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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


令和4年9月定例会建設委員会 質疑・質問
質疑・質問者:鈴木 利幸 議員
質疑・質問日:10/06/2022
会派名:自民改革会議


○鈴木(利)委員
 先日の台風は大変でした。中部から西部にかけてかなり水害がありびっくりしました。私は農水副大臣が茶畑を見に来ると言ったので行かせていただきました。そうしたら途中で道路が通行止めになっておりましたので、太田川の横をずっと下って現場に着いたわけですが、そのとき太田川もいろんなところが崩れておりまして、大変な水が出たのだなと思っております。
 そんな中からいろいろなことが感じられたんですが、水の災害における流域治水対策についての考え方と取組について伺いたいと思います。

○望月河川砂防局長
 激甚化、頻発化する水災害に対しては、あらゆる関係者が協働により流域全体で取り組む流域治水の取組がスタートしております。 国は、将来の治水計画についてこれまで過去の雨の実績に基づいた計画をつくっておりましたが、これからは気候変動を踏まえて順次計画を見直していく方針を示しております。
 県におきましても、今後国から示される技術基準や国の計画づくりの考え方を参考にして河川改修に必要となる計画の見直しを進めていきたいと考えております。また豪雨に対応していくためにはこれまで以上に治水対策を進めていかなきゃいけないと思っておりますので、河川におけるハード対策として上下流のバランスや本川、支川の対応をしっかりと見据えながら計画的に行う堤防整備や河道掘削を早急に充実させてまいりたいと思っております。また市町等と連携して雨水貯留施設等の対策も併せて重点的に進めてまいりたいと思っております。
 その上で、河川施設が整備途中であること、近年特に目標を超えるような雨が降る事態もございますので、こういった現状を踏まえながら氾濫が発生しても被害が最少化できるような取組、例えばまちづくりとの連携や住まい方の工夫、避難体制の整備なども含め総合的、多層的に防災・減災に取り組んでまいりたいと思っております。

○鈴木(利)委員
 ありがとうございます。
 川はやっぱり日頃から計画的にやっていかないと、これから分からないようなすごい雨が降りますので、よろしくお願いしたいと思っております。
 私の住んでいるところは高台で雨には強いんですが、雨に強い、津波に強いところには家がどんどん建ちます。雨は高いところから低いところへ流れる、高台から下町へ流れると下町の人たちは大変になりますので、住宅の建設による雨も考えなければいけない時期に来ているのかなと思っております。東京などは、あんなに都会でも溜めるところを地下に造ってありますので、浜松の町なかなんかはそういう事業も取り入れていったほうがいいのではないかなと。東京などを見に行って勉強したほうがいいと思いますが、どうでしょうか。

○望月河川砂防局長
 ただいまの河川改修は、そもそも流域で溜める対策と併せての御指摘を頂いたと承知しております。まさに今申しましたように計画を見直すという話をしますと、河川改修は下流からになりますので、一度造った護岸をまた壊して造り直す話は非常に現実的ではないことも含めまして、どういった対策が即効性があって浸水で困っている箇所に対して効果を発現するのかをじっくり見極め、また河川改修は一朝一夕になかなか進まないところもありますので、当然投資するポイントを絞りながら、2番委員御指摘の溜める対策については今後積極的に市町と連携しながら取り組んでまいりたいと思っております。

○鈴木(利)委員
 ありがとうございます。
 次に、私は昨年からリモコン式除草機の話をずっとさせていただいておりますが、そろそろ導入が決まる頃かなと思っております。
しかしながら、河川にはリモコン式除草機で刈れない、もう木になっている箇所がございます。この対策をしっかりしないと除草機じゃできない部分もありますので、リモコン式除草機の導入や活用状況、それからその対策についても少しお話ししていただきたいなと思います。

○八木河川海岸整備課長
 現在、浜松土木事務所をはじめ4土木事務所で計7台を配備したところでございます。さらに今年度1台導入を予定しております沼津土木事務所で現在購入手続中であり、年度内を目途に配備される予定となっております。
 また、機械の本格的な活用に向けて建設業者や河川愛護団体の皆様を対象とした操作体験会を県内各地で開催しており、操作方法の確認や操作性を体感していただいております。
 今後におきましても、各土木事務所におけるリモコン式除草機の稼働状況を確認するとともに、地元の要望や貸出し状況を勘案して追加配備等の検討を進めてまいりたいと考えております。

○鈴木(利)委員
 ありがとうございました。
 先日東部地域でも大場川で治験をやっていただきまして本当にありがとうございます。やはり市町やJAの皆さんに、安心・安全なリモコン式除草機を見て使っていただいて、やはり除草しないと水があふれることもございますので、よろしくお願いしたいと思っております。

 次に行きます。
 昨日の委員会でアカウミガメの話は聞いたわけでございます。私もいろいろ頭の中にめぐるものがございましたが、アカウミガメは守らにゃいかんということは一致しております。
 その中から、昨日も少し説明があったんですが、建設委員会説明資料別冊(集中調査)に6タイプの球場が書いてあります。これは2万2000人タイプと1万3000人のタイプでございますが、野球協議会の皆さんはアマチュア、青少年の育成のための野球場にしてほしいという話でございますので、5,000人でも1万人でもいいんじゃないかと思っておりますが、どう思われますか。

○伊東公園緑地課長
 今私どもは、草薙球場規模の2万2000人と沼津市にある愛鷹球場規模の1万3000人はあくまで県営球場で皆さんに分かりやすいということでお示ししています。大きな球場なのか小さな球場なのかを決めていただいて、その次のステップになると思います。

○鈴木(利)委員
 分かりました。
 それはそれとしてタイプだと思っておりますが、タイプの例示として長浜ドームはちょっと分からなかったんです。私はここに秋田ドームを入れてくれるのかと思っておりましたが、なぜ長浜ドームを入れたのか説明をお願いします。

○伊東公園緑地課長
 今回、アカウミガメへの配慮からドームを選定いたしております。昨年度、やはりこのアカウミガメの問題、特に子亀に対しては光への誘因性でサンクチュアリエヌピーオーの馬塚理事長から光が漏れ出さない、それか照明をつけないといった御提案があったものですから、昨年の途中からドーム案が浮上してきました。光が漏れ出さないというイメージで、2番委員も行かれたと思うんですけれども秋田県のニプロハチ公ドームは白い膜屋根なんですね。中が秋田杉の集成材で非常にきれいなドームです。そこはやはり夜光が漏れ出すんですね。光が漏れ出すのは今回の最初の選定の理由から少し外れています。それでここに示してありますように、1万3000人以下の小さなタイプですと札幌ドームです。秋田県のニプロハチ公ドームや出雲ドームは光が漏れ出しそうな感じなので、あえて光が漏れ出さないタイプを選定しております。

○鈴木(利)委員
 ありがとうございます。
 私は出雲も秋田も行ってまいりました。コロナの時期に行くのは大変でございましたが、勇気を絞って行ってまいりました。私は会派でこのプロジェクトの会長をしておりまして、私たちも昨年からやはりアカウミガメの問題が1番だということでドームをいろいろ見させてもらっておりました。
 秋田は5,000人、コンサートをやると1万5000人入ります。出雲だって3,000人ぐらいですかね。客席を造ると高くなるので、そこら辺の意味も含めまして長浜ドーム、1,760人は小さなところだなと。昔ソフトボールの全国大会があったときに小さいなと思っておりましたが、実は先週の土曜日に行ってきて中に入っていろいろ聞いたところ、光が漏れるのは素材のせいだからということで、ステンレスに外側がフッ素樹脂加工――これは海風もありますので錆びてはいけないということで――あと内側は外側と同じで、造りはそんなにめちゃくちゃなものではございませんでした。そんなところで見ましたけれども、あれはサッカー場とラグビー場を取れる形にしてあるので、ソフトボールとか野球をやったら片方が狭くなっちゃうということでございます。
 それはそれとして、形を変えればいいのかなとも思いました。しかしながら利用度はすばらしくいいんですよね。なぜかというとプロ野球が来るような野球場を造ったら一般の人は利用できない金額になっちゃうんですよ。県民の皆さんが使える野球場がやはり我々が目指すものではないかなと思っておりますので、これ以上の話はこれからでございますが、頑張っていろんなことを提案して皆さんの理解を求めてください。

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