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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成29年決算特別委員会総務分科会 質疑・質問
質疑・質問者:竹内 良訓 議員
質疑・質問日:10/31/2017
会派名:自民改革会議


○竹内委員
 一問一答方式でお願いします。
私からは、大きく分けて3項目お願いします。
 まず最初に、平成28年度主要な施策の成果及び予算の執行実績についての説明書32ページの定員管理と労働時間についてお尋ねしたいと思います。
 けさ、4年前に亡くなったNHKの記者が労災認定されたという記事が出ていましたけれども、我が静岡県庁の職員で昨年度最も時間外労働が多かった方の年間残業時間数とその部署、及び別の方かもしれませんけど、昨年度最も1カ月の時間外労働が多かった方の残業時間数とその部署、またどの部署――何部の何課が平均して時間外労働が多かったのか。まずは以上3点についてお尋ねします。

○八木人事課長
 まず、1点目の1年で最長の時間外時間数は1,156時間でございます。所属は経営管理部の財政課でございます。平均等でございますけれども、後ほど回答させていただきます。

○竹内委員
 1,156時間が財政課というのはわかりますけど、1カ月に最も時間外労働したのは何部の何課というのが答弁漏れです。

○八木人事課長
 済みません。
 1カ月単位ですと今手元に資料がございませんので、後ほど提供させていただきます。

○竹内委員
 電通にしろNHKにしろ、こういう時代背景があるわけですから、経営管理部としてどこの部署がどういう状況かというのは、やっぱり当然掌握をしていないといけないと思っています。また後で結構ですので教えていただければと思います。

 それから説明書の32ページの表の見方をお尋ねしたいんですけど、上段の各区分の再任用短時間職員を除くと書いてありますけど、この表の中で臨時職員とか非常勤職員はどこの欄に該当するのか教えてください。

○八木人事課長
 説明書32ページの職員数の中には、臨時職員と非常勤職員は入っておりません。

○竹内委員
 ありがとうございます。
 説明書32ページ中段の定員管理の考え方で、今まで職員定数をいろいろ御議論されて職員数の削減だけじゃなくて総労働時間の削減に取り組むとなっていて、総労働時間についてはただし書きが書いてあります。時間外勤務時間はおおよそ1万53時間削減されていますけど、削減金額は幾らですか。

○八木人事課長
 削減額については、手元に資料がございませんので追って提供させていただきたいと思います。

○竹内委員
 質問を変えます。
 定員管理上、この表で言うと臨時職員とか非常勤職員の方が入っていないと。総労働時間を目標として正規職員数も労働時間も減らして総労働時間が1万53時間削減できましたと。臨時職員及び非常勤職員の方々の平成28年度における経費は、平成27年度と比較して減っているのかふえているのか。

○八木人事課長
 非常勤職員及び臨時職員の経費については、現在手元に資料がございませんが、人数で申し上げますと非常勤職員の人数が平成27年度は782人、平成28年度は802人でふえております。臨時職員につきましては臨時の短期間の雇用でございますので、いわゆる人工数で換算しますと平成27年度は148人、平成28年度は132人という状況になっています。

○竹内委員
 定員管理の考え方について、指標を総労働時間に変えたことについては議論しませんけれども、一般的な企業の場合は人件費と捉えます。人件費には正社員とか臨時職員の方々あるいは契約社員、アルバイトも含めて法定福利費である社会保険料も入っていると記憶しています。固定でかかる費用はほとんどが人件費だと思っています。人員管理が職員にとっては働き方、ワーク・ライフ・バランスという考え方に立ちますけれども、経営サイドに立ったときに定数はもう見ません。総労働時間で見ますと言いながら臨時職員とか非常勤職員の人数がわかっているとしてもその額がわかっていないと、税金の使われ方として一体何だろうなということになると思いますので、よく注意していただいて引き続き頑張っていただければと思っております。

 それに関連して、説明書44ページの(エ)生産性の向上に向けた取り組みのaの表の実績B欄に、全庁での業務時間が2万4805時間削減したと書いてあります。この2万4805時間削減したことと、先ほど言った総労働時間を1万53時間削減したこととの関連性について教えてください。

○八木人事課長
 説明書44ページの2万4805時間は、本庁における削減時間でございます。先ほど言った1万53時間は、いわゆる全体の総労働時間でございますので、その中に含まれているものと理解をしております。

○竹内委員
 わかったようなわからんような話ですけど、わかりました。
 全庁的業務の見直しの中で何をしたかということで、議会答弁作成に係る作業時間の縮減と書いてあるんですね。全庁的業務の見直しについて10個ぐらい書いてあって、その中の1つであるならそれもありだと思うんですけど、全庁的業務の見直しで1個だけ突出して議会答弁というと、余り答弁しないほうが世の中のためになるのかと捉えますけど、これを記載した意味をまず教えてください。

○吉良行政経営課長
 通告に基づき議会答弁を作成するわけですが、全庁の共通業務ということでモデルとして昨年度取り組んだということでございます。複数メニューの中で1つだけを取り上げたということではございません。

○竹内委員
 議員もなるべくしっかりした通告をするつもりではいますけど、この説明書は議会に出す書類ですから、これはないなという気はしています。もしこれから記載される場合は、何点か挙げたうちの1つだったら何も言いませんけど、我々が言うのは個人的意見だけじゃなくて県民の代表として県民からの御意見を皆様方にお伝えしているものですから、生産性も大事ですけど、丁寧な答弁をいただけるとさらにうれしいなと思いますのでよろしくお願いします。

 3点目に予算執行の実績を見ると出納局あるいは人事委員会でも運営活動費があります。どのセクションで答えていただいてもいいですけど、運営活動費の不用額の理由に事務費の節約等によるものと書いてあるんです。来年度予算を考えたときに、この決算の数字からすると来年度予算をつくるときはどの数字が起点になるんですか。事務局運営活動費を例にとった場合、一般論でいいですけれども、来年度予算を編成する場合は平成28年度の予算額から起算されるのか、決算で事務費の節約で頑張った額を起点にしてつくられるのかどっちですか。

○青山財政課長
 実績を用いて予算をつくります。
今回、来年度の当初予算編成の通知をさせていただいたところでございます、その通知の中におきましても、今まではどちらかというと予算、予算という形で考えているところが多かったわけですけれども、実際の事務費の執行状況を踏まえて自然体で執行したときに100万円の予算だったけれども90万円ぐらいで終われば90万円が本来妥当な予算額ではないかとなってきますので、実際の執行状況を確認した上で適正な額を見積もってくださいということを示させていただいております。実際の執行状況を把握しながら、適正な額を積んでいただきたいと考えております。

○竹内委員
 財政課は各部署から出てきたものをベースに予算編成をやっていくと思いますけど、出先事務所の一般職員はいかに無駄を省くかを所属長から言われて、努力して知恵を使って汗をかいて前年対比で例えば1割減らしたと。来年度は1割減らした額でさも当たり前のようにやると、頑張っても自分で自分の首を絞めちゃうという予算の考え方になるものですから、決算審査ですから意見だけ言いますけど、決算額は決算額で大事にしながら、例えば土木事務所で頑張って削減した分は、活動費は実績ベースでいいけれども運用の部分で自由に使える予算編成にしていくと決算の価値が出るのかなと思っております。それと合わせて、単年度決算でしょうがないんですけど、これを去年と比べてどうだったかなと見ると、我々は去年分をまたひっくり返すんですよ。前から言っているんですが、我々には出さなくてもいいですけど、特に経営管理部の財政を扱っていらっしゃる方、あるいは人事、営繕も含めてですけど、去年の決算額が科目ごとにあって本予算があって、現在どうだったかという3段でやらないと全くわからないですね。例えば事務局運営活動費の不用額が事務費の節約によるものと書いてありますけど、去年はどうだったのか。去年も不用額が出ていてことしも不用額が出ていれば、それは予算の立て方がちょっと問題だったよねという話になるけど、逆に去年は満額使っていたけど事務費で頑張ったら、それは部署が頑張ったんだねという話になるものですから、決算特別委員会に出す資料は限りがあって余り膨大になると我々も見られなくなってしまいますけど、せめて予算を管理する決算数字をベースにして来年度予算を他部署に対していろいろ指導する立場の方々は、しっかり答えられなかったりするとちょっとどうなのという疑問を持ちますので、十分注意していただいて頑張ってください。これは要望とさせていただきます。以上です。

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