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委員会会議録

質問文書

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平成29年12月危機管理くらし環境委員会 質疑・質問
質疑・質問者:河原崎 聖 議員
質疑・質問日:12/15/2017
会派名:自民改革会議


○河原崎委員
 一括質問方式で2つお願いいたします。
 1点目は、説明資料14ページの耐震改修促進計画の関係ですが、順調に進んできているというお話だったかなと思うんですけれども、平成32年度に耐震化率95%まで持っていきたいという中で、今年度で終わる補助制度があるということだったかと思います。
 この間、大工さんの組合の会合に行って言われたんですが、今駆け込み需要で大分にぎわっているんだけれども、来年度以降しぼんじゃうんじゃないかとの話がありました。本来の目的は当然耐震改修を進めることですが、それと同時に経済政策的な効果もありまして、人口が減っていく中で新築の住宅が減る状況でも、こういった耐震改修で生活をしているというと言い過ぎかもしれませんが、そういった建築関係の方もいらっしゃるような現状でございます。
 そんな中で、今回の補助制度を一旦終わりにして、来年度以降も平成32年度の95%を目指してそのまま何もなしでいくのか、それとも何かほかの方法を考えて95%を目指していくのか。来年度以降の方向性について、今お話しいただけるものがあればお願いしたいと思います。

 それから2点目は、今回多くの方に取り上げていただきましたリニアの関係ですけれども、新聞等の報道では静岡県にはメリットがないとかその辺の話がよく出てきます。確かにそれはそのとおりですけれども、初めからわかっていることではあるもんですから、今さらメリット云々の話をされても、じゃあメリットがあればやるのか、無条件で認めちゃうのかというような、逆にそういう印象を持つ方もいらっしゃる状況です。
 我々のような大井川の流域に住んでいる人間からすれば、水そのものは何とかなるかもしれません。しかしながら特に西のほうは工業用水、農業用水等でもっていっている人たちの生活が本当に困ってしまうという中で、ずっと私も取り上げさせていただいてきているわけです。
 水の量そのものは、川根本町でも島田市でも何とかなるかもしれないんですが、重金属が入ってきたらまた別の問題はありますけれども、そういうことですから今の話がどこを向いて、どういう展望を持って県がJRと話をされているのか見えにくくなっているなというのが、一般的に受けとめられている印象かなと思います。
 なぜ、県にこういった形でお願いをしているかといいますと、大井川の水で生きている人間と静岡市は水源が別ですから、奥の井川のほうは多少あるかもしれませんが、川根本町、島田市その他の利水の関係はまた別なもんですから、どうしてもやはり県にお願いをして交渉をしていただくことになりますので、今後の展開については当然県と静岡市が今まで以上に連絡を密にとっていただいて、話を進めていただく必要もあるかなと思っています。
 そのことも含めて、今後の展望等につきましてお話しいただけることがあればお願いしたいと思います。

○長田建築安全推進課長
 1番委員からお話がありました、今年度で補助制度が終わるという御指摘ですが、平成28年度、平成29年度に補助金の拡充をしております部分のことを指しておられるということで、御答弁させていただきます。
 まず、拡充制度の部分について少しお話をさせていただきます。
 平成25年度から27年度にかけて減少してきた耐震補強の戸数が、制度拡充の効果もあり平成28年度に下げどまったところでございます。耐震補強助成戸数の4月から10月までの累計の前年度比では、平成28年度の累計が575戸に対して平成29年度は977戸で、くらし・環境部長からも説明がありましたとおり約1.7倍となっております。同様に補強計画の件数を平成29年度の10月までの累計で比較しますと約1.2倍程度に増加しております。
 今後、これらの方々を耐震補強工事にスムーズに誘導することが耐震化率を向上させることにつながりますので、これが重要だと考えておりまして、現在平成27年度末で22万戸と推定される耐震化を要する世帯の家族構成ですとか年齢層の分析を行いながら、プロジェクト「TOUKAI−0」をより効果的に進めるための方策を検討しております。
 その中で、今年度までの制度拡充の効果として耐震診断を行った方々、補強計画を策定された方々をスムーズに耐震補強工事に導くための方策を広く検討しているところでございますけれども、制度拡充についても継続の必要性を含めて検討しているところでございます。

○織部環境局長
 リニア関係でございますけれども、今まで県としてはこういう形でいろいろとJR東海に意見を述べてまいりましたけれども、なかなかいい回答が出てきていないところで、10月のタイミングでの知事の発言になったところでございます。
 県といたしましても、狭い範囲で捉えることなく、実際トンネル工事が行われる場所を含めまして、県民全体にどういうメリットがあるのか、それに対して環境面に特に影響がない形に持っていけるように、これから引き続きJRに要望していきますけれども、まずそのためにはJR側に同じ認識を持っていただくことが重要になってくると思いますので、環境面に影響を及ぼさない形でJR東海に認識を持っていただけるように、引き続き意見を言っていきたいと考えております。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

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