委員会会議録

質問文書

平成22年２月定例会文教警察委員会質疑・質問

	質疑・質問者：	奥之山　隆議員
	質疑・質問日：	02/24/2010
	会派名：	自由民主党県議団

○奥之山委員
　国の補正に絡んで経済対策ということですが、この２億円は交付金ということですから、性格を含めて他県も大体この信号機とかそっちのほうをやっているんですか。多分、経済対策だということですから、それぞれの県警で一番経済対策になることを選んでやりなさいということで、静岡県警はこれを選んだということなのかを教えてもらいたい。

　それから、この減額補正もかなりあるわけで、国が経済対策をやりなさいということであるならば県もやりなさいと。そういう形の中で、国とあるいは県の財政当局との話――総務部というか、警察本部も会計課があるわけですが、そうすると、いろんな減額の中で経済対策になるようなものはせっかく予算があるならやったらどうかと、こういう発想があってもいいんじゃないかなと思うんですが、そういったものはこの中に入っているかどうかということを教えてください。

○稲葉交通規制課長
　今回の地域活性化・きめ細かな観光関連道路等臨時整備費の予算については県ごと対応が違うということで、当県については建設部のほうで20億円ですね。そのうちの２億円を交通安全対策で使ったらどうかと。その内容につきましても、観光ルートといった道路施設、あるいは観光ルートに対するアクセスルートの道路の整備とか、ガードレールというものに加えて、観光ルートの交通安全対策の整備につきまして、信号機の整備といったことを考えたわけでございます。以上です。

○池野総務部長
　減額の考え方でございますが、今回の減額につきましては約80％が人件費、残りの約20％につきましては事業費でございますけれども、前々から非常に経済情勢が厳しいという中で財政事情も厳しい。そういう中で執行留保――いわゆる県全体でできるだけ節約しましょうという方針のもとに積算をして、その節約したものを事業費の中で減額補正に回すもの、それから契約の中で生じた差金といったものを今回減額補正をするという考え方でございます。以上でございます。

○奥之山委員
　静岡県が交通安全対策のほうでやったと、それは私はいいと思っています。

　それと今言ったのは、予算は給料、その他と大体目的があって、それによって執行したということで、節約その他含めて余れば減額になるわけです。ただ経済対策だよということであるならば、その節約したのはよかった御苦労さんと、しかし、景気対策を国がやるから静岡県警もやりましょう、あるいは静岡県全体としてやりましょうとなれば、その減額分を交通安全施設とかというのに相呼応してやれば、それは景気対策になるのではないかという議論がなかったということですよ。

○山田総務部参事官兼会計課長
　先ほど総務部長からもお話がありましたけれども、重複することになるかもしれませんが、平成21年度の当初の段階で県の総務部長さんから県税収入が非常に不透明であるということで、工事費ではなくて事務費の一部について執行を留保するようにという通知がございました。したがいまして、その通知に基づきまして事務費等については節約に努めてまいりました。例えば交通安全施設整備事業につきましても、当然、交通事故防止あるいは円滑な交通環境を確保するんですけれども、それは工事費等とか委託料で賄うわけですけれども、それに伴う事務費あるいは修繕費等の節約をしてきたということで、それについて減額補正をするわけです。当初予定をしていた、例えば信号機の新設、あるいは標識・標示の新設等の交通安全施設の事業につきましては、予定どおり支障なく実施できております。以上です。

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