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委員会会議録

質問文書

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令和3年6月定例会文教警察委員会 質疑・質問
質疑・質問者:杉山 淳 議員
質疑・質問日:08/10/2021
会派名:ふじのくに県民クラブ


○杉山(淳)委員
 じゃあ、ぜひお願いします。
 さっきの免許の話とは違うんですけれども、教員免許の更新をうっかり忘れていて退職に追い込まれちゃったり、そういう先生方もいらっしゃるということでこれは大変な問題です。特に退職した先生方とか1回職を離れた先生方が更新していない。そういう弊害が出ているので、よしとするのではなくてちゃんと実態を把握していただいて、国に対して今言わないでいつ言うんだと率直に思います。教員がたくさんいたときは別ですけれども、新聞報道にあるように代替要員の確保にも困っているような状況の中でこれからも今までどおりやっていくのは全く芸がありません。また次回質問しますが、県教育委員会としてこの問題についての何らかの考えを出してちゃんと国に要望していただきたいと思います。要望です。

 次の質問に行きます。
 主権者教育についてお伺いいたします。
 現在、18歳まで選挙権が拡大されました。高校3年生は誕生日前日18歳になり投票が可能となります。選挙が高校3年生の誕生日を迎えた人まで下りてきたわけですから、例えば地方自治体には首長さんと議員さんという二元代表制があるよとか、そういう主権者教育はこれからより必要だと思っています。
 あと、私が去年本会議で質問させてもらった投票済証交付運動ですけど、投票に行きますと自治体によって名前が違うんですが入場カードや投票済証とか投票に行ったあかしをくれます。それを見せることで投票割としてどこどこのお店で半額になるとか1個無料になるとか、そういう民間サービスが進んでいます。あまりいい例ではないんですが、自前の候補を抱えている会社なんて投票に行ったあかしに名前を書かせて紙に貼らせるような会社は結構あるんですよね。そういうように投票にお互い行きましょうと呼びかけをやっている。
 そこで、現状教育委員会において主権者教育は高校3年生にどのようなものをどのぐらいの時間やっているのかお伺いします。

○小川高校教育課指導監
 高等学校におけます主権者教育の現状につきましてお答えいたします。
 政治とかあるいは選挙に係る学習といったものを取りまとめて主権者教育と言うと思いますけれども、高等学校では公民科という教科がございましてその中に現代社会あるいは政治経済といった科目がございます。それは必須履修科目で全高校生が学習することになっておりますので、選挙に関わることあるいは主権者としての権利や義務などの事柄について必ず高校生は学習していると考えております。
 また、各県立高校におきましては選挙管理委員会と連携し出前講座や模擬選挙などを行ったり、あるいは県議会事務局様による県議会出前講座等によって具体的あるいは実践的な学習も行っております。
 なお、8番委員御指摘の投票済証につきましては、まだ高校の現場ではあまり周知されていないところがあるかと思います。ただ投票意欲を喚起する方策としてはいろいろ可能性があると思われますので、また選挙管理委員会と連携して生徒への周知等を考えていきたいと思っております。

○杉山(淳)委員
 せっかく投票済証を交付してくれるので、ぜひもらってこいぐらいのことは言っていただけたらなと思います。本当に投票率が下がっていて、特に若い人が低いということで県として選挙管理委員会は一生懸命お金をかけて投票率アップのためにいろいろやっているわけですが、もう少しピンポイントで高校3年生にアプローチすることも私は必要だと思います。別にどこどこに入れろというわけじゃなくて投票に行けというだけなので、お金をかけテレビコマーシャルも打って県全体で投票率を上げる運動、それに高校もぜひ協力して模範になっていただきたいと思います。
 特に知事選挙では18歳の投票率が35%と大変低かったと伺っております。高校3年生のかなりの人数がこれから18歳になる。今はもう部活が終わっていますけれども、特に4月とかそういう大事なときにも部活なんかで投票に行けないような子をつくらないよう、しっかり投票に行く時間を取るような配慮をお願いしたいと思います。
 投票済証交付運動と提起しましたけれども、それはどうなんでしょうか。

○小川高校教育課指導監
 投票済証について正直申し上げまして私自身もあまり認識がないところがあります。また先ほども申したとおり選挙管理委員会と話をしながら情報収集して高校にもこういったものがあると伝えていきたい、活用について周知していきたいと思っております。

○杉山(淳)委員
 それでは、最後に駿河区に建設予定の知的障害特別支援学校の進捗についてお伺いいたします。
 これは1つ前の議会で7番委員も質問したと思いますが、正式に静岡市の曲金にあります静岡視覚特別支援学校の敷地内に建設することについて、地元や静岡視覚特別支援学校の関係者への説明はその後どうなされたのか。また同じ敷地内に建設するに当たって調整する課題があったと思うんですけれども、現状どういう課題を確認しているのか進捗状況とともにお伺いします。

○伊賀特別支援教育課長
 現在、設置形態、設置規模について詰めの調整を行っている状況でございます。早期に方針は固めたいと考えております。令和8年4月の開校目標については変更ない形で進めております。
 地元や関係者への説明についてですけれども、設置形態、設置規模の方針を決定した段階で関係教職員、視覚障害者団体へ整備方針の説明を行う予定でおります。またそれに合わせて地元自治会へも整備方針、スケジュール等の説明をしていきたいと考えております。
 それで、同じ敷地内に視覚特別支援学校と知的障害特別支援学校を整備することに対する課題ですが、まずは視覚特別支援学校の幼児、児童生徒の安全確保、教育環境の保障が必要になってくると思います。視覚障害のある子供の動線の確保や、視覚障害のある子供と知的障害のある子供の学習エリアの分離などを考慮した建物配置が必要だと考えております。そのため関係教職員等の意見も十分に聞きながらその辺りの調整、整備を進めていきたいと考えております。
 また、保護者による送迎や放課後等デイサービスの迎えの車が増加することも予想され敷地内に駐車スペースの確保が必要かと思いますので、そういう整備をしていきたいと考えております。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp