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委員会会議録

質問文書

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平成24年7月産業育成支援特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:藪田 宏行 議員
質疑・質問日:07/30/2012
会派名:自民改革会議


○藪田委員
 経済産業部の14ページに載ってるわけですが、商業者、仕事を始めていく起業者、あるいはベンチャー企業等の支援ということの中に、インキュベートセンター、これは以前、産業委員会で、富山県、石川県でしたか、先進地視察をさせていただいて、すばらしいなと思ったわけですが、県内にも3カ所あるわけですが、この現状と実績等について、おわかりになったら少し教えていただきたいと思います。以上です。

○渡辺商工振興課長
 インキュベートセンターの現在の状況について御報告いたします。
 現在、インキュベートセンター、浜松、沼津、それから富士と、3カ所で各センター10室の部屋を用意しておりまして、30室の入居が可能なところでございまして、現在の平成23年度末の入居率の状況からいいますと、25社ということで、約80%入居がされているということでございまして、その中で、平成7年から実は浜松、それから8年に沼津、それから9年に富士という形で連続してつくったわけでございますが、そういう形で、現在、累計で入居された方は109社が入居をされまして、ここは5年をたつと卒業するという原則になっておりますので、まさしく創業5年という定義のもとで、現在83の企業が卒業されてると、こんな状況でございます。
 そういう中で、施設を有効に使っていただいて、卒業後にみずから自分で事務所を持って創業している方も何人かいらっしゃいまして、例えば、沼津の工業団地のほうに、主に整形の外科用の人工骨とか、その開発をして、ここで研究した成果を生かして新しい分野に進出した方とか、顕微鏡のデジタルカメラシステムを開発して、成功してるという浜松の会社もございますし、それから、この研究によって、この場所によって、新たな循環水の設備のスケール除去装置の開発に成功した浜松の企業もいらっしゃるというような形で、ここの施設を有効に活用していただいて、この施設の本来の役割である創業時の研究開発を使った場所の提供ということで県のほうで用意しておりますけども、そこの有効な活用は今も続いておりますし、これからもこの施設を有効に活用して、創業の支援をしてまいりたいと考えております。以上でございます。

○藪田委員
 大変立派な実績を残されていると思うんですが、今お話にあった卒業後の支援でありますが、資金ももちろん大事でありますが、いろんな壁にやっぱりぶつかると思うんですよね、実際の営業をしていく、あるいは仕事をしていく上では。そうした資金的なもの以外に、ソフト的なもの、私言っているのはどういうことかというと、その部屋を借りているときは、本当に手厚い、いろんな相談窓口とか、県でも紹介したり、あるいは県の職員さん、みずから指導といいますか、協力してやってるんだと思いますが、卒業した後の、もう出てったら終わりではなくて、あとはお金は出すよというだけではなくて、そうした支援的なことは、簡単に言えば、ソフト的なものでしょうけども、そういうものはどうなってるか、再度お聞きしたいと思います。

○渡辺商工振興課長
 この入居された方が、そういう施設を使って、入居するためにはインキュベートドクターという、要するに指導員の方、それから、また経営指導する方も定期的に訪れております。卒業された後ですけれども、その期間にいろいろな県の支援策、それから国の支援策とか、そういうのを学んでいただいて、かつ卒業後、みずから、まさしくそこはインキュベートセンターですから、ふ化機の部分ですから、出た後は、基本的にはそこで蓄えた技術、それから知識を生かして、また、ぜひみずからがいろんな制度を活用しながら、企業を大きくしていただくということを我々は望んでおりまして、そういう意味で、その一つの時期については、今、実は県のほうで産業支援に対しては、市とか産業財団も含めて、各地に産業支援機関、ネットワークを持ってます。ですから、そこのネットワークを使って、いろいろな支援策を活用してもらって応援してるという体制もとられておりますので、卒業後は、そういう財団とか、支援機関の情報を常に共有するような形で提示しながら、発展するような形で指導しているというところが現状でございます。

○藪田委員
 ぜひ産業支援ネットワークを初め、いろんなあらゆる機関で、実際に1社でも2社でも多く、そうした仕事を始める人の支援を、あらゆる手段でしていただきたいと思います。
 そして、委員長に要望なんですが、大変多い資料をいただいているんですが、この資料は、一つのテーマごとにハードとソフトと出てるんですが、項目ごとじゃなくて、県のハード的な支援はこういうものがありますよ、ソフト的な支援はこういうものがありますよと、項目じゃなくて、ハードとソフトに分けた場合の一覧表のようなものを、ぜひ提供していただければと思いますので、また委員長のほうからお願いをしていただきたいと思います。以上です。

○吉川委員長
 それでは、ハードとソフトに分けての資料の提出はできますか、どうでございますか。

○吉林経済産業部長
 ちょっと量が多いものですから、まず1つは、お時間をいただきたいということと、それから、またどのレベルまでということにつきましては、また委員長とも御相談させていただきまして、できるだけ委員の要望に沿うような形で調整をしたいと思います。以上でございます。

○吉川委員長
 わかりました。5番委員、よろしいでしょうか。

○藪田委員
 はい。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

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