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委員会会議録

質問文書

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平成24年9月定例会総務委員会 質疑・質問
質疑・質問者:源馬 謙太郎 議員
質疑・質問日:10/03/2012
会派名:民主党・ふじのくに県議団


○源馬委員
 簡単に数点お伺いします。まず1点目は、本当に簡単なところでお伺いしたいんですが、先ほどから皆さんから質問があります総合防災訓練について、米4軍との連携を進めていきたいということで、これは防災訓練を行う前から米4軍に協力を要請してというようなお話もあって、私も6月議会でそのことを本会議で取り上げさせていただきました。結果、海兵隊と陸軍が参加してくださったということですけど、空軍、海軍が参加できなかった理由というのは、どういったところがあるのか。まさかスケジュールが合わないとかそんなようなことではないと思いますが、米4軍に要請していて、それを大々的に皆さんも訴えていた中で、空軍、海軍が参加できなかった背景を教えていただきたいと思います。
 それから、もし4軍に参加してもらった場合と、海兵隊と陸軍だけだった今回の実績との差があったかどうか。もしこれで空軍、海軍がいたら、他にどんなことができたのか、この違いがあったら教えていただきたいと思います。

 それから、自衛隊のヘリについて伺いたいと思うんですが、防衛省から出ている資料によると、県内に自衛隊のヘリが場外離発着できる場所ということで30カ所挙げられていて、このうち一番大型のCH―47という55人が乗れるヘリコプターが離発着できる場所は県内に12カ所しかないということでございます。一番大きなヘリコプターでたくさんの人員を運べるということで、機動力はかなりあると思うんですが、この際には、100メートル掛ける100メートルの敷地がないととまれないということで、整備がなかなか進んでないと思うんですけども、第4次地震被害想定を策定する場合に、大型ヘリの離発着できる場所ということでもさらに調整を進めていって、県内に離発着できる場所をふやしていく方針があるのかどうか、また現在、調整を進めているのかどうか伺いたいと思います。これで見ると、中東遠とか富士、富士宮あたりとかも、あと西伊豆、全くないように見えますので、そのあたりについて伺いたいと思います。

 それから最後に地震防災センターのことを伺いたいと思います。我々も今回、県内視察で伺いまして、何度も皆行っているわけですけど、そこに防災関係の物品が展示されてますよね。防災グッズというか非常食なんかも含めて置いてあるんですが、あれはただの見本であって見るだけというわけです。これは提案ですけども、できたらそこで販売できたら、見に来る人っていうのはやっぱり買う意欲があるわけですから、あれだけの物を見て、やっぱり買いたいなと思って、買っていってもらうことが防災にもつながると思いますが、このあたりについての見解を伺いたいと思います。

○小川危機対策課長
 総合防災訓練におきまして、米空軍、海軍の不参加だった理由ということでございます。海軍については、ちょっとお話ありましたけど、まさに船の運航スケジュールというのがかなり前から具体に決まっておりまして、我々が計画をいたしました9月2日には船を持ってくる都合がつかないという事情で、今回は不参加ということになっております。午前中の答弁でも申し上げましたように、来年につきましては、もう既に話し合いを始めておりますけども、その中では、来年はぜひ参加したいというような前向きの意向を今いただいているというところでございます。空軍につきましては、正直言いまして、我々のほうでなかなか連絡調整、パイプがうまくつくれませんで、詳細な突っ込んだ話になかなか入り切れなかったということで、調整不足という面もありまして不参加になったかと思います。来年はぜひ参加につながるように、我々も努力してまいりたいというふうに考えております。
 それから、4軍が参加していたら、訓練に差があったかということでございます。当然、海軍が参加するということになれば、海上の輸送でありますとか海上からの避難者の救出でありますとか、そういった訓練にバリエーションがついたのかなと思います。空軍でしたら、航空輸送でありますとか、先ほどにもありました孤立した僻地からの救出とか、そういったいろんな面で訓練の幅が実際に広がったのではないかなと思っております。

 それから、ヘリのCH―47の発着場所が12カ所というお話なんですけれども、CH―47のモデル御存じかと思いますけど、プロペラが2つついておる非常に大きなヘリコプターということでございます。これは人員、物資の輸送におきまして非常に機動力があって、災害対応にも非常に有効であるというふうに考えております。これが離着陸できる場所12カ所というのが、実は総合防災訓練の際に渡辺防衛副大臣が見えたときに、そういった資料を示されたわけなんですけども、正直言いまして、どこからそういう数字が出たのか、ちょっと我々はわからなくて困惑をしております。
 我々が把握している範囲では、県内には静岡空港ですとか、浜松基地ですとか――拠点になる中核ヘリポートと我々は呼んでおりますが、それから各市町の重要な災害対応の拠点になるようなヘリポート、それは各市町と政令市には区単位で置いておりまして、それが50カ所、それ以外にも防災ヘリポートという位置づけでありまして、全部合わせますと県内には400カ所以上のヘリポートがございます。その中で、現在、大型CH―47がとまれるということで把握しているのが38カ所、そのうち実際におりたのが31カ所ということでございまして、ちょっと12カ所という数字は、先ほど申し上げたように我々も困惑をしているというところであります。
 また38カ所、これでいいということでは考えておりませんので、先ほど言いましたように400カ所以上のヘリポート、実際に調査しておりてみればおりられるというところもまだまだあるんじゃないかと考えておりますので、そこら辺については今後も自衛隊等と協力しながら、そこら辺の確認をしていきたいと考えております。以上です。

○滝田危機情報課長
 地震防災センターにおきます防災用品の販売についてでございます。センターで防災用品を販売するに当たりまして、県が直接販売するというのはちょっと考えられませんので、その場合は行政財産である地震防災センターの一部を貸し出して、そこで行っていただくというような形態をとる必要になるかと思います。
 その場合、行政財産の貸し付けに当たりましては、現にそのスペースに余剰があるということがとりあえず条件になってまいります。一応、我々の判断としましては、今のセンターにおいてはオープンスペース等もございますけれど、いろんなセンターで行っている事業等において活用している部分であるというふうに理解しておりますので、余剰スペースについてはないものというふうに判断しております。仮に余剰スペースを貸し付けする場合に当たっても、その対象というのが競争入札で行う必要があるわけですけれども、ちょっと全ての業者の意向というのを確認するわけにもいきませんけれど、防災用品普及促進協議会がございますので、そうしたところには販売の意向等について打診をしてみましたけれども、仮に販売するとなれば、そのスペースにおいて商品の管理でありますとか接客、応対等の職員が必要になるということで、そうした負担を見込めるほどの売り上げが見込めないというようなことをお聞きしております。そうした人を置かないような対応というのも考えてはみました。例えば注文の受け付け箱を設置するとか、ファクスで購入の申し込みをしてもらうとかいうようなことも検討をしてみましたけれども、現時点において展示コーナーにおいては、購入希望する方には、どこで売ってるかとか、売ってる場所がなければどこに連絡すれば購入できるかというようなことを、注文表みたいなものを置いているところもあるんですけれども、各出品者に対してそういうものをとにかく必ず置くようにしてくださいとお願いをしている中で、先ほど言ったような対応では、特段のメリットもないのかなというような考えでおります。
 この販売については、どういうところに対応していただくかということが問題になるかと思いますけれども、関係するような方々の意向等も踏まえながら、研究といいますか検討といいますかしていきたいと考えております。以上です。

○源馬委員
 ありがとうございました。米4軍については、わかりました。

 ヘリの場外離発着場についてですが、私がいただいたのはそれこそ元副大臣の事務所から防衛省と書いた資料なんです。もし違うということであれば、委員長にお願いしたいんですが、現在38カ所あるというヘリポートについての一覧を、資料を提供していただけるようにお願いしていただきたいと思います。

 それから、防災センターの物品販売は、別に特段これにこだわるわけじゃありませんが、資料請求して、いいから欲しいな、どこで買えるのって聞いてくる人は、放っておいても買うわけですよね。ただ美術館みたいに見学した後、これいいなと、ぱっと買っていく人がふえていけば、結果的に防災用品を持っている人がふえていくという副次的な効果もあるので、無理があれば仕方ないですけど、しかも販売促進協議会が別に売りたくないって言ってるんだったら、そりゃ別に無理してやる必要はないですけれども、スペースも今も展示してあるスペースを販売のスペースにしてもいいわけだし、今回それが無理ということであれば、仮に今後、地震防災センターがどこかに移転したり、しかも指定管理者になったりすれば、指定管理者が売る場合はハードルはもう少し下がるわけですよね。そういったことも今後、念頭に置いていただければありがたいかなという要望でございます。以上です。

○山田委員長
 ただいま、10番委員から資料要求がありましたが、ありますか。
 それでは、あす以降の委員会のときに資料提供をしていただければと思います。よろしくお願いいたします。

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