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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成29年12月定例会産業委員会 質疑・質問
質疑・質問者:杉山 盛雄 議員
質疑・質問日:12/15/2017
会派名:自民改革会議


○杉山委員
 質問をするつもりはなかったんですけれども、ちょっと意見だけ1つ言わせてください。
 先ほどの1番委員の質問に対しての白井理事の答弁は、これはよくわかる。ただ実は私どもが一番懸念をしているのは、静岡県という、静岡という言葉をふじのくにに全て置きかえてものを話すのが果たしていいことかどうか。
 そして、日本全国を探すと、例えばレア富士であるとか、富士何とか、何富士とかいう言葉は日本全国に実は幾らでもあると思うんですね。果たして青森の人にふじのくにですよ、それ静岡県ですかって、わかる人って多分いないでしょう。その辺の懸念があったと思うんですよ。
 ですから、静岡県の中にあるミュージアムですから、もちろんそれについては来る方がよくわかっているわけですが、例えば北海道の仁木のトマトをある方が全国に売り歩いている。そしてその仁木のトマトをどういうふうに売ったかと言いますと、例えば東京の銀座にデパートが3つとか4つあるんですが、その中の1つのデパートに対して、この仁木のトマトをここに置いて、そしてこの値段で売ってくださいと。そうしたらそれ以外のデパートには一切置かないと。つまりそのトマトを買うためにはそのデパートに行かないと買えないというような状況を全国の都市でつくったんですよ。その仁木トマトというのは非常に有名になった。
 ですから、いろんな観点の違いによって、ものの出し方によってすごくよく捉えられる場合があると。その1つの例として、私は歴史もののテレビが大好きで勝海舟というテレビを昔見ておりましたらば、徳川家茂公が勝海舟と一緒に船で上洛しているときに家茂公がこう言ったんですね。日本は島国で嫌になると、せせこましくて。そうしたら勝海舟がそれは違いますと、日本は島国ではなく海の国なんだと、ですから日本がこれから生きる道は海ですということを言ったら、そのときに徳川家茂公から勝海舟が初めて神戸の船の操練場をつくっていいよという許可を得て、人生最良の日になりましたという場面を今でも覚えているんです。
 物事の考え方というのは、その観点を逆に捉えて、そしてやっていかなきゃいけないんですが、ふじのくにという言い回しが、あくまで静岡県の中でも、ある意味マスターベーションみたいなところがあって、よそに行ったら全く通じないという部分もあると思うんですよ。それを1番委員は多分言いたかったんではないかなと私は推察するので、何をどうこうしてくれではないんですが、今後のいろんな経済の中で、やはりいろんな政策、いろんなもの、福祉、教育、全てのものが実は経済に通じているんですよ。経済がよくならなければ、やはり予算も組めないし、そしていろんな予算を組む場合でも、いろいろな観点を一つの目から見るのではなくて、逆の目から見てやっていかなきゃならない部分もあると思うので、大変優秀な皆さんですからもうこれ以上申し上げませんが、一つの見方をやはり外から見た目、これもひとつ理事には考えていっていただきたいなと思います。

○吉田農林水産戦略監
 9月議会の宮沢議員だったと思いますが、経済産業部の答弁でも、そこは3番委員おっしゃるようにいろんな見方もございますので、静岡という言葉、それからふじのくにという言葉を適時使い分けながら、この茶の都ミュージアムについても外へ出していくときには、必要なところは静岡を前面に出しながら使い分けをさせていただきたいと思っております。

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