• 携帯電話向けページ
  • Other language
  • 文字サイズ・色合いの変更
  • 組織(部署)から探す
  • リンク集
  • サイトマップ
  • ホーム
  • くらし・環境
  • 健康・福祉
  • 教育・文化
  • 産業・雇用
  • 交流・まちづくり
  • 県政情報

ホーム > 静岡県議会 > 委員会会議録 > 質問文書

ここから本文です。

委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成24年9月定例会総務委員会 質疑・質問
質疑・質問者:渡瀬 典幸 議員
質疑・質問日:10/04/2012
会派名:自民改革会議


○渡瀬委員
 1点お伺いさせていただきます。
 山本先生は原子力工学の専門家ということでございます。今回、浜岡原発の再稼働の是非を問う県民投票条例に関して、仮にこの条例が可決された場合、先ほど来も前の興先生のときもそうですけども、県民に十分な、正確な知識が伝わってないといった感じを私自身もまだ思っているわけでございますけれども、可決されて投票を行う場合、県民に対してどのような情報を提供して考えていただくべきか。

 また、その情報はこの投票条例でいきますと、6カ月以内になっているんですけども、半年あるいは1年ぐらいで提供することは可能なのかどうか、あわせてお答えをいただきたいと思います。

○山本参考人
 では、お答えいたします。
 まず1点目、この条例が可決された場合にどういうことを県民にお知らせすればよろしいでしょうかということでありまして、これは、安全性に関する詳細な議論というのは当然ながら今後公開されるでしょうし、御興味をお持ちの方はそういうものを全て見ていくことが可能だと思います。
 ただ、それは一方で現実的ではない場合もあると思いますので、原子力規制委員会の新たな基準に適合するかどうかというのはまず審査されると思うんですけれども、それがどういう過程で審査されてどういう論点があったのかと、少なくともそういうことは皆様に知っていただく必要があるんじゃないかなと思います。適合しているかどうかということに含めまして、その過程でどういう議論がなされて、どういう仮定で安全性が確認されたのかという手続が1点目です。
 2つ目は、防災計画についてです。これも防災指針も現在改定されると思いますけれども、この静岡県もそれにあわせまして防災指針を改定すると思います。その内容については、県民の方に当然知っていただく必要があると思います。
 さらに、この原子力発電所のことを、先ほどから申し上げておりますように、使う場合と使わない場合、両方ともにリスクがあるわけであります。その両方とものリスクがどういうもので、どういう性質のものかということは皆さんに知っていただく必要があるんじゃないかなと思います。

 次の質問が、条例が可決してから6カ月という御質問ですが、現在、原子力規制委員会で新たな安全基準がこれから審議されるということでありまして、まずそれができてから、さらに浜岡の安全性についての審査が終わってからでないと、なかなか県民の方が浜岡原子力発電所の安全性について判断するというのは少し難しいのではないかなと考えております。
 当然ながら、現在中部電力が行っております津波対策の工事が完了してないといけないと思いますし、後は防災計画を見直してそのための体制を整えると思うんですけど、それを完了している必要があると思います。
 そういうところが整った後でないと、なかなかこういう投票というのは条件的には難しいんじゃないかなというのが私の感想であります。以上です。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp