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委員会会議録

質問文書

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平成28年決算特別委員会産業分科会 質疑・質問
質疑・質問者:三ッ谷 金秋 議員
質疑・質問日:10/25/2016
会派名:ふじのくに県民クラブ


○三ッ谷委員
 一問一答方式でお願いします。
 初めに、平成27年度主要な施策の成果及び予算の執行実績についての説明書163ページ、住宅用太陽光発電補助金返還の増についてです。
 知事が旗を振ってきたもんですから、県内の太陽光発電が急激に伸びたことはよくわかっていますが、このように大幅に返還がふえた理由についてまずお知らせください。

○黒田エネルギー政策課長
 平成27年度の太陽光発電補助金返還分47万6705円についてです。
 平成27年度は3件の返還が生じております。そのうち2件は住宅用太陽光発電設備の補助金。設備を設置した住宅を事情によりその住宅ごと売却したことで、その設備の残存耐用年数に応じて返還してもらったのが2件ございます。もう1件が事業用の太陽光発電設備。これは平成24年度までは補助金として出しておりまして、そのときの補助金でつくった設備を売却したことで返還が生じたものでございます。
 売却等につきましては、発電そのものをやめるというよりも事情があって住宅を売却せざるを得なかったところもございますので、3件という件数はやむを得ないものと認識しております。

○三ッ谷委員
 深く話をする気はありませんが、住宅につけた太陽光発電でたまたまその人の御都合で今のお話のようなことになったと。自分の住宅を手放さないといけない苦しい時に補助金を返還しないといけない対応は、これからやっぱり考えないといけない気がします。ぜひこれはまた部内でよく練り上げてもらって、余りこういうことがないようにお願いできたらと思います。

 それから説明書41ページ、職業能力開発につきまして伺います。
 委員会で清水技術専門校を視察させていただきました。周りに某大学の新しい校舎がきれいに建ってどこの迷路に入っていくのかなと思う場所にありまして、もう少し道路環境も含めて考えたほうがいいかなという気持ちで見せていただきました。
 現場には、以前に部付主幹をやっていて私と面識のある職員がたくさんいた。いろいろと案内してもらって話している中、特に思ったのは学校の教材である機械類が余りにも古かったこと。
 私の地元の県西部には、いろんな工業製品を製造するメーカーがたくさんありますが結構機械を捨てるんですよ。どんどん更新していくと言ったほうがいいのかな。
 次世代を担っていただく青少年の職業開発をするこの学校で、使っている機械は余りにも古いんですよ。実業界にはそんな古い機械を使っているところはどこにもないって先生がはっきり言うんですよ。
 だから買えっていう意味じゃないんですよ。いつでも静岡県は引き取りますよと業界に話して引き取ったほうが、まだ学校の機械よりも新しいんですから。
 清水技術専門校を見せていただきましたからその事例を出しますけれども、県内の学校を含めて今どんなふうに考えておりますか。

○前嶋職業能力開発課長
 技術専門校の設備につきましては、確かに8番委員に見ていただいたとおり耐用年数が大分過ぎても丁寧に使って長く使える形で対応してきております。
 更新につきましては、沼津技術専門校と浜松技術専門校とともに年次計画をつくりまして、少しずつではございますが現場の要望をもとに更新しております。
 今、8番委員からお話がございましたように、民間企業では学校が使っているものより新しいのに更新してしまう場合がございますので、企業とお話させていただきながら、使えるものは導入させていただく方向で検討していきたいと考えております。

○三ッ谷委員
 そういう学校の環境にありながら、たしか配電か何かの技術だと思うんですが、全国技能大会で銀賞、あるいは銅賞を受賞したとのお話が先般も本会議でありました。大変厳しい予算なことはわかっていますけれども、子供たちが頑張っているんだから、今後の12月議会に向けて調整してもらって、1つでも子供たちの理想にかなう学校にしていただければと思います。

 それから、牛乳の話をいろいろ調べてきたんですが5番委員がもうお話ししましたので、そのかわりに魅力ある個店づくりの推進について意見を述べます。
 平成27年度も説明書82、83ページのとおり、商業活性化、あるいは商店街の活性化という位置づけでいろんな事業をしていただいています。魅力ある個店づくりでは、平成27年4月にあざれあに35名が集まってくれたよと。平成28年3月の5周年記念には県庁に69名が来てくれたよと報告があります。
 私は商工会在籍が長いですから、個店づくりは大事なことだと思います。ただ違うのは田舎と都市部の差をどうするかということなんですよ。例えば静岡市のような商店街が並んでいる中の個店化か、あるいは田舎のようにぽつんぽつんとしか商店がないところの個店化といっても、なかなか響きが合わないと思うんですよね。
 その反面、飲食店はこういう個店化をやるとお客さんが来るんですよ。例えば静岡新聞が食の情報誌を1カ月に1回ずつ新聞に入れていますけれど、そのおかげでお客さんはあっという間にふえる。あるいは民放でお店を取り上げてくれたりすると、あしたから行列ができるぐらいお客さんが来るようになる現状を見ていますから、小冊子を出したりいろいろやっていますけれども、ニーズに合うことをこれからも取り組んでいただければと思います。
 魅力ある個店づくりは大変いいことだし、いい結果を見ていますから、ぜひ今後ともお願いしたい。まして都会と田舎の差をどうやって埋めていくのかも、同じお金を使うわけですからあわせて御検討いただければと思います。ぜひこういうことを進めて、夢のある静岡県商店街がまた繁栄できるようにお願いして質問を終わります。

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