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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成25年9月定例会建設委員会 質疑・質問
質疑・質問者:杉山 盛雄 議員
質疑・質問日:10/08/2013
会派名:自民改革会議


○杉山委員
 説明資料のほうから一括で3問聞かせていただきます。
 まず、1ページで第129号議案の9月補正ですが、その中から国道414号仮称静浦1号トンネルの債務負担行為の補正につきましてお伺いしたいと思います。この国道414号の静浦バイパスというのは沼津の下香貫から大平を経由いたしまして口野に至る新設の道路ということで、道路につきましては慢性的な渋滞が生じているので、このバイパスの早期開通を地元としては望んでいるということはもうよく承知いただいていると思います。この平成25年2月議会の債務負担行為においても静浦の1号――これは仮称ですが――トンネル本体工事が上程され、いよいよ着手かということで期待をされていますが、ここに再度トンネル本体工事の債務負担行為の補正につきまして議案説明書に記載されているということで、この変更しなければならない理由についてまずお伺いしたいと思います。

 それから、また工事の契約につきまして議会に上程するならば、その時期はいつごろを予定しているのかあわせてお伺いしたいと思います。

 2問目ですが、49ページの100mm/h安心プランにつきましてお伺いいたします。
 国交省のこの制度に基づいてこの平成25年9月4日付ということでお伺いしましたが、浜松市は安間川、沼津市は沼川、高橋川、焼津市は石脇川の3つが全国で初めてこの100mm/h安心プランに登録されたということでありますが、近年のさまざまな温暖化や気候の変化、特に最近ゲリラ豪雨という言葉がはやっておりますけれども、それこそ亜熱帯のスコールのような豪雨がいろいろなところで頻発しておるということで、その想定を上回る局地的な豪雨によっての浸水被害が心配される中で本プランを推進するということは非常に喜ばしいこと、よいことだなと考えます。しかしながら、この100mm/h安心プランというのはどんな計画なのか、また登録をされた場合のメリットはどんなものがあるのか、それからまたこの3つの川、箇所以外で登録の予定があるのかどうか伺います。

 90ページ。沼津駅の高架事業について若干お伺いしたいのですが、6月議会の委員会におきまして、私はこのPI終了後の予定に関する質問をさせていただきました。そのときの答弁が、年内にも一定の方向性を示すというような答弁をいただけたわけでありますが、それからその答弁から約2カ月余りが経過をしました。今後のスケジュールは決まったのかどうか、もし変更があるならばそのおおむねの予定でもよいのでまず聞かせていただきたいと思います。以上です。

○石塚道路整備課長
 静浦1号トンネルの債務負担行為の補正についてお答えいたします。
 国道414号仮称静浦1号トンネルですが、全長が1,177メートルと長いトンネルでございます。工事自体もほぼ3年かかってしまうということで、平成25年2月議会において4カ年約30億5000万円の債務負担行為を一応上程したところでございます。しかしながら、今回環境対策などの要因によりまして、前回御承認いただきました30億5000万円を40億円へ債務負担行為の変更を上程いたしました。
 下香貫地区につきまして、トンネルの坑口になるわけなんですが閑静な住宅地でございます。トンネル工事では3年間ずっと工事が続きます。発破などを使用していくために、地元で説明会などを開催して御意見をいろいろいただきまして検討いたしました。そうした結果、防音ハウスや防音壁といった新たな対策が必要となったものでございます。またその他の要因としまして、東日本大震災の影響なのか労務費が上昇傾向でございます。そのことも若干押し上げているかと思います。

 なお、工事契約につきましてですが、今回上程した債務変更の御承認をいただければ早急に手続を開始いたしまして、仮契約されれば平成26年2月議会において本契約のための承認を上程したいと考えてございます。以上でございます。

○杉保河川企画課長
 それでは、100mm/h安心プランについてお答え申し上げます。
 このプランは、議員から御指摘がありましたようにゲリラ豪雨と言われるいわゆる計画規模を超える豪雨に対して、これまでは河川で対応してまいりましたけれども、流域における下水道、あるいは付近住民がその地域で水をためる、あるいは避難をしっかりする。こういった流域全体となって治水を取り組むということでそのプランを定めました取り組みでございます。
 このプランに登録されたメリットでございますが、ここに登録されますと国の補助事業であります社会資本整備総合交付金が重点投資されますので、これをもって施設整備を進めることができます。
 それから、今後の進め方ですが富士市の伝法沢川、あるいは和田川等で同じような浸水被害が発生していること。また、袋井市における小笠沢川、沖之川等でも流域で困ってもおりますので、この2市におきましてこの12月に登録に向けて調整を図ってまいりたいと思っています。以上です。

○宮尾街路整備課長
 沼津駅付近鉄道高架事業の今後のスケジュールについてお答えいたします。
 これまでPIプロジェクトでは、市民の皆様方から沼津高架事業に関する意見を伺う取り組みといたしまして、数多くの取り組みを実施してまいりました。この中でも取り組みの中心となります勉強会をこれまで16回開催してございまして、来週10月19日土曜日になりますが、ここで最終となります第7回の合同勉強会を開催することといたしております。この勉強会では、先月23日に開催いたしました第11回のPI委員会において委員会から助言をいただきまして、現在ある複数案をさらに絞り込むこと、さらにこれまでの勉強会で出された意見の取りまとめなどを行うことなどをいただいております。この勉強会終了後には11月の上旬あたりになろうかと思いますが、第12回のPI委員会を開催いたしまして、前回以降の取り組み状況ですとか、取り組みの内容に対する評価について御議論をいただくほか、この12回のPI委員会が最終の委員会となります。こういうことから、PI全体の総合的な評価も行っていただく予定でございます。さらに11月中旬になりますとPI委員長より知事にPIプロジェクトの最終報告書を提出していただくこととしておりまして、その後はPIにおける検討結果を踏まえまして、地元の沼津市とも十分な協議を行った上で早急に方向づけを行ってまいりたいと考えております。以上でございます。

○杉山委員
 国道414号につきましてはよく理解いたしました。防音の関係でそれだけ工事代が債務負担行為として上がってしまったことに対して時代の流れかなとも思いますが、いずれにしてもこれは大変に重要な工事であるということを認識されてやっていただくことに対して感謝を申し上げます。ぜひ、早い着工とそれからできるだけ早目の完成をお願いしたいと思います。

 それから、100mm/h安心プランにつきましては、これはよく理解いたしました。これは、例えば沼津市の沼川、高橋川のところに今つくろうとしている新放水路、いわゆる第3放水路の関係で補助事業が受けられるという認識でよろしいかと思うのですが、例えばボックス方式に変えてそれで本年度約33億円の予算をいただいて工場の移転をお願いするわけですが、この補助というのはこれに伴って、例えば全体予算のどの程度いただけるのか、もしわかれば教えてください。

 それから、沼津駅の鉄道高架事業についてのPIに関してはよくわかりました。ただ、今回の9月議会で我が党の一般質問で沼津の鉄道高架に関する問題が出て、これは知事がずっといろいろな発言をしたことに対する質問をしたように記憶をしておりますが、副知事の答弁ということで私はちょっとこれは異例だったなと感じております。内容的なものは具体的にはここでは言いませんが、知事に対して答弁を求めているものに対しての副知事が答弁することに対するこのことに関して長島部長もし何かあれば。
 それから、難しいですね。PIの結果ですが、今のお話ですと11月上旬に取りまとめをして、中旬にはそれがPI委員長から報告されるということで、この事業の方向性を判断するのはもちろん知事だと思っておりますが、例えばその判断のときに、もちろん森山副知事が自分自身で言ったようにずっとかかわり合いになってきたというような答弁もして、私が答弁するというような言いわけを言っておりましたけれども、その辺の知事が判断するときの当局の見解というのはいかがですか。ちょっと質問がわかりにくいかもしれませんがその辺をお伺いしたいと思います。以上2点です。

○杉保河川企画課長
 100mm/h安心プランを登録されることによりまして、沼川における新放水路に予算措置がどうなるかということでございますが、実は今年度33億円という大きな予算がついたことは国のほうに聞いたところ、この100mm/h安心プランの登録がある程度めどが立ったということで優先的につけていただけたということも聞いております。そういうこともありまして、国の方針としてやっぱり重点化を図るという意味で流域とともに取り組むこういった100mm/h安心プランは非常にいい動きでありますので、重点化方針ということで国が出していまして、その1項目に100mm/h安心プランが適用されたものがあります。ですから、この条項を使いましてこれから多額の放水路に関する費用が必要となりますので、ぜひ国のほうに対してはこれを基に予算要求をして毎年度必要な事業費を確保するように努めてまいりたいと思ってます。以上です。

○長島交通基盤部長
 沼津駅の鉄道高架事業PIに関する質問に対してお答えします。
 知事の発言、回答に対して副知事が答弁したことにつきましては、知事がどういうふうに考えているかは私のほうではよくわからないのですが、副知事が交通基盤部長であったときから長年にわたりかかわってきておりまして、間違いなくしっかり経過から含めて丁寧な説明をしたいという中でそういうふうな副知事の答弁になったのかなと自分としては思います。それで、このPIのプロジェクトですけれども、このプロジェクトが検討した結果を、最終の意思決定者、つまり知事がしっかり決断をして方向性を決めていくということになっておりますので、県のトップである知事が方向づけを判断していくと考えています。以上でございます。

○鈴木河川砂防局長
 済みません。先ほどの答弁の中で国がどのくらい支援していただけるかというお話について少し答弁漏れがございました。一応沼川の新放水路全体に250億円見込んでおり、今沼川の国道から上ではなくて、とりあえず今、沼川から海までが優先整備区間ということでそちらのほうの整備をとにかく先に進めようということで考えてございます。ちょうど全体事業費の半分が一応国で見ていただけるということになっておりますので、この100mm/h安心プランの賞味期限が一応ある程度決まっているようなことも聞いてございますので、なるだけ地元の皆さんの御協力を得ながら、早くとにかく事業費がつく間に整備したいと考えております。以上です。

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