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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成23年決算特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:東堂 陽一 議員
質疑・質問日:11/10/2011
会派名:自民改革会議


○東堂委員
 3点ほど質問いたします。
 まず部長の総括的な説明の中にあった説明書からでありますが、1ページ目の下のほうですね、イの項目、「文・武・芸」三道の鼎立を目指した学校づくりという御説明がございました。県民の多様な教育ニーズに幅広く応えられる魅力ある私立学校づくりの支援をしたということでありますが、ちょっと中を見ても実際、特にこの「文・武・芸」という、芸に当たる部分なんですけど、ちょっと具体的にわかりにくかったものですから、どういうことに対してどういう事業があったか、どういう政策があったかということをお聞きしたいと思います。

 次に、説明書2ページの一番下段ですね、ウ誰をも惹きつけ、もてなす魅力づくりという説明の中で、観光客の来訪と滞在を促進するため、県内全域の観光振興を図るというふうにありますが、これもちょっと政策事業を見たときに、県内全域という表現が当たっているのかなという疑問を持っております。どういう観点で、どういう事業を実施したかという説明を、県内全域という観点がどこに含まれているかを説明願いたいというふうに思います。

 3点目は説明書27ページ、これも下のほうですね。ウの訪れてよしの“食・宿”情報発信事業費の(ア)の“食・宿”ガイドブックの制作ということでありますけども、経費として3000万円だということだと思いますが、部数、配布先を教えていただきたいと思います。本来、民間がやればいい事業ではないかなというふうに思いますけども、部数やどのようなところへ配ったかということ。そして、どの程度の効果があったという評価ができるかどうか、お聞きしたいと思います。

 最後、4点目でありますけど、今の27ページの続きであります。エのふじのくに観光ブランド創出事業費で、しずおかツーリズムコーディネーター3名を設置し、富士山静岡空港就航先での新規マーケットの開拓等を行ったとありますが、次のページにその活動実績の報告、こんなことをしたという説明がありますけども、これも実際に具体的な事例として、こういう活動実績ではなくて、効果としてこういうものがあったということがわかれば説明をいただきたいと思います。これだけではないんですが、1億8700万円余りの大きな予算を使っております。どのような効果があったかということをお教え願いたいと思います。
 そして、さらにその後へ続きまして、各種観光展等への出展とか、富士山静岡空港の就航地における観光宣伝等の具体的説明がありますけども、これも全体として、どういうふうに効果があったかというふうに評価ができるかどうか説明を願いたいと思います。以上4項目、お願いいたします。

○木塚私学振興課長
 まず、「文・武・芸」三道の鼎立を目指した学校づくりへの支援でございますが、私どもは高校の場合、先ほど8番委員にお話をいたしましたが、経常費の補助金の中で基本配分と、それから特別配分というふうに分けておりまして、その特別配分の中で、いわゆる私学さんが特色ある教育の実現に向けて何らかの行動を起こしている場合には、加算を実施しているということでございます。
 例えば武と芸でございますが、体育あるいは文化活動で中部地区大会へ出たとか、全国大会へ出たとか、そういういろんな文化活動で地域貢献をしているといった例がもしあれば、それについて特別な配分を加算をさせていただいた、そういう面から支援をさせていただいていると、そういうことでございます。以上です。

○植田観光振興課長
 観光振興の関係で、まず、県全体の観光振興ということですけども、もう1つの御質問で27ページ以降の施策ということで、これもちょっとかかわりますが、観光振興の面では、まず1つはツーリズムコーディネーターを配置しまして、観光地としては県全体を対象に、例えばここにあります北海道でありますとか、沖縄でありますとか、あと首都圏でありますとか、こういったところに出向いていただきましてセールスをやっていただきました。具体的には旅行会社を訪ねていただきまして、県の魅力につきましていろいろ、例えば大井川鉄道でありますとか、浜名湖でありますとか、伊豆半島でありますとか、そういったところの魅力を説明していただきまして、実際に商品造成をしていただくと。
 例としましては、SLともみじをタイアップした旅行商品でありますとか、あとミカン狩りをやる体験ツアーでありますとか、あとお茶摘みの体験ツアー、そういった新しい商品もつくっていただいたということがあります。また、例えば就航先で商談会を開きまして、全県の観光事業者様のほうに出席を依頼しまして、一緒に札幌等へ行きまして商談会等もやっているということが、この28ページ以降の例なんですけども、街頭キャンペーンをやって静岡の魅力を情報発信するというのもありますし、実際にそういった商談会を開きまして、現地のエージェントと静岡県側の旅行事業者との商談をやっていただく。そういった機会を使って新しい商品の造成につなげると、こういった取り組みをしているところでございます。以上です。

○藤原観光政策課長
 “食・宿”ガイドブックの制作についてお答えいたします。
 これは一般的に配るというものではなくて、原則は書店で販売しております。最初のB級グルメの本は、じゃらんムックシリーズとして販売しておりまして、約4万部発行しまして、現在のところ6割の2万4000部は売れているのではないか。正確には出ていませんけれども、書店では2万4000部、約6割売れているのではないかということです。おもてなしの宿の本につきましても書店で販売してございまして、1万部を印刷し、約6割の6,000部ぐらい売れているものと思います。もう1つ、食の都づくり仕事人の本は、マーケティング推進課のほうで制作していただきましたけれども、これも1万部を印刷し、現在のところ、約6,000部ぐらい売れているのではないかという推定になっております。まだ正確に把握できませんが、書店ではそんな感じでございます。
 B級グルメの本を買われた方々は6割強が女性の方で、35歳から40歳ぐらいの方が中心購買層になっております。あるいは静岡旅行は御夫婦で、あるいは家族連れでという方が多いというアンケート結果が出ております。どこに行こうかなと考えているときにこの本があったので、お買い求めいただき、静岡に行って食を楽しみたいなというような感想が寄せられております。以上です。

○東堂委員
 ありがとうございました。
 県内全域の観光振興、あるいはいろんなコーディネーターや観光展等で、そういう活動を行っているという説明でございました。
かなり大きなお金も使っているわけでありますけども、実際に効果を数値で何かあらわすことができるかどうか、例えば人数とかそういうものでありますけど、もしわかればお聞きしたいと思います。

 それからもう1点、ガイドブックの件でありますけども、書店に置いてあるということで、私もそういうことで結構だなと思いますが、参考までにもう少し詳しくお聞きしたいんですが、本の購入代金ですね、定価。それから4万部とか1万部ですから冊数に限りはありますけども、県内外へ発信するとなれば、当然県外の書店にも置く必要があるかなとも思いますけども、もう少し具体的に配布先がわかるように説明願いたいと思います。以上です。

○植田観光振興課長
 効果の測定なんですけども、評価を踏まえた業務棚卸表、きょうの資料の中にあるかもしれませんが、その21ページにあるんですが、観光につきましては一番大きいのは、観光交流客数で測定をしております。平成21年度は1億4075万人でした。22年度は下がりまして1億3859万人です。ただ、下がったのは3月11日の震災以降で、かなり影響が大きくてここが下がりましたが、例えば、その下の外国人延べ宿泊客数などにつきましては、今56万人と目標を上方修正しております。そういったところで、あと宿泊客数については、やはりこれも同じように3月11日以降の影響もありまして、1694万人と下がっているということで、こちらのこの大きな3つの数字を参考に、今効果の測定等をしております。

○藤原観光政策課長
 まず、定価でございますが、B級グルメの本は840円でございます。次に、おもてなしの宿の本につきましては1,575円でございます。食の都づくり仕事人の本は1,260円の定価でございます。
売っているところは、例えばB級グルメの本ですと、一般の書店に行きますと旅の本が並んでいる旅コーナーがございますが、そういったところに発売当時はポップを入れていただきまして、販売してございます。もちろんおもてなしの宿の本等につきましても書店にございますが、発売当初はコンビニエンスストア等でも販売してございました。以上です。

○東堂委員
 ちょっと説明が、もう少し詳しく聞きたいことがあるわけですけど、数値評価と言いましたけど、なかなかこの事業によってどれだけ効果があったかと直接に結びつけるのは難しいと思いますけども、やりっぱなしで終わらないように、しっかりと検証していただきたいということが発言の趣旨であります。

 ガイドブックの件でありますけど、コーナーがどこということではなくて、県内外のどういうルートでどの程度まで、エリアというんでしょうか、売られているか。そういう質問でお聞きをしたところであります。お願いします。

○加藤観光局長
 この本の販売でございますけども、やはり首都圏、それから就航先ですね、主にこちらで販売を、書店のほうにお願いをしてやっております。
 先ほど観光政策課長のほうから話をしましたように、やはりB級グルメの本というのは女性層に人気があるということで、特にこれにつきましては就航先で、これによって旅行動機を静岡に求めるということで売っております。
 それからおもてなしの宿の本、こういったものは全国でもよく発売されていますけども、やはりおもてなしのナンバーワンであるとかナンバーツーということで、富裕層の方を対象に、主として首都圏で出しておりまして、売れ行きとしては一応好調だというふうに聞いております。以上です。

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