわけですが、いわゆる決勝トーナメントにエコパスタジアムが入るか入らないかになると思いますので、しっかりと頑張ってやってもらいたいと思って質問を終わります。

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