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委員会会議録
質問文書
令和３年６月定例会文化観光委員会 質疑・質問
 | 質疑・質問者： | 中谷 多加二 議員 |
| 質疑・質問日： | 08/10/2021 |
| 会派名： | 自民改革会議 |
○中谷委員
一問一答方式でお願いします。
スポーツ関係でオリンピックの自転車競技、取りあえずお疲れさまでしたと申し上げておきます。 静岡県と宮城県は有観客で実施したわけですが、その間そして終わってすぐですけれども、オリンピック自体もやらないほうがいいという意見、それから当然ながらやるとしても観客を入れるなという意見、県民の方々からいろんな御意見を頂いたと思います。
人間ですから中には頭は西向きゃ尾は東みたいな人もいますし、純粋にクレーマーの人もいます。政治的意図を持ってぐずぐずと言う人もおいでになる。それは別に否定しませんけれども、県としてどのような――ありがたいとあえて申しておきますが――御意見を頂いたのか。できれば頂いた理にかなった御意見を幾つか披瀝頂きたいと思います。
○横井オリンピック・パラリンピック推進課長
２番委員御推察のとおり、有観客が決まりました直後はかなり多くの御意見を頂いたところです。多いときは１日に200件ぐらい電話及びメールで御意見を頂きまして、電話を置くとすぐ鳴るというような状況のときもありました。
多くはコロナ禍において有観客で行うのには反対であるというもの、県境をまたいだ移動の自粛を要請している中で関東からも観客が見込まれる大会について有観客で行うのは整合性が取れないのではないかという御意見でありました。ほぼそれに集約されるかと思います。
ただ、一方で数は少ないんですが、有観客にしてもらってありがたいとかＪＡＰＡＮのＴシャツを着て一生懸命応援する子供たちの姿を見てこれがレガシーになるんだなと実感しましたという応援の御意見も頂いているところです。
○中谷委員
先ほどの意見にも類似しているかもしれませんが、例えば現場に即してこういうことは変えたほうがいいんじゃないかとか、こういったことはまずいんじゃないかとか、まだ間に合うから変更できないかといった建設的な意見はなかったですか。
○横井オリンピック・パラリンピック推進課長
もしかするとあるのかもしれませんが、集計を取った記録の中では、反対である、なぜそんなことをするのかという御意見です。建設的な意見は記録の中には残っておりません。
○中谷委員
理解できる人、できない人、いろいろいると思うんですけれども、まずはやってみて、その上でどのような反省をすべきかとか、今後の参考にすべきかということは大事なことなので、私としては、知事も力説していましたが有観客で行うことも１つの選択肢だと思っていまして、それを否定するつもりはありません。
１つ、余談中の余談を申し上げますが、卓球で水谷隼選手と伊藤美誠選手が混合ダブルスという新しい競技でチャンピオンになりました。何年か前に浙江省が卓球の交流で来たんですけれども、当時の県議会議員で卓球の経験があったのは私と伊藤育子さんという知る人ぞ知る方しかいなかった。
知事は浙江省の幹部とやって、そのときはたまたま勝っちゃったんですけれども、あわせて卓球をやっている小さい子からある程度の年配の方までを募集して、エコパアリーナで男性の卓球の関係者は水谷隼選手がラリーの相手をする。伊藤美誠選手は女性の相手をする。県議会議員で選ばれた私と伊藤育子さん。まず水谷隼選手と私です。伊藤美誠選手と伊藤育子さんなので、孫と遊ぶのもいいなと私が言ったら怒っていました。
それはさておいて、伊藤美誠選手と水谷隼選手は非常に性格がいい人。笛が鳴ったら５分間ぐらい――３分だったかな――ラリーをしていいよということでやったんですけれども、水谷隼選手が「いいですよ、中谷さん、先にやってましょうよ」と言ってやったんです。そうしたらすぐ後ろにいる小学生ぐらいの子供が時間が限られているのにお前は何でそんなに長くやっているんだと思ったんでしょうね。一言「いいな」と言ったんです。私は何と言っていいか分からず、ただ私は言われたからありがたいと思ってやっていたんですが。
仲間には何と言っとるかというと、水谷隼選手がオリンピックで優勝できたのも私がしごいてやったからだと。途端に笑われて終わりましたけれども。いろんな意味でオリンピックの見方というか、身近な人だと思っている方があれだけ活躍されるのは非常によかったなと思っています。余談中の余談でしたが、お疲れさまでした。
○広岡スポーツ担当部長
２番委員からお話がありました苦情の関係で補足させていただきます。
横井オリンピック・パラリンピック推進課長が説明したとおり、明確な建設的な意見はなかなかなかったんですが、苦情をおっしゃる方の御意見を聞きまして、よりしっかりコロナ感染対策をやっていかなきゃいけないんだなとか、あるいはまだまだ私どもが有観客にした考え方とかの情報発信が足りなかったのかなと反省はいろいろいたしました。
そういった中で、特に今回で言いますと都市ボランティアさんが観客あるいはいらしている方に一番接する部分が多かったものですから、都市ボランティアさんにはもう一度しっかりコロナ感染対策を取るようにということで、私どもも落ち込んでばかりはいられなかったものですから、こういった苦情を前向きに捉えてしっかり次の対策が取れるようにと職員には話もしまして、そんなことをやったところであります。
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