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委員会会議録

質問文書

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平成29年9月定例会産業委員会 質疑・質問
質疑・質問者:中谷 多加二 議員
質疑・質問日:10/04/2017
会派名:自民改革会議


○中谷委員
 一問一答方式で。
 最初に、森林環境税についてです。
 本会議と昨日の当委員会でも議論がございました。平たく言うと市町が実施主体ということですが、市町だけで森林整備に関する仕事の発注等々を行う、その人材の有無も含めて無理なのではないか、県として当然その関与をしていくべきだと全国知事会の席で言われたと。
 もりづくり県民税による森の力再生事業は、静岡県が平成37年度まで引き続き実施するわけですが、県の森林局が自分たちの裁量で、ある程度の思惑も含めて森林の整備をやっていきますが、それが市町へ移るとなると急にその財布が薄くなるということでございますね。それじゃあいかんなと思っていまして、森林の整備に関する考え方は市町によって違うと思います。
 県ですと、オール静岡でものが見られるのでその機能性を含め非常に円滑にいくのではないか。高いところからものを見るほうがいいということに尽きると思うんです。
 ことしの税制改正大綱に盛り込まれるかどうかによって決まるとのことですし、あわせて消費税の増税も控えていると言われていますので、超過課税と消費税増税からいろんな問題点があるかと思います。
 本会議で吉田農林水産戦略監は答弁をしましたが、静岡県としてこの森林環境税に対する考え方、市町と県との整合性についてもう一度答弁を願います。

○吉田農林水産戦略監
 ありがとうございます。
 2番委員の御指摘のとおり、森林環境税で市町がやるとなると体制上かなり難しいだろうと思っております。市町ごとに技術系の職員がいるのかということもございますし、全体のバランスもございます。市町ごとに決めるのは少し大変なところがあるのではないかなと思っております。
 一方で、県でやっていますもりづくり県民税につきましてはそれなりの御評価もいただいておりますし、客観的に見てもそれなりの成果が上がっていると言えるのかなと思っていますので、うまく整合がとれるように引き続き国には要望をしていきたいと思っております。
 国で立ち上げる税ですので、県、市町だけで何か言って最終的にとめられるかどうかはございますが、少なくとも今うまくいっているものが結果として影響を受けてうまくいかなくなるのはよろしくないかなと思っていますので、そこのところはぜひ調整がとれるように今後もさまざまな機会を通じて意見を申し上げたいと思っております。

○中谷委員
 ぜひ、その点についてはよろしくお願いしたいと思います。
 次ですが、委員会資料の25ページ、ブラジル訪問結果とそっけなく書いてあります。
 渡辺経済産業部長は行かれたんですよね。実際に現場を見てこられて、知事あたりは高揚感の高い人なのでちょっと膨らんでいる部分もあるかもしれません。冷静な経済産業部長なんで、実際現場へ行っていろいろ話を聞いてみて、静岡県の雇用なり産業なりにいい交流を重ねていくことができるんではないかと思ったか、やっぱりだめだなと思ったか、正直に答えていただきたい。感想を含めてお願いします。

○渡辺経済産業部長
 今回、知事団とはまた別に経済学術交流団という形でエンブラエル社、ITA――ブラジル航空技術大学から一緒に行動したわけでございます。
 ブラジルを訪問した一番の成果は、初めて本県の航空機関連企業のグループであるSOLAEのメンバーのうち4社を連れていって、エンブラエル社を訪問したことでございまして、エンブラエル社の幹部の方から今後本県企業との技術マッチングをやりますという確約をもらったことが一番の大きな成果でありました。
 私は、理事の時代から2年間ブラジル訪問の関係に携わっているんですけど、何よりも継続的にやったことによって今回の大きな成果が得られたということで、大変うれしく思っております。
 それから、大学間の人材交流についてはITAの学長にもお会いできて、静岡理工科大学の学生が来年の2月から1年間留学をすることが了解いただいた上に、ITAの学生が日本語でスピーチを行いまして向こうからの留学生も受け入れるような形が出てきて、一段と交流が拡大したこともございましたので、これも1つの成果かなと思ってます。
 また、東海大学もエンブラエル社にビジネスインターンを派遣したいという話を提案したところ、向こう側も検討するという話でこれから覚書を締結されることが決まっておりましたので、こういった人材交流も一段と進んだことが大変よかったかなと思っています。
 なかなか遠いブラジルとの関係ですが、お互いに何回も訪問したことによってだんだん現実的になってきたところでございます。最初のきっかけは知事が話をつけてきてございますけど、我々は現実的なところで動いておりまして一歩一歩着実にビジネス取引の拡大、それから人材交流も進めていくということで、この人脈ができたもんですから、今後さらにこれを生かしながら産業振興のために頑張っていきたいと思っております。

○中谷委員
 大いに成果があったということですね。
 1点聞き漏らしましたが、食事は合いましたか。

○渡辺経済産業部長
 向こうの食事はお肉が多くて結構な量が出てきましたけど、幸いにもそんなに苦にならずにおいしく食べられました。野菜とかを取り入れたメニューも、今は非常にあちらの国でも人気があるみたいで野菜と肉を程よく食べながら健康に過ごしてきました。ありがとうございました。

○中谷委員
 すばらしい成果かなと思います。
 次に、地元の商工会の経営指導員の件です。
 商工会が合併してもうかなり年月がたっています。経営指導員と称される方がいろいろと指導をされているんですが、何となく年を経るにしたがって人員が足りなくなってきている状況があります。
 県にもお世話になって、たくさんの小さな商工会が一緒になってでかい組織になったんですが、それぞれエリアが広いという問題もあって非常に苦労をされています。
 中山間地と言いますか、世間では田舎と言っているんですが、ぜひ支援をお願いしたいということで松島経営支援課長から何かございましたら一言お願いします。

○松島経営支援課長
 合併商工会につきましては、やはり地域が広域化して経営指導員の人数が足りないという事情は私どもも把握しております。
 今年度当初予算で広域サポートセンターを設置いたしまして、ある程度そういったものをカバーするとともに、今後商工会の個々の事情につきましてヒアリングをして、また必要な措置をしていきたいと考えております。

○中谷委員
 その辺はぜひよろしくお願いします。
 それと、漁協と漁港のマップを配っていただきました。私は山育ちで川魚で育ったわけですが、私が行ったことがあるのは1番と、特別委員会で14番、地元なので15番、この3つは行って食べたことがございます。実際おいしかったですよ。
 所管である中平水産業局長は、全部行かれたのですかね。

○中平水産業局長
 マップをつくりまして、私も知らなかったところが結構ございました。したがいまして、うちの局内の職員に聞いても全部行った人は皆無で、やっぱり県民も含めてこういうのを知って行くことがとても大切だと認識したところでございます。

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