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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


令和4年9月定例会産業委員会 質疑・質問
質疑・質問者:大石 哲司 議員
質疑・質問日:10/06/2022
会派名:ふじのくに県民クラブ


○大石(哲)委員
 分割質問方式でお願いします。
 5番委員が触れられたDXの推進ですけども、管路台帳の3次元モデル化は今の御説明だとこれからと聞いていましたが、この取組内容を見るとスキャナー機能のアプリを使えばできるわけではなくて、埋め戻し前のデータを使用していくとなかなか遅々として進まないと思うのですがどうでしょう。

○青山水道企画課長
 3次元のスキャナーアプリですけれども、まず工事中に使用してデータを集めて3次元化して台帳に入れます。
 もう1点、既存の施設につきましては図面ベースでデータがそろっておりますのでそれも一旦台帳に3次元化して取り込む形で、全体としては3次元化ができると考えております。実際にスキャンしてつけたデータと過去の台帳ベースでつけたデータとではやはり誤差が生じる可能性がございますので、それは区別して管理していこうと考えております。全体としては例えばほかの事業の執行時に、道路事業で引っかけてしまわないのかというのを、一元化して管理することにより事故の防止等に寄与すると考えております。

○大石(哲)委員
 それは分かるんです。管路だと一般的には水道、ガスが加わって、中にはNTTの管が入っています。今あるデータは紙ベースじゃないですか。道路の北側、南側、東側、西側で区別しているだけで深さがない。この深さを3次元で求めるにはどうされるんですか。

○青山水道企画課長
 管路台帳につきましては、企業局では道路の平面的な位置と深さ、土被りについても記録してございますのでそのデータを生かせると考えております。

○大石(哲)委員
 先ほど話をした地下埋設物件の中で、企業局が使う管は少ないわけですね。上水道や下水道に比べて、他の事業と合わせて道路全体でこの管路台帳を作っていかないと、とても意味をなさないと思いますが他部局との調整はどうですか。

○青山水道企画課長
 まず説明資料の8ページの表の一番下の期待される効果に、将来的には国土交通データプラットフォームと国道交通省が音頭を取って一元化する取組が始まっておりますので、将来的には企業局のデータもほかの事業者のデータも集約して管理するという形に進んでいきます。
 企業局といたしましては、この取組に遅れないように進めていくことが重要だと考えております

○大石(哲)委員
 今回のような大きな災害が起こると、電柱が倒れて地上のものが破損する場合もございますし、洪水でも起こればどこに道路があったか分からないと思いますので、ぜひこれは鋭意進めていっていただきたいと思います。

 もう1点、先ほど6番委員が質問していただいた静岡市清水区への企業局の水の支援はバケツやペットボトルの給水は無料で差し上げると思うんですが、生活雑排水として配水した量は有料になるかどうか。

○青山水道企画課長
 まず、住民に対しては無料で配りました。
 ただ、個人がバケツといったもので持っていくので使用量全体としては工業用水の配水量に影響するレベルとは思っておりません。今回住民に支援した量は把握しておりまして大体数トンでございました。基本的に住民へは請求をしないです。
 工業用水を市の浄水場につなげた水につきましては、おおよそ1日当たり1万トンで、原則的に料金は発生すると考えております。
 それについては基本的にお金は発生します。工業用水は特定のユーザーのために運営しておりまして、その目的外に使用した料金につきましては今後静岡市と協議してまいりますので金額はまだ決定しておりません。

○大石(哲)委員
 要は、水道管を通して飲み水としてやるんではなくて雑排水として配水したものですけど、それについては料金が発生すると。先方も承知しているのかどうか。

 水利権の目的外使用ということで工業用水じゃない水を使うから目的外だということですが、先ほどの6番委員もおっしゃっていましたが、マニュアルを先々見通してみると予測した水利用で将来、災害時の見込みの水利権、仮の設定というのはできないんでしょうか。

○青山水道企画課長
 まず、静岡市と料金について協議済みなのかという点についてお答えいたします。
 静岡市とは供給を開始する際に料金は発生することを了解を頂いた上で供給を開始いたしました。

 次に水利権についてでございます。水利権は河川法に定められた許可でございまして、目的、量をしっかり決める必要がございます。災害時に使用する前提の水利権の協議は当然河川管理者と行うわけなんですけれども、これまで企業局は災害時に使用する水利権は取ったことがございません。必要であれば協議する必要があると考えておりますけれども、水道に利用する観点からしますと、静岡市でどれだけ必要かを示していただいた上で、水利権を取る手続になるのではないかと考えます。

○大石(哲)委員
 ありがとうございます。
 浄水場と工業用水のパイプの位置を見ると結構有効な方法だとは思うんです。だけど川に取り出し口を造っているのは工業用水、これについて静岡市が末端のほうで使うのに水利権を市が申請するのはちょっと理解できないんですが、説明頂いてよろしいですか。

○青山水道企画課長
 同じ施設を使って2つの事業者が水を取水する場合には、一般的には共同の施設としてお互いに出資しておのおのの目的に従って事業者が水利権を取得する流れになると思います。

○大石(哲)委員
 今、企業局が設けている取水口を静岡市が使わせてくださいといって、これからは連名ということもあり得るということでよろしいですか。質問を終わります。

○木内委員長
 それではここでしばらく休憩します。
 再開は13時15分とします。
( 休 憩 )
○木内委員長
 休憩前に引き続き委員会を再開します。
 質問等を継続します。
 では、発言願います。

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