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委員会会議録

質問文書

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平成22年12月定例会文教警察委員会 質疑・質問
質疑・質問者:杉山 盛雄 議員
質疑・質問日:12/02/2010
会派名:自民改革会議


○杉山委員
 2問質問したいと思います。
 33ページの魅力ある学校づくりの推進の中に特色ある県立学校づくりの推進ということで、新構想高等学校の設置など、生徒や地域のニーズを踏まえた県立高等学校等の5地区12校の再編整備を推進するとありますが、この内容についてちょっと教えてください。

 それから、スポーツの競技力の向上についてなんですが、国内外での活躍が県民に夢と希望を与えるというような文章の中で、実はちょうど中国でアジア大会が開催をされまして、ああいう結果になったわけでありますが、日本が金を60個ぐらいの目標で闘って、最終的にはたしか50個に届かないと、それはそれで結果として仕方がないんですが、中国がトップはこれはわかるんですけど、韓国に日本が負けてる。人口的にも、韓国のほうがたしか日本より半分以下というその国になぜ負けるのか、それをちょっと教えてください。

○塩崎高校再編整備室長
 特色ある県立学校づくりの中の5地区12校の再編整備、この中身についてでございますけれども、教育委員会では平成17年3月に、平成27年度までの10年間を見通した県立高校のあり方について静岡県立高等学校第2次長期計画、これを策定、公表いたしました。この中には高校の適正配置や適正規模、学科別の生徒の受け入れ割合、そういったことを示してありますが、これらに基づいて、県立高校等の再編整備計画を示しております。この中では、具体的には吉田高校と大井川高校の志榛地区新構想高校、それから天竜林業高校、二俣高校、それから春野高校、この天竜地区新構想高校、それからもう1点が気賀高校、引佐高校、三ケ日高校で引佐地区新構想高校、この3つの再編整備計画を具体的には示しております。これに加えまして、静岡市と共同で進めております県立静岡南高校と静岡市立商業高校の静岡地区新構想高校、それから静岡市立清水商業高校と静岡県立庵原高等学校、この清庵地区新構想高校、この2地区を加えまして5地区12校、この再編整備を現在進めているところであります。
 これにつきましては、いずれも準備委員会を組織をしておりまして、それぞれについて特色ある新構想高校となるように開校に向けた準備を進めているところでありますが、具体的にはそれぞれの学校がこれまで担ってきた役割とか地域の状況とか、そういったものが異なりますので、それぞれの学校が担ってきた実績であるとか伝統であるとかを踏まえつつ、地域の皆さんの声も伺いながら魅力ある学校にしたいということで今準備を進めております。以上でございます。

○松井スポーツ振興課長
 アジア大会の件でございますが、やはり日本は3位ということでございますけれども、韓国の戦略というのが私も不勉強ではっきりわかっておりませんが、一つは国民性がやはり韓国と日本との違いもあるかなというふうに思います。それから、かなり強化の面で種目を特化しているというところが韓国にはあるのではないかなと思います。
 日本につきましては、スポーツ立国戦略ということで、文部科学省が今現在その案を策定しておりますが、その中に日本としてのこれから強化策につきまして盛り込まれるのではないかというふうに思っております。以上でございます。

○杉山委員
 新構想のほう、一応5地区12校の再編整備は具体的にはわかりましたが、新構想という部分で、何が新構想なのか、ちょっと今わかりづらかったので、そのお答えをいただきたいと思います。

 それから松井課長、一生懸命答えてくれてありがとうございました。実は何を言いたいかというと、韓国はやはり徴兵制度なんですよ。それで先日の北朝鮮の問題がメディアで報道されたときに、たまたまニュースを見ておりましたらば、私どもと同じぐらいの年代の方だと思うんですが、ニュースのインタビューに答えていた。その内容というのが、戦争が起きたらどうしますかという質問だったんですが、その方は何と答えたかというと、戦争が始まったら国に命をささげますと、こう言ったんですよ。わかりますか。これが教育の違いだと思うんですよね。民主党には申しわけないけども、たかだか5分ぐらい立ってるだけで、皇族に対して座れよなんて、おれらが座れないじゃないかなんてことを言うようなやからがいる国政はだめなんですよ、今、本当のこと言うと。私は正直言って、それ言った人間をちょっと呼んで、相当な痛みにあわせないとわからんなと、日本人じゃないな、こいつはというふうに思いましたよ。本当に今、教育がゆがんじゃってるわけ。日の丸万歳、君が代をしっかり歌う、それをまず教え込まないと、徴兵制度のない今の日本で国に命をささげますなんていう答えをする日本人というのは、多分僕らの年代ぐらいが最後じゃないですか。ここを僕は言いたいんですよ。だから、スポーツでも確かに参加することに意義があるという言葉があるけども、やっぱり僕は自分が柔道やってきて先輩に教わったのは、勝ってけいこの大切さを知り、負けてけいこの足りなさを知る、こうして鍛えられてきた。ところが今の子供たちに対して、例えばある中学へ教えに行ったらば、背負い投げは教えないでくれと言うんですよ。背負い投げは教えないでくれって。何を教えるんだといったら、支え釣り込み足だけにしてくれと。これ柔道やった人は意味わかるんですけどね。こういう教育やっちゃいかんよ、もう。本当に日本はだめになる。ある国の言葉に、かわいい子はたたき、かわいくない子にはもちをくれろという言葉がある、これがすべてですよ。ですから、いま一度教育委員会もその辺をしっかり認識してもらいたい。これは要望ですから、先ほどの答えを。

○塩崎高校再編整備室長
 新構想高校の新構想とは何かという御質問に対するお答えをさせていただきます。
 新構想の内容については、個別の学校で具体的な点については異なるわけですけども、再編整備するに当たって、単に今までの学校を足して、その内容をくっつけて1つの学校にするということではなくて、今後その学校が魅力ある学校として続いていくために、少し先を見据えた新しい教育内容を取り入れていくという意味で新構想として学校を出発させたいという、そういうことであります。例えば、具体的なことでお話ししますと、天竜林業高校と二俣高校の再編のところにおいては、今は林業科と二俣高校の普通科でございますが、そこについては総合学科と林業科、その林業科の内容についてもこれから先を見据えた新しい内容にしていきたいということで今検討を進めているところであります。こういう形で、個別の内容については、それぞれの学校が置かれている状況であるとか、現在どういう教育を行っているかとか、そういったことによって変わっていくわけですけども、新しい、これから先を見据えたものを加えていきたいという、そういう思いでございます。以上でございます。

○杉山委員
 その新構想についてはわかりました。各合併をする高校の独自性を出したいということですよね。
 先ほど答弁要らないと言ったんですけども、ちょっと安倍教育長の私の気持ちに対する答えがもし何かあれば、いただきたいと思いますけど。

○安倍教育長
 受け入れていただけるかどうかわかりませんけれども、今回この新総合計画でも、あるいは教育振興基本計画の中でも、キーワードは有徳の人ということで、これの1つの要素としては、やはり人のために、世のために汗をかける人間というところがありますので、私はやはり今の子供たちに1つ欠けてるのは、社会のために一体自分が今何ができるのかということを身をもって、あるいは自分のいろいろな力をそれに注ぐという、そういう体験なりを積極的にやっぱりさせていく必要があるかなと。その先に今国があるかないかというのは、ちょっとまたそれは一人一人の思いで違うと思いますけども、少なくとも必要条件として自分のためだけじゃなくて、世のため、人のために自分は生きてるんだと、生かされてるんだということをやはり子供たちには伝えていきたいなというふうに思っております。以上でございます。

○杉山委員
 全く教科書どおりの答弁でいいんですが、権利と義務という言葉があって、義務を果たさない人は権利を主張できない、ここを教えてないんですよ。義務とは、まず最低勤勉、それから労働で納税ですよね。これをきちっと果たさない人が、自分の権利を主張することはできないんですよ、本当は。しかし、その義務を果たすことを教えずに、権利を主張することばかりを教えている人たちがいるわけですよ。ここが一番の問題なんです。ですから、ちょっとずれますけども、来年度予算のときにちょっと私言いましたが、中小企業の方々が来て何を言ったかというと、就職浪人が多いよと、今40%だ、50%だと言われてる1つの理由は、学校の先生が就職に際して地域の中小企業に働きに行きなさいという教育をしてくれてないというんですよ。100社も回りましたといっても全部大手、それで落ちました。地域の中小企業に入るということを教えず、こういういい企業があるから、おまえ、受けてみろという推薦を余りせずに、どうも大手ばかりを推薦してる節があるというような要望を、実は我が党で先日受けました。これについては、もう教育長に話をしてありますので、若干その辺は余談でありますが、その辺の問題もやっぱり教育の中に入っとると思いますので、ぜひよく御検討いただきたいと最後に要望しておきます。

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