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委員会会議録
質問文書
平成29年２月定例会文教警察委員会 質疑・質問
 | 質疑・質問者： | 天野 進吾 議員 |
| 質疑・質問日： | 03/07/2017 |
| 会派名： | 自民改革会議 |
○天野（進）委員
アンカーですので、アンカーらしくやらせていただきます。
昨年の文教警察委員会で、私が質問というよりも意見で、母親大会という組織が島田工業高等学校の講堂を使ってやった。
しかし、この大会は明らかに極めて政治的な色彩を帯びたものだと。そういうところになぜ学校を貸さなきゃならないのか。そしてなぜ県教育委員会が後援となったのか。県教育委員会が後援ですから例えば静岡市教育委員会も島田市教育委員会も素直に後援しているんですね。一見、大変に何か世間で認められた母親大会というイメージを持つ市民も決して少なくないんですけれども、実際には大変に政治的な偏向のある団体であります。
今回はそんなことはないだろうなという思いを持っておりました。幸い現段階でまだそういう動きはないようであります。恐らくこれからもないだろうと思っておりますけれども、どうぞその点については御注意いただきたいと思います。
次に、きょうの朝、私にファクスが送られてまいりました。このファクスはジュニア・チャレンジ・プロジェクトというもので、このペーパーが沼津市内、三島市内の学校で子供たちに配られて、子供たちの手から母親のもとに来て、それがファクスされてきたんでしょう。
実は、非常に心配するのは昨年もそういう形で子供たちをいろいろな企画に誘っているんですね。そしてそこに事件が発生しました。
というのは、ここで採用された指導者が実は児童ポルノで逮捕されちゃったんですね。何と168人が被害者で教員ら６人がその容疑で逮捕と書いてあります。学校の教員も入っているんですね。そしてアルバイトに雇われた指導者が子供たちの児童ポルノをやっている。
今回の計画も実はよくわからないんですけれども、上のほうに一般社団法人ジュニアチャレンジプロジェクト推進協議会と書いてありながら、一番最後に申し込みは株式会社アンファンスとあるんですね。表面では一般社団法人でありながら株式会社アンファンス、いわゆる旅行代理店でしょうね。またこういうことが起きてはと沼津の方も心配したんでしょうけれども、こういうものが軽々配られている、父兄に渡ることが今、私たちが心配しなきゃならない問題じゃないかなと思っております。
表面上は推進協議会であります。しかし申し込みは株式会社。そしてその指導者はどうかと。これまたアルバイトによれば昨年のような問題点が生まれないとも限らないわけで、そういう点についてはどうぞ沼津、三島方面――私がはっきり聞いているところは沼津、三島方面ですけれども、静岡市内にも来られるのかわかりません。しかしこういうものがどういう形で来たか、それは調べていただきたいんですけれども、やっぱりちょっと心配になる事件じゃないだろうかと申し上げておきます。
それで、きょう私が立ったのは当然のことながら、本当に議員の皆さんからペイちゃんと言われて御苦労なさったかつての局付主幹、北川理事兼教育総務課長、御苦労さまでした。
教育委員会においては、現時点で736人の先生方が退職されますけれども、この席ではたった１人なんですね、今回退職をされます。皆さんからペイちゃんと呼ばれたというのは、やっぱり人間性だからでございます。まさに教育長にはペイちゃんなんて絶対言わない。昭和54年に中央図書館の職員として教育行政に入られ、主幹そして社会教育課長等を過ごして、今回理事兼教育総務課長で退任されるわけです。席があと２つずれればなと思っているでしょう。いろんな思いはあるでしょうけれども、どうぞこれまで公務員として立派な仕事を過ごしていただきました。せっかくですから何か一言後輩に言う言葉、そして我々に言う言葉があればいただきたいと思います。お願いいたします。
○北川理事兼教育総務課長
こうした機会をいただきましてありがとうございます。38年間ずっと教育に携わってきました。そのほとんどがこの事務局の仕事をさせていただいたことに、非常にありがたいなと思っております。
それぞれの場所で私なりに一生懸命やってきたつもりですが、何せこういう人間ですので力不足で周りの人にいろいろ迷惑をかけてきました。その都度上司から適切な指導をいただいたり仲間に助けられたりして、どうにかここまで来ました。まだ数日あるんですが、振り返ってみますとやっぱり感謝という言葉しかないと思っております。
先ほど御紹介いただきましたけど、平成15年度から３年間局付主幹をやらせていただいて、それ以来ずっと皆様方にはお世話になりました。ありがとうございました。特にその３年間は非常に私にとっても貴重な時間だったと思っております。ありがとうございました。
教育の充実は、静岡県の未来のためにも非常に大事なことであると思っておりますので、先生方におかれましてもぜひとも教育に御理解をいただき、お骨折りをいただき、後押しをいただき、応援していただきたいと思います。お願いの言葉になってしまいました。どうもありがとうございました。（拍手）
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