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委員会会議録

質問文書

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平成24年6月定例会くらし環境委員会 質疑・質問
質疑・質問者:杉山 盛雄 議員
質疑・質問日:07/05/2012
会派名:自民改革会議


○杉山委員
 1問、質問させていただきます。
 県営住宅の再生整備事業の推進についてでありますけれども、これ以前、川勝知事といろんなお話をさせていただきましたらば、彼が森ビルの社長と私は何回も大げんかをしたと。それどういうことですかって聞きましたらば、人間は地上に住むもので高いところに住んじゃいかんと。それなのにあんた方は高層ビルをつくると言ってなんか大げんかをしたとかって言って私どもに報告したことがあります。
 既に老朽化されている県営住宅の中には、以前は5階建ての建物でもエレベーターを設置しなくても許可をとれた時代があるわけですが、今そこに住んでいる方々は非常に老齢化している。沼津にも実際あるんですが、そこの5階まで上るのに非常に苦労してるんですね。
 県営住宅が古くなってきたので、建てかえをするところに家・庭一体をこんな見本でとかつくるのではなく、またこういうものを推進する事業をたった500万円でやるんではなくて、エレベーターの設置もともかく知事のおっしゃってるとおり、家と庭があるような地上に住めることが一番いいわけですから、ぜひそのようなことを提案したいと思います。そのようなお考えがあるかどうか、部長にお答えいただきたいというふうに思います。

○伊熊くらし・環境部長
 杉山委員から御質問いただきました家・庭一体の、特に県営住宅の建てかえの件と思います。
 現在も建てかえをするときにつきましては、なるべく庭だとか菜園などというものを広める形でやってございます。ただ一戸建てということになりますと、なかなか敷地面積はとれないということで従来の居住者の人数を確保できないということがありますので、大きくやるというのはちょっと難しいと思いますが、先生の御提案の趣旨を含めまして今後の県営住宅の再生ということに当たりまして、家・庭一体の住まいづくりのコンセプトをいかに広めていくかという視点でぜひやっていきたいと考えております。以上であります。

○杉山委員
 ぜひ推進をしていただきたいわけですが、例えば工業団地、それからこういう話をしていいかどうか私もわかりませんが、ハンセン病患者の施設を訪問したことがあります。私がたまたま訪問したのは東京の施設でありましたが、今入っている方々の数が非常に減少している。あの病気がいわゆるうつる病気ではないということが認定されてはいますが、御承知のとおり隔離をされていた。
 しかしながら、先日あるテレビを見たときに、そのハンセン病の患者の施設に近所の幼稚園とか保育園の子供たちが遊びに行ってその中を走り回りながら患者さんとコミュニケーションをとっている姿を見て、子供のうちからこういう教育をするならば、そういう偏見はなくなるのかなというようなことを感じたことがあります。
 たしか静岡県は御殿場にそんなような施設があるわけですが、そういうものを一つの例としてあいているそういう施設に対して、例えば県営住宅を一戸建てでつくっていくとか、今現在あるものを利用していくとかいうようなさまざまな観点からこの県営住宅に関してはまず考えていくべきであろうというふうに考えてます。知事の考え方はとにかく高いところに住まわせるのはだめだということがコンセプトで家・庭一体のあのような形のものが言われてるわけですから、これはやはり県の職員としてみればそれに対してしっかりとした対応をしていくのがまずは当たり前であろうということでありますので、ぜひさまざまな知恵を絞ってやっていっていただければなとこれは提案をしておきます。以上です。

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静岡県議会事務局議事課

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