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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成24年決算特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:宮城 也寸志 議員
質疑・質問日:11/16/2012
会派名:自民改革会議


○宮城委員
 おはようございます。3点についてお伺いいたします。
 まず、津波対策についてでございますが、先ほどお話がありましたように、水門、陸閘等、静岡県は東日本大震災以前より人命を優先にして操作体制をとることになっております。突発地震における水門、陸閘の対応として、陸閘は常時閉鎖化を進めており、引き続き地元の方と協議しつつ、常時閉鎖を推進していると聞いております。
 また、東日本の震災では、水門とか陸閘を閉めるために多くの消防団の方が犠牲になっております。今、自動遠隔操作等がなされていない水門、陸閘等の確実な閉鎖を行うため自動化、遠隔化を図るとともに、一元管理が可能なシステムとして、主要施策の説明書の55ページの津波高潮危機管理事業などで津波・高潮防災ステーションの整備を実施していると思われますが、今後の対応についてお伺いします。

 次に説明書84ページ、県営都市公園における指定管理者制度の導入効果についてお伺いします。
 平成22年度の浜名湖ガーデンパークの指定管理者制度への移行により、県内7カ所の県営都市公園は、全て指定管理者による管理となっております。指定管理者制度は、民間の能力を出しつつ住民のサービスの向上、また経費の削減を図ることを目的としております。84ページに、指定管理者制度の導入による民間の創意工夫を活用した、効率的な管理運営と利用者サービスに努めたと記載されておりますが、具体的にどのような効果があったのかお伺いします。

 そして最後でございますが、説明書87ページ、新エネルギーの農業水利施設利活用について伺います。
 東日本大震災以降、再生エネルギーへの注目が高まっております。このように自然を利用したエネルギーを拡大していくことが、これから大変重要になっております。中でも小水力発電については、太陽光と違いまして天候の影響が少なく、水の多い我が県においては大変大きな可能性を持っていると考えられます。
 7月から再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度が導入され、河川法の水利権協議等の規制緩和の動きが進んでいることは、導入の拡大に大きな弾みとなると思います。
 県当局では、新エネルギー農業水利施設利活用促進事業により農業用水を活用した小水力発電の調査設計を実施しておりますが、導入促進に向けたこれからの進捗状況と今後の取り組みについて伺います。以上でございます。

○進藤港湾整備課長
 津波・高潮防災ステーションの整備についてお答えいたします。
 本県では遠隔操作によりまして、安全そして確実な閉鎖を進めるべく、津波・高潮防災ステーションの整備を平成10年度以降進めてまいりまして、今までに清水港、相良地区、焼津漁港、吉田地区の4地区で、津波・高潮防災ステーションが完成しております。
 現在は、沼津市、西伊豆町におきまして津波・高潮防災ステーションの整備を進めており、沼津市については平成27年度、西伊豆町につきましては平成28年度の完成を目指してそれぞれ整備を進めております。これによりまして、全体で78基の水門、陸閘の自動化が図れる見込みです。
 しかしながら、まだ自動化すべきところはたくさんあると思います。今後とも津波・高潮防災ステーションの導入可能性を検討いたしまして、地元と協力し、積極的に整備していきたいと思います。
 なお、津波・高潮防災ステーションの整備には日時や費用を要するため、地元の理解を得ながら、平常時でも閉鎖が可能な施設については、常時閉鎖化を進めてまいりたいと思っております。以上です。

○赤川公園緑地課長
 指定管理者制度の導入効果について御説明いたします。
 第1に、利用者サービスの向上でございます。平成16年度と比較しまして、公園利用者のアンケート調査による満足度が、5段階評価で平成16年度は3.91だったのですけれど、平成23年度には4.26まで上昇しております。
 第2に、利用者数の増加でございます。平成16年度は177万6000人でございましたけれど、平成23年度には約240万人ということでございます。
 また第3に、コスト削減でございます。平成16年度と平成23年度を比べますと、県負担額は約3億8000万円ほど、22.9%の削減となっております。以上でございます。

○絹村農地計画課長
 新エネルギー農業水利施設利活用促進事業に関しまして、小水力発電のこれまでの進捗状況、今後の取り組みについてお答えいたします。
 県では、国の補助調査制度を活用いたしまして、採算性の面で実現性の高い箇所から、電力需給計画や施設計画などの概略設計を実施しております。今年度は県営の地域用水環境整備事業を活用しまして、大井川右岸地区におきまして2カ所の発電施設の整備に着手している状況でございます。
 また平成24年3月に行政、土地改良区、企業等で構成します静岡県農業水利施設を活用した小水力等利用推進協議会を設立いたしまして、ホームページの作成、ワンストップ窓口の開設等を行っております。
 今後につきましては、小水力発電の管理運営に関するガイドラインを策定いたしまして、適正かつ円滑に導入するよう進めてまいります。
 また、先ほど申しました協議会と連携いたしまして、効果的、効率的な導入を促進するつもりでおります。

○宮城委員
 1つ要望です。
 今の小水力発電で、大井川用水に2カ所できますが、そうしたものを利用しまして、水力発電をするだけでなく教育の面で見学できるような施設にしてもらいたいと思います。以上です。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

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電話番号:054-221-3482

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