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委員会会議録

質問文書

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平成27年6月定例会産業委員会 質疑・質問
質疑・質問者:河原崎 聖 議員
質疑・質問日:07/07/2015
会派名:自民改革会議


○河原崎委員
 よろしくお願いします。
 議案第97号の関係で伺いたいと思います。
 委員会説明資料の1ページです。
 最初に、湖西工業用水道の料金の改定について、資料によりますと累積赤字の額が非常に大きくなっておりますが、そもそもこの湖西工業用水道はどうしてこのような赤字体質になったのかお答えいただきたいと思います。

○竹内経営課長
 湖西工業用水道の赤字体質の理由ということでございます。
 湖西工業用水道は、愛知県豊川用水から取水をしておりまして、その豊川用水の竣工の工事、あるいはその後の改修工事等で、工事に係る負担金、それから毎年の維持管理費が非常に大きいということ、それから湖西工業用水道自身も平成2年から平成11年にかけまして、当時全て石綿管でやっておりましたが、漏水がひどいということで、全面的にダクタイル鋳鉄管につけかえたと。25億円ほどかかりました。こういったことが減価償却費あるいは支払い利息ということで費用がかさむことによって、現在赤字がかさんでいるという状況でございます。

○河原崎委員
 わかりました。
 次なんですが、今回の値上げについては、ユーザーとよく協議をしていただいていると思うんですが、ユーザーからどのような意見が出て、それをどのように受けとめていらっしゃるのかお伺いしたいと思います。

○竹内経営課長
 今回の湖西工業用水の料金見直しにつきましては、平成25年7月から本年の4月まで、23の受水企業に対しまして全体説明会とか資料の送付を行いまして、もし理解が得られない場合には、個別に企業を訪問させていただいて、受水企業の皆様の意見、要望も聞きながら理解を得る努力を続けてまいりました。
 その中で、ユーザーの皆様からの意見としましては、料金の値上げの前にまずはコスト削減をすべきじゃないかということ、新規顧客をもっとふやせということ、それから契約水量の減量を認めてほしいというようなことがありました。これらの意見、要望につきましては、これまでコスト削減をずっとやってきましたので、そういったこと、それから新規顧客開拓の取り組みについての御説明をし、契約水量と料金の仕組みなども丁寧に説明をしまして、最終的に皆様からの了承を得たところでございます。

○河原崎委員
 料金の値上げによりまして、平成30年に黒字になることになっておりますけれども、累積赤字の額からしますと焼け石に水じゃないかなと思うんですが、今後経営についてどのようにやっていくつもりなのか、その方針を伺いたいと思います。

○竹内経営課長
 委員会説明資料の1ページの一番下にありますように、平成27年度でまだ18億円ほど累積赤字がございます。今回の料金改定によりまして、平成30年には単年度で2000万円ほどの黒字が出ます。それ以後も少しずつ同規模の黒字を重ねていくことで、少しずつ累積赤字を減少させて経営の健全化を図っていきたいと思っております。しかしながら、なかなか消えないということもございます。
 一方で、湖西地域には、今我々の管が行っているそばに新たに160ヘクタールぐらいの工業団地を造成しようという動きもあると聞いておりますので、そういったところに水を使っていただけるように働きかけを行ってまいりたいと思います。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp