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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


令和3年4月臨時会文化観光委員会 質疑・質問
質疑・質問者:市川 秀之 議員
質疑・質問日:04/16/2021
会派名:自民改革会議


○市川委員
 分割質問方式にて質問させていただきたいと思います。
 本会議でも公明党静岡県議団から質問がたくさんございましたので、要点を絞って伺いたいと思いますが、まず1点目に事業の実施時期について伺いたいと思います。
 現在、変異株の拡大で第4波の到来が現実のものとなりつつあります。それは想定を超える速さで波及しており、このままでは新規感染者数の増加が全国に波及するおそれがあると専門家の方々が試算しております。こうした報道やこれまでの第3波までの経緯を受けて、この時期の事業実施に不安や疑問を抱く県民も多いかと思いますが、このような県民の疑問にどう答えるのか。そして実施時期を5月末としている理由についてお伺いたいと思います。さらに5月末までに予算を消化しきれなかった場合の対応も伺いたいと思います。

○山田観光振興課長
 まず事業実施時期の判断ですけれども、5番委員御指摘のとおり新型コロナウイルス感染症拡大の局面ですので、感染状況や医療提供体制の状況等を見極めながら開始時期については慎重に判断していきたいと考えています。
 現状のところ県内の感染状況はまだ落ち着いていますので、実施期間については4月28日まで行っている「バイ・シズオカ〜今こそ!しずおか!!元気旅!!!〜」の後、継続して4月29日から5月31日までと考えています。
 国からは5月31日までと時期が示されておりますのでそこまでを考えていますけれども、国が延長等の見込みを示した場合には、それに従って延長を検討してまいりたいと考えています。

○市川委員
 承知いたしました。臨機応変にいろんな状況を見ながら、措置をしていただければと思います。

 2番目の質問に移ります。感染防止対策について伺いたいと思います。
 これまで様々な経済対策をされてきていますが、感染拡大防止と経済対策、相反する課題に対してまだ有効な答えが見つかっていない状況かと思います。本事業によってより多くの県民が移動することになりますけれども、これまでの反省も踏まえて感染防止対策をさらに徹底していかなくてはならないと思います。この事業によってか、それ以外の要因かは判断しにくいかと思いますが、仮に県内で感染が拡大した場合、事業停止の判断をいつ、どのような形でする御予定なのか伺いたいと思います。

○山田観光振興課長
 事業停止の判断につきましては、県内の感染状況や医療供給体制の確保状況を注視しながら県内の感染状況がステージ3相当以上、あるいは本県を対象に緊急事態宣言が発出される場合などには、新型コロナウイルス感染症対策専門家会議の御意見を踏まえ、新型コロナウイルス感染症対策本部において事業停止等の判断を速やかに行ってまいりたいと考えています。

○市川委員
 その辺の明確なルールづくりをしていただくことも大切かと思います。よろしくお願いします。

 それでは3番目、事業の実現性と効果について伺いたいと思います。
 実質1か月で約70億円を90万人の県民に利用していただく想定ですけれども、コロナに対する懸念も大きい中、達成することは大変なことで並大抵のことではないのかなと思います。
 さらに追加で実施するゴールデンウイーク明けの日帰り旅行と地域クーポンについて、利用しやすさという観点からどのように取り組まれる御予定なのか、もう少し詳しく説明をお願いしたいと思います。

○山田観光振興課長
 4月28日までの県民割につきましては現状使用回数を1人1回に限定しておりますが、これから始める制度につきましては複数回の利用を可能にすることが工夫の1点でございます。
 また、ゴールデンウイーク明けの宿泊につきましては、インターネット予約サイトあるいは旅行業者店舗での申込みとしておりますけれども、こちらにつきましては直接宿泊施設に申し込むことができるように工夫をしてまいります。
 利用の促進につきましては、コンビニエンスストアなど身近な場所で宿泊券と地域クーポンをセットで購入できるようにして誰もが使いやすい環境を整えるほか、宿泊に加え日帰り旅行も割引対象に追加して制度を利用できる旅行の選択肢を広げてまいります。また専用のコールセンターを設けて県民の皆様の疑問、質問に速やかに答えられるようにしまして、様々な工夫を凝らしながら県民の皆様が利用しやすい仕組みとする方向で制度設計の検討を進めているところです。

○市川委員
 御説明ありがとうございます。
 現在制度設計を進めている途中とのことですので、ここから先は意見のような形になるかもしれませんが、宿泊の場合は明らかに県内の宿泊施設に限定するわけですから、そこへ県民が訪れた場合に運転免許証なり何か身分証明書を示せば自動的に割引ができる仕組みであれば、比較的簡単に皆さんが利用できるのかなと思います。クーポンですと購入者は県民かもしれませんが、不正防止のために利用者が県民かどうかを利用時に示さないといけなくなると思います。そうであれば同じことですので、何か身分証を持って宿泊施設に行っていただくほうが利便性がいいのかなと思います。
 それから日帰り旅行ですが、これも旅行会社等を通じてやるということですので、キャンセルとかは少なくなるのかもしれないですけれども、例えばその日の天候とか体調とかを含めて何かの都合で出かけるのをためらうことは当然あると思うんですね。そういったときに流動性が出てしまいますので、その辺もまた日帰り旅行に対する難しさもあると思うんですが、いろんなことを想定して実施していただければと思います。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

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