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委員会会議録

質問文書

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令和5年決算特別委員会文教警察分科会 質疑・質問
質疑・質問者:和田 篤夫 議員
質疑・質問日:10/31/2023
会派名:自民改革会議


○和田委員
 分割質問方式で2問質問します。
 主要な施策の成果及び予算の執行実績についての説明書77ページ、地域部活動推進事業費について、今年から中学校の部活動を部外の指導者を活用しながらやっていく形になっていますが、令和4年度はその準備段階で、生徒にとって望ましい持続可能な部活動と教員の負担軽減の両立を実現するための実践研究を行ったと書いてあり、約300万円ほどを使っております。
 それで、実践研究の内容を説明してもらいたいのと、実際の予算額から言えば執行率が低い理由もお聞かせください。

○夏目健康体育課長
 実践研究の内容ですが、3番委員御指摘のとおり部活動の段階的な地域移行に向けて、少子化が進む中での持続可能な部活動と教員の負担軽減の両立を実現することを目的に、掛川市と焼津市で単独の学校の枠組みを超えた部活動の展開を行ったところです。
 具体的には、掛川市で拠点校方式による合同部活動の練習会ということで、市内の2つの中学校で合同練習会を行っております。さらに掛川市の場合は既に地域スポーツクラブを立ち上げている種目がありますので、将来的な地域移行の拡大に向けた体制整備や指導員の養成なども行っております。
 焼津市につきましては、地域スポーツクラブの練習会などを行っていますが、種目につきましては説明資料77ページに記載のとおり剣道、柔道、相撲、ニュースポーツ、カヌーなどの海洋について地域スポーツクラブとして開設し、学校の枠を超えて市内の複数の学校の中学生が参加する展開を行っているところです。
 執行率が低い要因ですが、焼津市は複数種目のスポーツクラブの設置で、それぞれの種目の今後の地域移行に向けた指導や助言を頂くコーディネーターを5人ほど計画しました。新たに始めるということでそれ相応の業務量があると想定しましたが、思ったよりも――コーディネーターの方の御都合によって参加できなかったこともあると思いますが――結果的に想定を下回り、コーディネーターにお支払いする謝金が執行残となっているとの話は聞いています。焼津市においては、今回の活動そのものに支障があったことは聞いておりませんので、そのような状況になっております。

○和田委員
 中学校の部活動ですので、県が直接という話ではなく市や町の教育委員会がやっている話でしょうけれども、同じような内容ですが、説明資料77ページ、エの項目で部活動指導員育成配置事業費に7200万円ほど予算執行しています。
 これを見ると県立高校はよく分かるのですが、県内の市町立の中学校には12市町の64人ぐらいの補助をしたとの実績があります。これは実質的な配置の補助でしょうから、市や町からの要望やニーズがこのぐらいの人数だったからそのように補助をしたという理解でよろしいですか。

○夏目健康体育課長
 3番委員御指摘のとおり、市町分につきましては予算時に我々のほうで市の計画を把握して積み上げているものですが、実施に当たっては諸々の事情もあり中には計画どおりの配置ができなかったところもありますが、基本的には市町の計画に基づいてその全てに対応している状況です。

○和田委員
 これは要望になりますが、中学校ですと県が直接関われない部分もあるんでしょうけれども、部活動は子供たちの心身の発展のために本当に欠かせない、学校の3年間で非常に大事な期間になると思います。それがだんだん先生から地域の人に移行していくとなると、これはやむを得ない事情があるんでしょうが、市や町に任せる部分と、県が実態をよく把握して指導する部分を考慮しながら、このことについては今後とも子供たちのために関心を持っていただきたいと思います。市や町の要望があれば、しっかりとそれに応えていただける県であってほしいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp