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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成22年12月定例会文教警察委員会 質疑・質問
質疑・質問者:戸塚 久美子 議員
質疑・質問日:12/02/2010
会派名:民主党・ふじのくに県議団


○戸塚委員
 お願いいたします。私も2番佐野委員の御意見を支持して、要望、お願いをするところでございますが、26ページの読書県しずおかづくりの推進でございます。
 私ども市町の議員をやった者は、できない理由に、財政計画に入っておりません、総合計画に入っておりませんと、いつも市の職員に言われておりまして、その恐怖感からか、こういうところに学校司書という文言が1つも入っていないというのは大変不安に感じるところでございます。ですから、私はこの一番上の読み聞かせボランティアと学校やというところの前の行に、市町の設置する学校司書において、県内地域間及び学校間の格差が生じないような読書環境を整えてるというような文言を入れていただきたいと思っております。それについて御所見があればお伺いしたいと思います。

 それから、33ページでございます。
 魅力ある学校づくりの推進の中に、保護者とともにつくる魅力ある学校づくりというような項目がございませんけれども、学校が保護者や住民にとって受け入れられているかどうかという評価のシステムはございますが、子供、学校が保護者と一体となって学校をつくるというような、そういう理念が盛り込まれてもよろしいのではないかなと思ったんですね。それは何を言いたいかというと、私たちは年齢によって人格形成を時間をかけてしています。例えば、子育て支援は親支援といわれているように――子供の集まる場所を提供することによって他の親のしぐさを見て、教育する姿を見て、他人のふり見て自分が学習するという――子育て支援所において親の学習の場面をつくっております。ですから、私たちが中学生を持つ子供の親として、そこで学ぶ親同士の学校においての集まりの中において、親がみずからほかの親を見て学ぶということもあるのではないかと思っていて、そういうことの政策的な推進も必要ではないかというふうに思ったわけです。

 最後に、同じく33ページの下から7行目、特色ある県立学校づくりの推進です。生徒及び社会のニーズを踏まえということで、過日の委員会で、社会のニーズというところで就職が大変厳しくなっている中、求める人材としての高校生像が企業に選ばれないというか、ミスマッチがあるのではないかというお話をいたしましたけれども、そういうことも踏まえた文章であるかということ、それから5年勉強できる専攻科も視野に入れてのこの文言であるかということをお伺いします。

○水元事務局参事兼学校人事課長
 学校図書館司書については、先ほどの2番委員、それから今の御意見にありましたように、県、それから市町がそういう方向性について共有するということは、すごく大切なことであると私も思います。そういう意味から、今お話があったその配置については、私もこれまでも、あるいはこれからも、そのお願いをしなければいけないんですけど、表現については、また今の御意見を参考にさせていただきたいというふうに思っております。

○塩崎高校再編整備室長
 学校づくりにおいて、保護者の皆さんの意見等も含めながら進めていく、そういったことが必要であろうということ、そういうものが盛り込まれるべきという、そういう御質問だったと思いますが、新構想高校の設置など、生徒や地域のニーズを踏まえた県立高等学校等の5地区12校の再編整備を推進するという、この文言の中の地域のニーズを踏まえたというところについては、例えば具体的にはことしの2月に引佐地区においては、恐らくこの学校が開校するであろう年に中学校3年生になってる、そういう子供たちを持っている保護者の皆さん、具体的には小学校5年生あるいは4年生のお子さんをお持ちの保護者の皆さんにお集まりをいただいて、どういう学校であれば自分の子供を行かせたいか、どういう学校がこの地域に欲しいのかと、そういった意見を聞く意見交換会を持ちました。また同じようにほかの地域についても、そういう意見交換会を持ってまいりました。そういうことを通しながら、新しい学校に対して保護者の皆さんがどういう期待を寄せるかということを酌み上げていきたいというふうに考えておりまして、今委員の御指摘のあった部分については、新構想高校については、この生徒や地域のニーズというところでそういう部分を含めて考えているところでございます。

 もう1点、生徒及び社会のニーズを踏まえた学科改善のところについてでございますけれども、学科改善を進めることによって、それぞれの高等学校が将来にわたって魅力ある学校となっていくということ、これは非常に必要なことであると考えております。例えば、職業に関する専門学科、農業あるいは工業、商業と、こういった学科については、生徒のニーズとかそういったことも重要でありますが、また産業界の動向が今後どうなっていくかというところ、その部分についても非常に重要なところであると考えています。
 そういう意味において、今後必要とされる技術であるとか、産業の動向であるとか、そういったものを踏まえながら学科改善を進める必要があるという意味でこの記載をさせていただいておりますので、どのぐらいの先を見越してそういう学科改善等ができるかというと、特に産業技術の進展というのは非常に激しいものがありますので、10年全く同じものですとか、20年全く同じものというのは難しいかと思うんですが、極力時代に対応したものにしていきたいと、そういう目標を込めております。以上でございます。

○戸塚委員
 ありがとうございました。2番目に答えていただいたことは、私の趣旨はちょっと違っていて、保護者同士が育ち合いをできるという場面というか、環境創造をしてほしいと思っていての発言でございまして、何かそういうことにおいて、教育長に御所見伺えればありがたいと思います。

○安倍教育長
 確かに、生徒の後ろにいる保護者が学校づくりをする、あるいは保護者同士が集まって育ち合いというお話がありましたけど、これは本当に現存の組織でいえば、やはりPTA活動の活性化ということにもなろうかなというふうに思いますので、ここでは学校評価システムの充実というところで、保護者が参画はしておりますけども、保護者同士のそういう連携の中でお互いに学び合い、育ち合うという視点も含めながら、この辺を少し膨らめた形の表現にできたらなというふうに思っております。以上でございます。

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