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委員会会議録

質問文書

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平成20年2月定例会文教警察委員会 質疑・質問
質疑・質問者:中谷 多加二 議員
質疑・質問日:03/11/2008
会派名:自由民主党県議団


○中谷委員
 三、四点ほど質問をします。
 まず最初に、議案説明書の153ページにございますが、伊豆文学フェスティバル開催事業費の中の伊豆文学賞についてです。
 ちなみに私は、文学ということに関しては、自他ともに認める縁遠い男だと思っていました。ここへの通勤のときに、天竜浜名湖鉄道で来るわけですが、たまたま静岡市で見つけたのが「釣聖」という伊豆文学賞の最優秀の作品で、字ばかりでしたので逃げたかったのですが、ほかに読むものもないので、とりあえず読み始めたら、これが私の趣味である釣りのことを書いているものでした。非常にすばらしい作品で、今まで自慢じゃないんですが、伊豆文学賞なるものがあることは知っていましたが、作品を読んだことは実は一度もなくて、ちょっと今反省をしておりますが、とにかくこの「釣聖」というのは、すばらしい作品だなと。
 なぜ感動したかというと、ちょっと時間もあんまりないんで簡潔に申しますと、私は鮎の友釣りが本当に好きで30年ぐらいやっているんですが、浜松市の佐久間のある川で、鮎の友釣りを始めて10年ぐらいたってからでしたか、もう腕も上がって、服装も結構いい、そのときで言う最新鋭の服装で、さおなんかも最も高いので、完璧な格好で行ったことがあるわけです。
 実は鮎というのは、夏のお盆ごろに土用隠れといって、非常にかからなくなるんです。それで、みんなお昼を食べた後ぐらいで四苦八苦しているわけです。そこへ地元の年配のじいさんが、とぼとぼとやってきて、さおもあんまり大したもんじゃなかったんですが、私の五、六メートル下に入って、そのおじいちゃんが鮎をおとりにつけて放したら、5分もたたないうちにぱっと獲物がかかわるわけです。周りの連中はだれも釣れてないんですが、そのじいちゃんだけ見る見るうちにどんどん釣れていくわけです。
 「釣聖」を読んだときに、そういえばあのとき何かそんな感じがしたなというのを非常に懐かしく思いまして、そのとき私は恥ずかしくなって、さおを畳んでほかへ逃げていったんですが、この本の主人公は海東さん――有名な方という想定ですが――それと今言ったそのじいちゃんが本の増子源三という方とダブって、私も海東さんのような感じがあったなというのを思い出させてくれたすばらしい作品だなと初めて思いましたが、感想をまた教育長あたりに聞きたいと思います。
 村松友視さんなど審査員の方も非常に、これは最優秀賞で、優秀賞と比べてもわずかの差だが非常にいいものだったというふうに述べておられるようです。
 ちなみにもう少し解説しますと、石化けというのが、実はあるわけです。特に川釣りには石化けというのはつきものでして、そのぐらいに動と静の区別がついたときに魚は釣れると昔から言われています。これは関係ありませんが、一言申し上げます。

 それと、次に議案説明書の155ページのクレー射撃場環境対策事業費ですが、いろいろ問題になっていましたが、平成20年度に初めて対策に着手をしていただけるということで、ありがたいと思っています。
 事業費の2500万円の内訳ですが、浜松市が1000万円を負担するというふうに思っていますが、ちょっとその辺の確認と、平成21年度と22年度の2年間かけて鉛玉の除去等の処理をされるということですが、その方法なんかをちょっとわかれば教えていただきたいと思います。

 それから、債務負担行為の中の180ページに、高等学校の校舎に関する補強工事が載っています。
 たまたま二俣高校と天竜林業高校という2つの高校の校舎に債務負担行為をかけて補強工事をするということですが、先ほど午前中に、安倍高校教育課長から高校の第2次長期再編計画について、ちょっと発言がありました。再編の対象地域として天竜地区というのがありましたが、実はその対象の高等学校というのは、この二俣高校と天竜林業高校なわけです。再編を前倒しして少し早目にやりたいと、両校を一緒にしたいということのようなのですが、そういった折に早急にこういった補強工事の金を両校にかけなきゃいけないのかと、これはどういうことなのかという内容をお知らせを願いたい。

 あわせて申しますと、昨日から関係の方々が傍聴においでですが、校名がいずれ変わるということですね。関連づけて申し上げますと、聾学校が聴覚特別支援学校になると。確かに校名が変わるということに対しては、人それぞれ思い入れがあるわけです。あちらは特殊な学校なんですが、例えば普通科高校でも、下田地区に見られたように、「こっちの名前にせえ」、「だめだ」という激烈なバトルがあったわけです。
 それとはちょっと質が違いますが、名前が消えるということへの一抹の寂しさというか、そういった思いもやっぱり聴覚障害者の方にもあるのだろうなという思いがしています。そういったところも少し配慮していただけるとよかったかなというのは、これは感想というか、そういうものです。

 次に、江間文化課長に事前に通告をしてありますが、私は林業をやっていまして、先週の土曜日に久しぶりに山回りに行ったのです。そうしたら、3匹のカモシカと出会いました。カモシカは結構かわいい顔をしていながら悪いことをするという、不届き者といえば不届き者なんですが、そういうことを言うと自然保護団体の人たちに怒られるので、余り大きな声で申しませんが。カモシカは1955年に特別天然記念物に昇格をしたわけですね、いわゆる記念物に指定をされたと。それで、文化課のほうで個体数の調査をされています。静岡県には大体推定で何頭いるんだと。
 例えばこれで聞きたいのは、隣接県――長野県、岐阜県、愛知県でもいいですが、このあたりと比較して生息数ですね、予想される頭数それとその確実性。きっちり測れるわけがないんで、大体の精度というか誤差で、よく表現でプラスマイナス500頭とかがあるわけですが、プラスマイナス500頭というと、最大の差は1,000頭ということになりますが、これって調査になっているんでしょうか、ということで、ちょっとカモシカの状況をお聞かせ願いたいということです。

 それから、教育長を目の前にして何ですが、第47号議案で遠藤亮平教育長の再任の人事案件が上程をされています。
 2年間、県教育委員会のトップとして頑張ってこられたという認識はあります。この2年の間にいろんなことがあったというふうに推察をされますし、ひとときは4階の記者会見場を教育委員会の関係者が独占したなんていう事実もあるわけですが、そういったときの思いとか、また先ほどの安倍高校教育課長の報告もそうですが、大変なことがいろいろあって、関係者もたくさんいますから中にはそれはいろんなやつがいるんだろうなという思いもしているかもしれませんが、そんなことを含めて、再任をさせてもらいたいという人事案件を上程されている教育長の次の2年間に対する思いをお聞かせ願いたいと思います。以上です。

○遠藤教育長
 まず、1点目の「釣聖」という作品でありますけれども、私も読ませていただきました。
 きょうは新たにまた土用隠れという新たな言葉を知る機会になりましたが、あそこで出てまいりました石化けというのは、達人の境地なんだろうなということを思いました。私も何かに化ける、お化けにはなりたくないけれども、人間として大化けしたいなと、一つ上の人間になりたいなと、こういうふうな感想を持ちました。
 作品自体は、どこかの評に書いてあったかと思いますけれども、まるで歴史の剣豪小説のようであると。確かにそんな雰囲気を持っておりましたが、私も釣りはたしなみませんけれども、思わず本当に引き込まれて、あっという間に読んでしまうような作品でして、伊豆文学賞のレベルが年々上がってきているのかなということを思いました。

 それと、2点目のこの2年間の反省とこれからの思いということでありますけれども、正直申し上げて、いろいろと不祥事等があって、県民の方々に御心配やら御迷惑をおかけしたという点については、また深くおわびしなければいけないと思いますが、私自身は現場を回ってみて、多くの先生たちが本当に汗みどろになって一生懸命頑張ってくださっているなと。この先生たちを支えるのが、私たち教育行政の者の仕事なんだという感を大変強くいたしました。ですので、ことしの年度初めのいわゆる教育広報にもちょっと書きましたが、本年度はいわゆる信頼と協働、これを合い言葉にみんなで頑張りましょうということでのメッセージを発しました。
 大変微力ではありますし、私のような者がまた再任ということで本当にやっていいのかなと、じくじたる思いはするわけですが、もしも任せられましたら、全力を尽くして県民のために頑張っていきたいと、こんなふうに思っております。以上です。

○松田スポーツ振興室長
 元クレー射撃場の工事に関する御質問にお答えいたします。
 まず、当初予算に計上しております2500万円でございますが、これは平成21年度、22年度に実施いたします環境対策工事の詳細設計の経費でございます。
 またこの工事につきましては、施設を設置したのは県でございますが、管理をしてきたのは旧春野町ということで、県と浜松市でもってその役割あるいは経費負担についても協議を重ねてまいりまして、県が実施主体として行いますが、経費につきましては、応分の負担をしようということで、静岡県と浜松市で6対4という形に話がおさまっておりまして、この2500万円のうちの1500万円が県、1000万円が浜松市の負担ということになっておりまして、計上は2500万円でございますけれども、浜松市から県への歳入があるという形になります。
 実施いたします工法につきましては、名称が鉛除去不溶化遮水工法と申しまして、3つの工程が組み合わされたものでございます。
 まず鉛除去につきましては、およそ7万4000平米のクレー射撃場の敷地がございますが、周辺にも散弾が混入している可能性がございますので、7万6000平米ぐらいを予測しておりますけども、これらの表土に鉛散弾が集積しておりますので、これらの表土をすべて回収いたしまして、ふるい選別を行い、鉛散弾をすべて除去いたしまして、リサイクルに回します。
 そして、高濃度の汚染土が部分的にございますので、これらの高濃度の汚染土もすべて場外に撤去いたします。残る低濃度の汚染土につきましては、1カ所に集めまして、石灰石を用いて不溶化処理というものを行います。要するに溶け出さない形です。既に酸性雨との関係で土壌の中に浸透しているものもございます。これらを不溶化処理いたしまして、スキート射撃場と言いまして、近くに少し低く狭い場所がございますけど、そこの底部にベントナイトといいます粘土層を50センチぐらいの厚さで敷きまして、その上に不溶化処理をいたしました土を盛り、遮水シートというもので完全に覆いまして、その上に覆土を50センチいたしまして、そこには暗渠の配置を行います。
 そういう形でもって、恒久的に汚染成分等が漏れないような対策を行う工法でございまして、他県でも鉛よりももっと毒素の強いようなものを処理するときにも使われるものでございまして、平成17年、18年に、国内の環境問題では権威とされる大学の教授4人によります環境対策検討委員会を重ねてまいりまして、その中で最も環境的でとても合理的な方法として提案された工法でございます。以上でございます。

○杉山財務課長
 債務負担工事でございますけれども、二俣高校につきましては管理教室棟の耐震補強工事、天竜林業高校につきましては、管理教室棟と特別教室棟の耐震補強工事を予定しております。
 今現在、県のほうの耐震化の実施方針といたしまして、原則として耐震ランク2とランク3のものにつきまして、ランク1の強度にするというようなことにしておりまして、耐震補強実施の事由につきましては、施設用途による優位ですね。例えば、盲・聾・養護学校については、最優先でもってやりましょうとか、それから、災害時の拠点となる建物については優先いたしましょうとか、あと耐震性能による優先性ということでもって、原則としてランク3を優先して、ランク1に持っていきましょうと。
 またランク1でも、ランク1aと1bがありまして、現在私どもは、通常は補強工事をしてランク1aにするとしておりますけれども、比較的用途の少ないプールにつきましては、工事の基準をランク1bにするといったような工夫もしてございます。また、その他解体しても学校運営に支障がない建物については、早期に解体撤去するというようなことを含めまして、耐震化を実施しているところでございます。
 今、二俣高校と天竜林業の高校につきまして、再編整備ということで、いずれかの学校の施設を使う可能性も含めまして、検討しているところでございますけれども、どちらの高校を使うとか、どちらの高校をなくすとかといったことについては、まだ未定でございます。
 そうした中でもって、この耐震化を行うことについて、投資効果といった観点もありますけれども、一応東海地震がいつ起きてもおかしくないといった状況でございますので、やっぱり安全というような観点から、できれば耐震化が必要な施設につきましては、耐震化を実施していくという方針でもって、平成20年度、21年度でこの施設につきましては、耐震補強工事をしていこうというふうに考えております。
 また施設につきましても、ランク1ですけれども、最強のランク1aではなくて1bということで契約しております。以上でございます。

○江間文化課長
 先ほど、特別天然記念物カモシカの推定頭数についての質問にお答えさせていただきます。
 カモシカについては、先ほどお話がありましたように、昭和9年に天然記念物、昭和30年に特別天然記念物ということで指定をされてきております。カモシカについては、静岡県、山梨県、長野県の3県にまたがって保護地域があります。愛知県については、保護地域がないものですから、調査はしていないという状況です。
 それで頭数についてですけど、実際に頭数を推定する方法としては、保護地域の中に一定の区域――大体1平方キロメートルというふうな話ですけど、その区域の中に実際に何頭ぐらいいるかというのを観察して調べるそうです。あるいはまたふんの数、そういったものをデータにして推定をするわけですけど、その区域に対して保護されている区域がおよそ1,219平方キロメートルで、それで倍数をするという、そんな頭数の出し方をしております。
 先ほどありましたプラスマイナスというのが、どこの県の頭数にもついているんですけど、これは地形が特殊、南アルプスという特殊なところなもんですから、地域によってはかなりばらつきがあって、平均化されない部分があるということで、その誤差を含めたばらつきだというふうなことです。
 今、静岡県の場合ですけど、特別調査を5年程度に1回行っているんですけど、最近は平成18年、19年で特別調査をしております。静岡県の場合は、およそ1,067頭、プラスマイナス1,605頭ということなもんですから、プラスマイナス考えるとマイナスにもなり得るというような、そんな数字に現実はなっているんですけど、最大では2,670頭前後で最大でそこまでという、かなりつかみにくい表現になっております。
 山梨県の場合は753頭、プラスマイナス578頭ということです。それから、長野県の場合は94頭、プラスマイナス157頭ということで、実数がどこにあるのかというのは、大変つかみづらいんですけど、最初の1,067頭というのが、実際にはある程度生息している数字に近いのかなと。プラスマイナスというのは、地形とかでかなり高低差があるもんですから、面積や住んでいる地形によってもばらつきがあるということから、逆に推定しにくいような表現が今使われているということです。
 それから前回、前々回に比べてカモシカの頭数は減ってきているんですけど、1つの分布の特色としたら、同じ地域にニホンジカも生息していて、ニホンジカは集団で行動しているんですけど、カモシカのほうは単体で行動するのですが、かなりカモシカが南下をしているということで、この10年で一番近いところでは、掛川市とか菊川市でもカモシカが見られている。それから静岡市だと、この静清バイパス近辺にも出没しているという情報もあります。10年前はとてもそれが考えられなかったということで、保護区域で頭数が減っているのは自然に減っているとは言い切れないということで、保護区域からかなり南下して人に近づいているという状況があるようです。以上です。

○中谷委員
 教育長、ありがとうございました。伊豆文学賞なんですが、次回から意識をして受賞作品を読ませていただくように、心を改めて頑張りたいと思っています。
 それとあわせて、きのう5番委員が今回の表彰式は沼津市でけしからんということでしたが、その点はよろしくお願いしたい、そういうことです。

 それからクレー射撃場ですが、ありがとうございました。
 旧春野町ですので、どっちかというと山の中で、人知れず鉄砲をぶっ放すと、そういうことでして、割と環境が言われる時代にあって、ああいう施設というか、取り残された遺物がきれいな山の中にあるということ自体がちょっと違和感を感じていましたので。ありがとうございました。よろしくお願いしたいと思います。

 それからカモシカなんですが、非常におっしゃるとおりで、保護区域では調査をするということだったんですが、山を回ったときに、多分その日の午前中に出したんじゃないかという、表現はちょっと控えますが。新鮮なやつが落ちていまして、ああ、カモシカがたくさんいるなと。それでカモシカが寝た跡もあったんです。それで近くにいるんじゃないかと思ったら、案の定、向こうがこっちを先に見つけたんです。目が合って話はしませんでしたが、すぐ逃げていったんですけど、結構でかいやつで、もう1頭はすごい小さいやつでした。
 カモシカは非常に人間に対して友好的なんですが、うちのほうなんかでも山林の被害はもう最大限でして、例えばヒノキなんかは植樹するときに、1ヘクタール大体3,000本から3,500本植えるんですが、もう一夜にして芽を全部食われてしまうと。そうすると、ヒノキは頭を食べられちゃうもんですから、ヒノキの習性としてすぐ下にある枝が真っすぐ上に伸びてくる。そうすると、どうしてもこういう曲がった木になっちゃって、材木屋さんが難癖をつけて安く買うという条件に当てはまっちゃうわけです。
 先ほど杉山財務課長が、県産材を使えとかいろいろ言っているけど県産材は高いということだったのですが、私ども売り手にとっては、もうたたかれ放題。何か難癖をつけられたり、これはだめだと安く買いたたかれたりしているのに、使うときは同じ日本国内で県産材が高いと。一体だれが高くしているのかというのを考えないといかんなと思っていますが、ここは建設委員会じゃありませんので、それから先は申し上げません。
 カモシカについて正確な情報をというのは難しいとは思いますが、できるだけ情報提供をしてほしい。今、市と町に有害鳥獣駆除の申請の許可権限がおりていますので、早目に処理をしたいと。私は一生懸命、猟友会の方に言っているんです。どんどんカモシカを撃ったほうがいいじゃないかと。ただ上限が決まっているもんですから、その辺がちょっと難儀なとこなんで、できればその捕獲頭数の15頭だ、13頭だというのをふやしてもらうとありがたいなと。
 岐阜県とか長野県、愛知県、実はあっちは先に個体数調整をやっていたんです。カモシカの言葉で言えば、おいらの住むとこがなくなってきたなと。静岡県へ行けばだれも撃たないと、かわいがってくれるからと、カモシカがどこどこ入ってきた。それで私どもは、強烈な被害に遭っちゃっていると、こういうことなもんですから、大きな声では言えませんが、ぜひ長野県、愛知県にお帰りいただくような、そういう作戦もとってもらわないと、ちょっとつらいのかなという思いです。参考までに申し上げておきます。以上です。ありがとうございました。

○江間文化課長
 我々よりもはるかにカモシカとは話もされているということで、詳しい情報もお聞かせいただきまして、ありがとうございました。
 我々のほうも市町のほうから許可申請、個体数の調整ということで許可申請を受けた場合に、文化庁のほうに書類を上げて、最終的には文化庁が日本全体のバランスを考えながら許可決定しているようですけど、今現在で静岡県の場合は、平成19年度で173頭というのが調整の数になっております。これは静岡市、浜松市、それから本川根町、川根町の4市町になります。
 我々のほうも、植林された芽をカモシカにどんどん食べられていくということは承知しておるもんですから、その辺については、また県のほうにも相談していただければ、対応については文化庁のほうに働きかけはしていきたいと思いますので、よろしくお願いします。

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