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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成26年6月定例産業委員会 質疑・質問
質疑・質問者:塚本 大 議員
質疑・質問日:07/03/2014
会派名:自民改革会議


○塚本委員
 1項目しかないものですから一括質問方式でお願いしたいと思います。
 今御説明いただいた委員会提出資料の6ページですが、小山湯船原工業団地の話が掲載されています。
 レディーメード方式で造成ということで今御説明いただきましたが、焼津市においても過去にレディーメード方式で焼津水産加工流通団地とか焼津和田産業用地を造成していただきました。順調に売れるときはいいんですけども、なかなか最後の1区画が売れないというようなケースがあるんです。焼津水産加工流通団地の場合も平成11年から分譲していって最後の1区画が残っていて、それが売れたのがことしの3月ということで、そういう苦労するケースがあると思います。
 レディーメード方式というのはそういうことがあり得るというのは皆さん十分御承知のことだと思いますが、この小山湯船原工業団地も同様の売れ残りのリスクが考えられると思います。そう言った場合の対応の仕方や考え方についてお伺いしたいと思います。

 それと、今後レディーメード方式を進めていく上でそのほかの課題もあるかもしれないですから、そういったことへの認識についてお伺いしたいと思います。

 ちなみに今お話しした焼津水産加工流通団地はことしの3月に売り終わったんですけれども、その残っていた最後の1区画の収支はどうだったのかということと、焼津水産加工流通団地全体では収支はどうだったのか、お伺いしたいと思います。

○井上企業局理事
 まず小山湯船原工業団地の売れ残りのリスクについてであります。
 レディーメード方式でやる場合には当然売り手が決まっていない状態で造成を行いますので、売れ残った場合の地価の下落といったリスクがまず考えられます。それから小山湯船原工業団地の場合は企業局の手持ちの資金で行うものですから、資金調達による利子はないんですけれども、通常レディーメードの場合はそういった利子が加算されるリスクがあると思いますので、なるべく早く用地買収、造成、企業誘致を行い売却することを考えております。

 それからレディーメードを進める上での課題についてです。
 まず先ほど言いましたように開発する土地をいかに早く買収するかということで、全力を挙げて取り組んでおります。それと同時に市町の協力が非常に重要だと考えております。また用地買収するに当たっては地元の地権者の方々の協力も必要だと考えておりまして、そちらも進めるようにしていきたいと考えています。
 2つ目の課題としましては、経営上のリスクということで、小山湯船原工業団地の場合は先ほど言いましたように資金調達上のリスクはないんですけども、売れ残った場合の地価下落という危険性がありますので、先ほど言いましたようになるべく早く企業誘致したいと思います。
 それから3つ目の課題として執行体制上の課題ということで、やはり今後企業誘致を迅速に行うためには人員を充実したいと考えています。造成が始まってきますと現場の管理等もあります。今後はそういった組織の充実も図っていきたいと考えております。
 そういったことがレディーメード上の課題であります。

 それから焼津水産加工流通団地の関係ですが、全体29区画で、総事業費が101億9500万円ほどかかっておりまして、売却総収益が71億8200万円、損失が30億円ほど出ています。
 最後に売れ残っておりましたBの2の1区画ですけども、これにつきましては簿価が2億8500万円のところ2億円で分譲し、8500万円ほどの損失が出ています。
 売却まで時間がかかったということで地価の下落、それから開発資金の利子が非常に膨らんでこういった結果になっています。こういった反省を踏まえてこれからの用地造成に当たりましては、そういったリスクも考えていきたいと思っています。以上であります。

○塚本委員
 御答弁ありがとうございました。
 今御説明いただいたように、こういったことは分譲してから最後の区画が売れ終わるまで、できるだけ短期間でやるのがすごく重要だと思います。地価の下落という話もありましたが、焼津水産加工流通団地の場合も29区画ある中で、平成11年当初に買った人と分譲の終わりごろに買った人では、隣近所なのに随分単価が違うじゃないかという話も出てきたりするものですから、その不平等感をなくすためにはできるだけ早くやっていくことが必要です。
 今御説明いただいたように、結局最後は地元の水産加工業者が買ってくれたものですから、地元や近隣の市町と連携をとって、売れ残りがないように早くやっていただくことが大事かなと思いますので、そうした取り組みをお願いしたいと思います。以上で終わります。

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