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委員会会議録

質問文書

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令和4年2月定例会産業委員会 質疑・質問
質疑・質問者:小長井 由雄 議員
質疑・質問日:03/10/2022
会派名:ふじのくに県民クラブ


○小長井委員
 一問一答方式でお願いします。
 産業委員会提出資料9ページのビルドメンテナンス契約方式についてですが、この件はこれまでも御説明頂いていると思うんですけれども、改めてお伺いしたいと思います。
 この契約方式で平均30%のコスト削減をしたとのことですが、こういった契約方式を応用する、あるいはほかで活用することができれば、静岡県だけでも大きな効果が出てくるのではないかと思いますけれども、展開、活用はどのようにできるとお考えかお聞かせください。

○青山水道企画課長
 昨年度の1つ目の駿豆水道の件で非常に高い効果が得られたため、まず今年度に入り県庁内の契約制度に関する会議で報告し、メリットをPRさせていただいております。
 それと、当然企業局だけでなく県内市町もコストに困っておりますので、市町に対しても12月と2月西部地域を中心に遠州水道受水市町を対象にビルドメンテナンス方式の詳細について説明会を開催させていただきました。
 全国に向けては、業界紙ではありますけれども水道産業新聞に取材に来てもらい、この方式について今後も効果が見込まれることを大きく記事に載せていただき、全国への波及効果も期待しているところです。

○小長井委員
 この方式は、企業局以外のところで何か活用できる部分もあるかなと思うんですけど、その辺の御見解はいかがですか。

○青山水道企画課長
 この方式は、電気や機械設備――主に電気だと思うんですけれども――非常に専門的過ぎて造ったメーカーしか点検が難しいところがありますので、そのようなものについては水道に問わず、例えば発電設備などに応用が利くのではないかと考えております。

○小長井委員
 企業局は非常にアイデアの多いところですから、何かありましたらぜひ積極的に提案をしていっていただきたいと思います。

 それでは、次に説明資料10ページになりますけれども、造成工事に関わる部分で国からのしゅんせつ土受入れに係るコスト削減と書いてありますが、造成工事は今問題になっております盛土の件がありますね。盛土を調査した結果、非常に危険だと判断されたところについては、何らかの対処が必要とされる部分も何か所か出ていると思うんですけれども、例えば造成工事をする中で利用できる土があるとすれば、利用可能なのでしょうか。

○福石地域整備課長
 造成で使う土については、その後に企業が立地して建築することになり、一定の品質が確保されていないといけないことになります。我々としては無償で調達するものが一番なんですけれども、品質の確保もございますので個別の対応になると考えております。

○小長井委員
 今度の盛土条例の中でも、例えばプラスチックや産廃系の物が混じっている土は駄目だと思います。そうしますと品質がいいか分かりませんけれども、適当なものも出てくる可能性があります。
 もちろん、向こうが無償で運んできたからここに入れてもいいよということになろうかと思うんですけど、そのようなことはやろうと思えば可能ですか。

○福石地域整備課長
 先ほど無償で良い質の土と申し上げたのですが、さらには安定的な供給が必要になります。その場所から我々が求めるボリュームの土を安定的に供給できるものであれば可能性があるとは思うのですが、土の質、安定的な供給という課題を少なくともクリアしていく必要があり、その上で個別の判断をさせていただくのかなと考えます。

○小長井委員
 分かりました。
 国からのしゅんせつ土となると、港などのしゅんせつのことですかね。

○福石地域整備課長
 今回事例で御紹介させていただいております富士大淵工業団地につきましては、富士山のスラッシュ雪崩で落ちたしゅんせつ土を頂いております。品質も我々の要求に沿った土を供給していただいており、非常にありがたいことです。国土交通省の富士砂防事務所とも調整を長らくしており、その結果条件に合う土を積極的に出していただいている状況です。

○小長井委員
 これについても2年間にわたり国と調整したとのことです。かなり国にいろんなことを押し込んで、石を処理させて、それだったら入れてあげようという感じでやったと思うので、非常に交渉した方は粘り強くやってくれたんじゃないかと思います。先ほども言いましたように、利用できるものは何でも利用する方針でぜひやっていただきたいと思います。以上です。

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静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

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