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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


令和5年9月定例会総務委員会 質疑・質問
質疑・質問者:中沢 公彦 議員
質疑・質問日:10/06/2023
会派名:自民改革会議


○中沢委員
 分割質問方式です。
 今回の総務委員会で、当局側の答弁があまりにも曖昧だったり訂正だったりもしくは虚偽と受け取れるものが多すぎるので、事実確認をします。
 今日、3人の副知事の任期と辞退届の日付が出てまいりました。副知事の就任は議会に上程されるものですよね。そのときにこの人の退職金はどうするのか、どうなっているのか議会で聞いてるはずなんですが、3人の副知事から就任前にそのような話があったことは事務方としては承知していませんと先ほど答弁がありました。昨日は就任前後に意思表示を聞いていますと答弁があって、訂正して調べてみたら退任後に書類を頂いていますとの話でした。これはもうでたらめと言わざるを得ないわけです。打診をしたのは当時の副知事なのかそれとも知事なのか、はたまた幹部職員なのか。そして副知事の就任に当たって意思確認はしていて、正式に書類として辞退届がこの日付で出ていると思います。その確認をさせてください。

○京極経営管理部長
 就任の際には議会にお諮りしておりますので、そのときに条件等については本人に確認しているはずです。退職金については制度としてありますので、当然退職金がある条件の下で打診していると思います。当時私が直接関わったわけではないので確信持ってお話しできませんけれど、そういった制度になっています。
 そして、昨日答弁した意向確認の話ですけれど、最終的に文書で頂いたのが辞退届になりますが、最初に遠藤人事課長から、任期中に意向があったことにつきましては、そのときの状況に応じて本人からそういうお話があったことを記憶していると答弁させていただいたと考えております。

○西原委員長
 もう1つについて答弁お願いします。

○京極経営管理部長
 ここで正確な事実確認はできませんが、副知事の就任を打診して、最終的に確認しているのは任命権者である知事だと考えております。

○中沢委員
 このことも継続して調査、審議が必要だと思いますが、それ以外にもよく分からないことがいっぱいあります。
 昨日時効、請求権という言葉が飛び交いました。この時効は何に対する時効ですか。請求権に対する時効ですか。そうすると請求権はいつまであるんですか。そもそも請求権は存在しないんですか。その辺を整理して言ってください。

○松行政経営局長
 退職手当の請求権について、昨日時効に関し答弁いたしましたけれども、時効や請求権があるのかないのか、いつ消滅するのか、そういった法的な整理についてそれぞれ解釈も様々ございますので、その点については若干時間を頂きたいと京極経営管理部長から答弁申し上げているところです。

○中沢委員
 全然答えられないわけですから、完全に継続して調査するしかないですよね。
 そもそも退職金は給料の一部ですか。

○松行政経営局長
 退職手当の性質は、給料の後払い的な性格と、長期間勤められた勤続報償的な部分の両面がございます。

○中沢委員
 給料の一部と解釈していいですか。

○松行政経営局長
 給与の後払い的な性格がございますので、全てではありませんけれども、そういった性格も併せ持っています。

○中沢委員
 今回最も違和感を感じるのは、県職員だった方が一旦退職金を受け取り、その後副知事になるので退職金の二重取りがあるから受け取らない、天下りをした団体に対しても退職金を受け取らないようにという話の流れの延長であると。国のキャリア職員が天下った先で二重取り、三重取りの退職金をもらっていたことが問題になった時代もありましたので、そのことはある一定の理解はします。しかし給料の一部との解釈で進んでいる金額に対して実は一番驚くべきことは、不祥事を起こした知事が自らその不祥事に対するペナルティーとして科した金額よりも、何の問題も起こしていないこれから張り切って頑張ろうと就任する副知事の辞退する退職金が5倍も6倍も高いんですよ。このつじつまが合わない不合理から、みんな何だかよく分からなくなるんじゃないかなと思います。
 一生懸命自分たちを守ろうとしている、皆さんが言っている二重取りをやめましょうについてはそれはそれで置いといたとしたって、知事に科すペナルティーのほうが小さくて、何も悪いことをしてない副知事にはなから給料を一部あげないことを全くおかしいと思わないとするならば、皆さん方はもうちょっと深く物事を考えて生きたほうがいいんじゃないかと思うぐらいおかしなことに気がついてますか。

○京極経営管理部長
 繰り返しになるかもしれませんけれども、辞退された副知事は、自らの意思で辞退されていますから、私としてもその意思を尊重しています。

○中沢委員
 私には家族もいて、これまで養ってきて55歳になりました。あと何年働けるか分かりませんが、全ては家族のため、生活のため、いろんな意味で給料を頂かなければ何人たりとも生きていけないと思います。その大事な給料を辞退する形でいいですって言うのは、よほど男気があるか、誰かに操作されたか、誰かにそれを仕向けられた限り僕は考えられないと思います。その金がなくても生きていけるほど公務員は豊かだとするなら、そんな豊かな給料をもらっている公務員の給料そのものを一般職員から全部減額するぐらいの勢いでやればもっと財政はよくなる話になるので、このことについては、何か作為的、恣意的なものがない限り存在し得ないと思っています。
 いずれにしても曖昧な答弁、よく分からない、不明な状態のままこんなことがいっぱい続いてますから、今回は結論も出せないと思いますし、いずれにしても継続でお願いしたいと思います。

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