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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成23年12月定例会厚生委員会 質疑・質問
質疑・質問者:櫻町 宏毅 議員
質疑・質問日:12/15/2011
会派名:民主党・ふじのくに県議団


○櫻町委員
 数点、質問させていただきます。
 まず、健康福祉部の関係ですが、先般の12月定例会、我が会派の橋本議員の質問に対しまして、部長のほうから医科大学の誘致の件でございますけれども、発言として、複数の学校法人と話し合いを行い、候補地をごらんいただくなど誘致に向けた取り組みを進めているところでありますという御答弁がございました。かなり多くの大学側が静岡県に関心をお示しいただいて、それに対して現地を御視察いただいているのかなという受けとめをしているんですが、その解釈でよろしいのかどうか、お答えいただきたいと思います。

 2つ目は、いただいた資料に関するところでございますが、資料の9ページ目、人権週間の啓発事業についてであります。
 人権という言葉は非常に多岐にわたるわけでございますけれども、県といたしまして県民の多くの方々にそれを周知するということで、さまざまな取り組みをしていただいているかと思います。そこに記載のとおり、いろんなイベントをしていただいておりますが、取り組みの結果と成果、今後当局としてどのような活動を進めていかれるのか等々について御説明をいただければと思います。

 3点目、総合計画の関係なんですけれども、そもそものところで申しわけないんですが、健康福祉部として管理している指標が多々あるかと思いますけれども、今回BプラスであったりBであったりCであったりという評価がついているわけでございますが、この評価のつけ方がどういう観点でおつけになっているのかということについて、まずは御説明いただきたいと思います。

 それからもう1点、進捗がおくれていると判断されています2件、ドクターヘリの夜間運行と福祉人材の育成、これが進捗がおくれているということで黒丸がついておりますけれども、これの挽回策について御説明いただきたいと思います。

 健康福祉部としては最後になりますが補助金の関係でございますけれども、先般、経営管理部の財政課のほうから、補助金の見直しという一覧の資料をいただきました。これは補助金をゼロベースで抜本的に見直すということで、かなりリストが細かく書いてあり、健康福祉部に関するところにも幾つも記載があったわけでございますけれども、この見直しは県の財政が非常に厳しいものですから、どこの部局も協力し合いながら補助金の見直しについてゼロから見直すという観点だと思うんですけれども、見直しによって捻出された額について、それから今回をもって終了あるいはもう1年だけ時限延長ということで評価をされているものもあるんですけれども、それをやると今まで支給されていた対象に対して迷惑がかからないのかなという感がするんですが、それに対しての措置等々についてお聞かせいただきたいと思います。

 がんセンターについてでございますが、総合計画の関係では資料の209ページにがんセンターの患者満足度というところの指標がございまして、これについては今後公表というような項目がございます。満足度をどのような手法で把握をされ、いつごろ公表されるのか、状況がわかれば教えてください。

 それから、資料にはございませんが、先般がんセンターで地域の中学生を呼んで体験をしてもらったというような報道がございました。非常に盛況だったということでお話がございましたけれども、その中身等について御説明いただければと思います。以上でございます。

○渡瀬政策監
 私のほうから、医大誘致の件と総合計画の指標の評価のつけ方について、御答弁申し上げます。
 本会議の答弁で、複数の学校法人とお話し合いをして候補地を見ていただいているということでございますけれども、複数の大学関係者のほうに投げかけはしておりますが、先ほどの委員のお話のように次から次へと大学が、静岡もうでをするような感じの、にぎわっているというような感じのところまでは行ってはおりません。

 それから、総合計画の指標につきましての評価のつけ方でございますけれども、A、B、Cというランクがございます。Aにつきましてはその期間内に目標の早期実現が可能であると、Bについては進捗度合いに差が多少はございますけれども、その期間内に目標の達成が可能だということ、それからCにつきましては、もう少し頑張らないと期間内での目標達成が難しいというような、一応そういう基準に従いまして、それぞれの局のほうで検討していただいて、そして私ども政策監の部署、それから企画広報部の企画課のほうもかかわりながら、評価に偏りがないかというあたりも確認しながら決定をしているということでございます。以上でございます。

○熊岡人権同和対策室長
 私のほうからは、人権週間啓発事業の事業効果についてお答えいたします。
 実施事業のうち、ふじのくに人権フェスティバル、人権シンポジウム、人権問題講演会につきまして会場アンケートを実施しておりまして、次回開催のための参考にしております。本年度の結果につきましては、終わったばかりで現在集計中でございますが、昨年度のふじのくに人権フェスティバルのアンケート結果がございますので御説明します。
 昨年度のフェスティバルにつきましては、12月11日土曜日、長泉町において開催しまして、民生・児童委員、一般の方を含め約500人の方に御参加いただきました。会場アンケートでは人権フェスティバルへの満足度――満足した、やや満足した、これを含めた数値ですが――回答者の74%、それから参加したことにより、人権問題への関心や理解が深まったと、そういうお答えが86%ありまして、一定の成果が挙がったものというふうに考えております。
 このほか、ポスター、テレビ、ラジオ、新聞につきましては、委託元であります法務省で専門業者によるインターネットモニターを使った啓発事業を、実施する前と実施後の比較調査というものを実施して、平成22年度については静岡県が全国で対象となる8道県の1つになっておりまして、結果が出ておりますので御報告します。
 まず、本県の昨年度の新聞等の取り組みですが、サッカーのワールドカップでぺナルティーキックを外して、仲間の励ましで立ち直ったということで、ジュピロ磐田の駒野友一選手をメッセンジャーとして統一的に起用しました。調査結果によりますと広告を見た、聞いたという方が回答者の約6割で、これが福岡県と並んで最上位となっております。特にテレビスポットコマーシャル、ラジオスポットコマーシャルについては、注意喚起をする効果、関心を向上させる効果、社会意識を変化させる効果、これが他県より高くなっておりまして、特に女性からの評価が高かったと、そういう結果が出ております。
 それから、駒野選手のポスターですけれども、駒野選手の生き方、失明の危機を迎えたとか、今まで余り知られていないエピソードをポスターに書き添えましたところ、全国から学校の道徳の授業でそれを使いたいというような喜ばしい反響がありまして、うれしい思いをしたところであります。いずれにしましても、人権啓発の取り組みは、県だけで取り組むだけではなかなか広まりませんので、市町と連携を深めながら今後取り組んでまいりたいと考えております。以上です。

○壁下地域医療課長
 ドクターヘリの夜間運行、総合計画の中の夜間運行について、計画よりおくれているという評価の挽回策について、お答えします。
 ドクターヘリの夜間運行につきましては、伊豆南部地域に、西部ドクターヘリであります聖隷三方原病院から夜間に計器飛行で運行するということで計画をつくっておりますが、課題が従来から4つあるということで、1つが計器飛行になりますと新しい飛行経路を設定してもらう必要があります。これは国との調整の関係でございます。こちらについては、国と今、進めているところでございます。
 2つ目といたしましては、計器飛行できるヘリコプター――機体の確保でございますが、これについては、実は今月の20日に聖隷三方原病院のほうが新しい機体に切りかえて、計器飛行できる機体を入れるということが決まっております。
 さらに3つ目といたしましては、計器飛行するためのパイロットの養成、これは全体が動き始めてオーケーになれば、人は養成機関に出せば養成できる話ですので、順番とすれば一番最後になってくるものだと考えております。
 あと4つ目といたしましては、夜間の専用の離着陸場の確保、通信あるいは照明設備を持った専用の離着陸場の確保が課題になりますが、これは浜松市側と下田地区側で、交渉を昨年からずっと進めているんですけれども、浜松市側についてはある程度の理解は市の協力も得られております。ただし受益者であります伊豆南部のほうが先ではございませんかという御意見もいただいておりまして、昨年下田市を中心としていろんな折衝を進めているんですけれども、夜間ということがあって騒音の問題とか、あるいは伐採等が絡む環境の問題、こういった問題で幾つかの場所を選定しているんですけれども、最終的な合意が得られないという状況で、もっと地元に協力をいただいて解決していかなければいけない。今、申しました下田市側の離着陸場、これが今、最大の課題になっておりまして、この解決に向けて挽回策というのはなかなか難しいんですけれども、もっと地元に協力をいただいて何とか離着陸場を確保していきたい。この1点が今おくれている課題であり挽回策になっております。以上でございます。

○深津障害福祉課長
 私のほうからは、福祉人材の養成が非常におくれているということで、それの挽回策なんですけれども、福祉人材はホームヘルパーとガイドヘルパー、この2種類の養成研修を行っております。そして、まずこの当事者団体のほうに委託をして実施してもらうような形で今、実施をしているんですけれども、挽回策と申しますか引き続きまずこの研修についての周知をより一層しまして、研修を受けてもらえる人数の拡大にまず努めるということが1点です。
 それと、この計画数値は県が直営で委託するような形の実施修了者の数字になっております。もう1つ県知事が民間の事業者のほうに事業者指定をして、独自に養成研修も行っております。そこの数字が入っていなかったものですから少し低い数字になっております。ガイドヘルパーにつきましては、民間の実績も入れますと、ほぼこの計画数値は達成できるのかなと考えております。
 ただ、ホームヘルパーのほうは実績がそれでも低いものですから、民間のやっていただいている事業者によりこの事業の拡大等に努めてもらうように依頼するとともに、その事業者の数をふやす。そういうことについても、県として検討してまいりたいと考えております。以上です。

○秋山経理監
 私のほうからは、補助金の見直しにつきまして、2点お答えいたします。
 まず、見直しによって捻出した額という御質問ですけれども、今回県単独で裁量のある補助金について一応点検をしたということで、健康福祉部は73事業ありました。そのうち平成25年度までに終了するとしたものが14事業、金額で言いますと平成23年度の予算額をもとにしますと10億6500万円という金額でございます。このうち平成23年度限りだということにしましたのが8事業の1憶5900万円ということで、今後平成24年度、あと平成25年度になった時点でそれぞれ残りの6本ですか、順次終了していくという形になります。
 あと改善とか統合とかという形で評価をしたものがございますけれども、これにつきましては今、平成24年度の当初予算で一部につきまして調整しているんですけれども、今後予算編成過程の中で精査していきますので、結果が出た時点でその金額の見直しというのが出てきます。
 2点目ですけれども、今回終了と時限措置をした根拠といいますか、その対応策ということですけれども、何で今回終了の形にしたのかという大きな視点としますと、当初目的が達成されたのかどうかという点が1点目です。あと2点目といたしましては財源としている基金が終了したかどうかという点が2点目。あと3点目は、これは政令市ですけれども、経過措置でいつまでにやるということで決まっているというもので、最後の4点目ですけれども、例えば利子補給とか、伊豆のつくし学園の整備費助成なんですけれども、期限が補助金を設定した当初から決まっています。ですから、自然と何年後になれば利子補給ももう最終的には終了するわけですので、その時点で補助金は廃止するということで、補助金の設定当初からそのような形で決めていたという4つの視点です。
 特にそのうちの当初目的を達成したかどうかというのが一番ポイントになるかと思うんですけれども、これはいろいろ執行実績を見てきますと、だんだん補助金の件数が少なくなって、直近ですと補助金の実績がなくなってしまったとか、今までは県単独で補助金をやっていたんですけれども国のほうの補助制度が充実して、県単独の内容のものを国のほうの補助金でカバーすることになったとか、あとそもそも対象としていた補助先が閉校してしまった、もうやめてしまったというような事情とかそういうものです。
 このうちの1つですけれども、福祉介護人材の確保対策事業というのは基金終了ということで、今、終了としていますけれども、このうちの一部のメニューにつきましては、介護人材の確保等が課題に残っておりますので、引き続き平成24年度に要求しているというような事情です。
 いずれにいたしましても、この補助先につきましては、事前に今回こういうような見直しで対象になりますとか、そういうような事前の説明はしておりますので、補助先が困るというような事情はございません。以上です。

○池谷マネジメントセンター長兼経営努力室長
 私のほうからは、患者満足度の点とそれから地域の中学生の体験学習の件、2点について答弁させていただきます。
 まず、患者満足度につきましては、これはアンケート調査を行っております。具体的には外来1,000人、入院500人の方々にアンケート調査表を配りまして、お答えいただきまして回収するという形で、大体回収率が65から75%ぐらいできました。平成16年から始めているんですけれども、平成16年というのはプレ調査になりますけど、平成17年から平成21年の5年間について、ずっと行ってきたものでございます。実は平成22年はお休みの年と言ったら変ですけれども、見直しを行おうということで行っておりませんので、平成22年が横棒になっております。
 その中身はどういうことかといいますと、平成21年の実績をごらんになると入院97.8%、外来96.7%ということで満足度が非常に高い。それで実はもともと相当高いところで来ておりまして、そこの零点数%の動きを持って、いいとか悪いとかという判断ができなくなっていたというのが実態でございます。100%になるというのはなかなかこれが難しい話ですので、そこの0.5%とか何とかというのが、だから何なんだという話になってしまいます。
 ですから、実は今回の見直しでは、不満なものは何であるかということについて、もう少し注目するようなアンケート調査に変えていこうということが1つと、それから5年間やったものですから、一応大体このような形で我々も毎年フィードバックして悪いところというものについて改善していくということを繰り返してきましたので、ここで1回切って、より私どもとして患者の皆さんが不満に思っているもののほうに特化した形の調査にしていこうということが1つと、もう1つは現在のがんの診療の中で非常に外来化しているんですね。外来診療というのがうんとふえているものですから、新しい外来をやっていくにはどのようにしたらいいのだろうかということについても、要望を聞いていくようなものにしていこうということで、まだ質問のほうが固まり切っておりませんが、何とか平成23年度中に第1回目は行いたいと思っております。
 これまでも、5年間を通じて毎回結果報告書をつくりまして患者さんに広くお配りしたり私どもが必ず読むような形をとりまして、一個一個について解決をしていくということを繰り返してまいりました。今後も同じようなやり方をとりますけれども、より不満な部分があらわれるような形の調査を行うということになっております。

 地域の中学生の体験学習ということですが、先週の日曜日、12月11日に36名の県東部の中学生が26校から集まりましたけれども、ブラック・ジャックセミナーということで、外科医の仕事を体験するというふうな催し物でございました。静岡がんセンターとジョンソン・エンド・ジョンソンという診療材料、特に腹腔鏡手術の材料を扱っているメーカーなんですけれども、そことの共催でございます。実際にはそのほかにも診療材料のメーカーが協力してくださいまして行いました。
 中学生は手術着に着がえていただきまして、6種類の経験をするんですけれども、最初緊張してしまっていますが、だんだん目が輝いてきて非常に真剣にやっていて、感想のほうを聞いても自分もやる気になってきた、勉強しなければというようなことを言っていました。
 実際には36名集めるに当たって応募者は81名以上ありまして、ちょっと応募が遅くなってしまった方については足切りになってしまって申しわけないことをしてしまいましたが、また次回機会がありましたら、そういう形でやっていきたいと思います。本物の機械を使っての話ですので、生徒さんたちも相当興味深く取り組んでくれました。以上です。

○櫻町委員
 それぞれありがとうございました。
 何点か再質問させていただきたいと思いますが、1つは医大の誘致の件ですけれども、政策監のほうからはノーではないということだったんですけど、実際に幾つかの大学が興味を示していただいているかどうかのことだけ確認をさせてください。

 それから、2つ目は総合計画の評価のつけ方ですけど、A、B、Cということについては、いただいたピンクの冊子の冒頭にあるのでその部分ではなくて、この事業が健康福祉部の中の当局としてなぜBになったのかと、これはなぜCになってしまったのかというのをお聞きしたかったんですけど、恐らく部局の中で担当の方がお集まりになって、議論をされてお決めになっているのではないかというふうに想定します。
 その中で2つだけ気になる数字があるんですけれども、1つは197ページの保育所の待機児童数、先ほど望月子育て支援課長からも御答弁があったんですけれども、これは市町側が努力した結果が反映されるということなのでそこはわかるんですけれど、目標値が平成25年度までにゼロにするというかなり高い目標なんですね。それに対して現在マイナス120名ということなので、順調にいっていますという評価なんですが、まだまだこれから待機児童はふえる傾向にあるし、幾ら減ってもまた新たな方が出てきたりとか、イタチごっこになってしまう可能性があるので、このゼロという数字を掲げた以上はやっていかなければいけないわけですけど、これに対して進捗がBというのは、ちょっと評価が高過ぎるのではないかなと思うのが1つです。これについて御見解をいただければと思います。

 それから、もう1つは223ページにある障害者雇用率、これは1.68%を1.8%にするということで、これは数字的には0.12%ですから非常に低いんですけど、私が感じるにそもそも採用する企業側の実態が今これだけ不景気の中でなかなか障害者を雇用する条件になっていない、さらに加えて企業側の理解度がまだまだ私は十分ではないと思っているんですよね。たかだか0.12%ですけれどもこれを1.8%にするというのは相当大変なハードルになっているのではないかというように思っておりますが、これも順調にきていますとBを評価された。これについて御見解をいただきたいと思います。

 補助金の件はわかりました。ありがとうございました。まだ幾多の補助金が健康福祉部からいろんな団体に出されていると認識しておりますので、確かに先方にすれば厳しいと思いますけれども、県の財政も厳しいものですから、そこは聖域なくしっかりと見直しをしていただくことによって、県財政に寄与いただきたいと思います。

 それから、がんセンターについてはありがとうございました。今、アンケート調査の中身を変えるという御説明がありましたが、実際問題、総合計画の中の目標値の追っかけの指標は変えられないはずなので、その変えられないものをずっと平成25年度まで追っかけるのではないかなと思ってたんですが、今、変えられるとおっしゃったので、そこら辺の整合性みたいなところを御説明いただければと思います。以上です。

○渡瀬政策監
 医大誘致につきまして、大学側が興味を示しているかということについてでございます。興味というのもいろいろと幅がございまして、相手の胸の内というのは、なかなか私どももはかり知れないものがございますけれども、少なくとも私どもの投げかけといいますか、そういったものに答えていただいて、お話し合いをしていただいて、そして場所も見ていただいているという事実はございます。以上でございます。

○小西福祉こども局長
 待機児童の評価に関しましてでございます。確かにおっしゃるとおり、非常に今、待機児童がふえておりまして、イタチごっこという状態が続いているところなんですが、さっきも説明がありましたとおり、平成22年度から平成23年度にかけては120人、25%の減少ということで頑張ってはいただいているということで、実は平成20年度からは3カ年連続で増加をしていたのが、今年度で初めて減少になった。平成22年度も944名定員を増加させているということで、ちょっとBが高過ぎるのではないかということもあるかと思うんですが、私たちとしては、初めてことし120人、25%という形での減少になりましたことからB評価ということとさせていただきました。
 しかしながら、本当に待機児童については予断を許さない状況でありますし、先ほども子育て支援課長から申し上げましたが、例えば横浜市は待機児童について非常に悪い状況だったのが、きめ細やかに一人一人のマッチングをいろいろとちゃんと説明していくことで、非常に大きく減らされたという成果もありますので、私どもが例えば横浜市に直接お話を伺って、どんなことができるんですかということを聞いて、それをまた市町と一緒にシェアしながら、うまくそういう待機児童を減らすという取り組みを進めていきたいと考えております。以上です。

○佐野障害者支援局長
 障害者の雇用率の関係でございますが、障害者の雇用につきましては、国のほうの静岡労働局とか経済産業部とか私どもの障害者支援局が連携してやっております。この指標につきましては経済産業部のほうで一応つけているわけですが、1.65%から1.68%ということで、平成21年から平成22年に向かって上がったということでBをつけたのではないかと思います。ことしは1.61%ということで、毎年6月1日現在の指標数になるわけなんですが、それぞれのほうの換算のベースが変わるとか、そういうこともございまして、ハローワーク、教育委員会も含めて3者が連携する中でより上がるように、我々も障害者働く幸せ創出センターとか雇用の推進員とか、もう少し力を入れて何とか下がるということがないように、少なくともこの目標の1.8%に向かって頑張りたいと思っていますのでよろしくお願いします。

○池谷マネジメントセンター長兼経営努力室長
 先ほどの答弁、ちょっと舌足らずなところがございまして、申しわけございませんでした。
 満足度につきましては、アンケート調査の中の問いの1つに、全体として受けている治療やケアにどの程度満足していますかという問いがございます。それが全体的な問いになっているものですから、それをもって満足度を聞いているという形になっています。実際には問いの数はうんと多いんですけれども、そこの部分をとらえて満足度が幾つというような言い方にしております。
 そういう意味から言いますと、今のその問いをその言葉どおりでいいかは別にして、同じような内容の問いはつくるつもりでおりますので、そういう意味では全体的なものは変わってくるんですけれども、患者満足度というときの問いに関しては、ほぼ同じ問いになってくると考えております。以上です。

○櫻町委員
 ありがとうございました。最後に要望とさせていただきます。
 総合計画は平成25年度に向けて、それぞれ各課、局で目標を立てられていると思いますけれども、見る限りでは順調に推移されているということでございます。一度立てた目標に対しては何とか達成するように、それが県民の幸せにつながると思うものですから、ぜひ部を挙げて取り組んでいただきたいと思います。

 また、がんセンターのブラック・ジャックセミナーですか、大変いい取り組みだと思っていまして、それをもとに医者になってみたいという学生さんがふえるのも期待できるものですから、やっていただく先生方も大変だと思うんですけれど、日々のオペや診察をやりながら、そちらもやらなければいけない大変さはあると思いますが、大変いいことなものですからぜひ継続していただきますようにお願い申し上げます。ありがとうございました。

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