• 携帯電話向けページ
  • Other language
  • 文字サイズ・色合いの変更
  • 組織(部署)から探す
  • リンク集
  • サイトマップ
  • ホーム
  • くらし・環境
  • 健康・福祉
  • 教育・文化
  • 産業・雇用
  • 交流・まちづくり
  • 県政情報

ホーム > 静岡県議会 > 委員会会議録 > 質問文書

ここから本文です。

委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成19年決算特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:松井 三郎 議員
質疑・質問日:11/02/2007
会派名:無所属


○松井委員
 今、委員長から監査委員の説明の範囲内というお話がありましたけれども、監査委員の先生が1カ月少しかけた監査をした感想といいますか所感といいますか、少し説明の範囲からちょっと出るかもしれませんけれどもよろしくお願いをいたします。

 初めに、審査方針にある予算の執行は、議決の趣旨に沿って適正かつ効率的に運営されたかと、なされたかということに基づいて質問をいたします。
 知事が、18年度は県民暮らし満足度日本一、これを目指すというふうに予算編成をしたというふうに思いますけれども、監査を通して、18年度の事業がそのような方向で行政がなされてきたと思うか、その辺の感想でもいいし、所感をお願いをいたします。

 それから、2点目は、指定管理者制度の導入の関係ですけれども、これについては、小笠山の総合運動公園とかこどもの国、そういうところで導入されてきていますけれども、趣旨としては民間の創意工夫を活用して、そして効率的な管理運営並びに利用者のサービスの向上と、こういうことだというふうに思いますが、監査を通しまして、この指定管理者制度についてどのようにお考えか。あるいは、課題がまだあるのか。おわかりでしたらお教えを願いたいとこういうふうに思います。

 それから、3点目は入札についてでありますけれども、建設部の方では19年度の方針として、建設工事の入札あるいは契約制度の改善に当たって制限付き一般競争入札を拡大していこうと。それから総合評価方式も拡大すると。低入札価格調査制度も改善を図りたいと。それから公共工事の入札については、原則的に電子入札を取り入れると。こういうような方針を出しておりますけれども、監査をされてこの入札制度の実態といいますか、それに対する監査委員の御所見をお伺いしたいと。

 それから、4点目は監査委員事務局の体制ですけれども、県の職員がいろいろなところから監査委員、3年ぐらいでかわるわけですね。これは会計検査院なんかを見ますと、そこに配属されてずっとそこで仕事をするというような国の方はそうなっていますけれども、これに対して、実際監査事務、監査を通してどういうふうに思われているか。以上、4点についてお伺いをいたします。

○富永代表監査委員
 松井委員の御質問にお答えをいたします。
 第1点の18年度予算の執行運用等が、知事が標榜する日本一を目指す執行運用になっていたかどうかについての感想を求められたものと思いますけれども、御説明いたしましたとおり財政全体としましては、いろいろな財政の健全化を図る指標等もおおむね改善回復の傾向にございますし、特段運用等につきまして大きな問題があったというふうにも認識しておりませんので、果たして日本一かどうかはわかりませんが、全国の中でも有数な安定的な財政運営が図られていたのではないかというふうに感想を持っております。

 第2点の指定管理者制度の導入について、監査を通してどのように感じておられるかという御質問でございますが、御案内のように指定管理者制度そのものがまだ導入して余り時間がたってございませんので、その評価をするのにはもう少し時間がかかるのではないかなというふうに思っております。
 その中で、既に一定の効果を上げているものも散見されると思いますけれども、一方では利用者側ですね、県民の立場からしてサービスの低下につながりかねない指定管理者制度の導入もあるのかなというような気もいたしまして、この点についてはもう少し監査といたしましても時間をかけて見つめていきたいというふうに考えております。

 3点目の入札制度につきましては、全国的にも大変問題があり注目をされておるところでありまして、本県でもさまざまな改善に向けての工夫がされているように思います。その入札制度をどのように改善していくかということは、知事部局の対応する問題かと思いますけれども、監査を通しまして今のところ本県の入札については全国で発生しているような大きな問題がある事例も発生をしておらず、電子入札への切りかえとか、あるいは総合評価方式の導入とかそういう改善の努力も続いておりますので、こういった改善の状況等もにらみながら、引き続き入札の実態につきましては、監査を通してできる限りのチェック機能を果たしていきたいというふうに考えております。

 それから、事務局の体制につきましてでございますが、本日もバックに控えておりますので申し上げにくいという点もございますけれども、私の在任中は大変有効にというかうまく機能をしていただいたというふうに思いますが、御指摘のようにやはり二、三年すると、元の部署あるいはそういった近くに戻るということで、時たまどちらに軸足があるのかというように感ずるところもございまして、私、持論としましては、やはりプロパーの職員で対応するのが理想かと思いますけれども、なかなか新規にそういった人たちを採用する、あるいはそれを養成するというように時間もかかりますし、今、本県では仮に知事部局から出向してくるスタッフで対応しているところに欠陥等があるとすれば、それは公認会計士等の専門知識を外部から導入することによって補っているということで、それから私初め識見の監査委員も一応外部から起用しておると。しかもそれを常勤にしておるというようなことで、全国的にも現行体制の中ではうまく機能している監査体制になっているというふうに認識をしております。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp