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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成24年決算特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:渡瀬 典幸 議員
質疑・質問日:11/16/2012
会派名:自民改革会議


○渡瀬委員
 おはようございます。よろしくお願いいたします。
 まず最初に、主要施策の説明書8ページ、建設工事等の入札・契約制度の改善についてお伺いいたします。
 社会資本整備を行うに当たっては、経済的また効率的な施工をすることは大変重要だと思いますけれども、品質の確保を図ることもさらに重要でないのかなと思っております。実際は価格競争に走っている現状があると思うんですけれども、元請はもちろん、下請業者も大変な思いをしている現状もあります。平成24年度から実施することになった主要な取り組みがここに記載されておりますけれども、平成23年度はどのような課題があって、それに対してどのように取り組んで、この平成24年度の取り組みにつながったのか成果を伺います。

 次に、説明書24ページの(5)大規模プロジェクト関連国道・県道・橋梁の整備についてでありますけれども、ア、イ、ウ、エとそれぞれ決算額が書かれております。新東名高速道路開通、また伊豆縦貫自動車道など高規格幹線道路の整備が着実に進められているとは思います。特に新東名高速道路が開通して、インターチェンジ周辺の観光施設には県内外からたくさんの観光客が訪れて、大変なにぎわいを見せていると思います。
 このように高規格幹線道路というものは、県の中と外の交流をうんと促進していただいて、大きな経済効果が多分もたらされていると思います。これをもっと広く、地域まで波及させることが重要かなと思っているわけでございますけども、それについてはインターチェンジ周辺の道路整備が重要であると思います。説明書1ページにも、これらと一体となって機能する地域高規格道路や主要幹線道路の整備を推進したとございますけれども、平成23年度のインターチェンジにアクセスする県内の道路状況はどうだったのかお聞きしたいと思います。

 それから、説明書72ページの(5)景観法活用への対応で、新静岡県景観形成ガイドプランに基づき、美しく潤いのある県土づくりを推進するため云々と書かれております。富士山が世界文化遺産登録されると思っておりますけれども、そうした暁には、県外はもちろん、外国からもお客さんがたくさん訪れることが予想されております。
 この静岡県の美しい景観を保全して、さらに魅力あるものにしていかなくてはいけないんですけど、県の平成23年度の取り組み、また決算が108万2916円ということでございますけれども、この金額で十分取り組めたのか。また、これから富士山周辺で保全の取り組みをどうしていくのか、お伺いをいたします。

 最後ですが、今6番委員からもありましたが、説明書85ページのキの都市公園太陽光発電施設整備事業費の小笠山総合運動公園。ちょっと細かいことですが、私の地元袋井市にエコパがあるわけですけれども、ここに1500万円余で太陽光発電施設を設置したとございます。私の勉強不足かもわかりませんけども、知りませんでした。新エネルギー導入の啓発ということで書いてありますが、どのように活用して、どのように啓発をされていたか。また、できれば発電したこの電気はどのように使われたかお聞かせください。以上です。

○望月建設業課長
 入札・契約制度改善の平成23年度の状況とその成果、それが平成24年度にどうつながったかという御質問であります。
 平成23年度における主な改善点でございますが、価格と品質が総合的にすぐれた総合評価方式を導入拡大いたしております。建設工事におきましては、その目標を平成22年度は280件だったものを、平成23年度は500件程度として取り組みました。
 また、下請業者へのしわ寄せ、ひいては建設産業の健全な発展が阻害されるおそれがありますダンピング受注対策といたしまして、低入札価格調査制度の実効性を高めるために、1つは低入札工事において契約保証金を1割から3割に引き上げました。また技術者、補助技術者、現場代理人の兼務を認めないということなど、ダンピング対策を強化いたしました。
 この結果、交通基盤部所管の建設工事におきます総合評価方式につきましては、平成22年度は347件でありましたが、平成23年度は485件と実施件数が増加しており、公共工事の品質確保の促進が図られました。またダンピング対策におきましては、低入札価格の調査対象件数が交通基盤部の建設工事においては平成22年度は107件でしたが、対策を強化することによりまして平成23年度は55件と大幅に減少しております。
 このような対応の成果を受けまして、平成24年度におきましても、引き続き総合評価方式の導入拡大をしております。目標を800件に拡大し、設計価格1000万円以上の案件につきましては原則実施ということで、1000万円から5000万円未満につきましては、発注件数の約2割を総合評価方式で実施することを目標としております。またダンピング対策についても、引き続き強化しております。以上でございます。

○石塚道路整備課長
 高規格幹線道路にアクセスする道路整備についてお答えいたします。
 高規格幹線道路関連道路整備事業につきましては、新東名や伊豆縦貫自動車道などにアクセスする道路整備をいたしております。このうち平成23年度は、現年分それから平成22年度からの繰り越し分と合わせまして17カ所、4億6258万円で整備を行ってまいりました。
 具体的な事例を挙げますと、新東名にアクセスする道路といたしましては、島田市の国道473号、森町睦実の掛川天竜線などの路線で、バイパス整備、道路拡幅を行っております。伊豆縦貫自動車道のほうとしましては、三島市大場の清水函南停車場線、三島市竹倉の三ツ谷谷田線などの整備を行ってまいりました。
 県としましては、今後とも引き続き高規格幹線道路と一体となって、地域の振興、観光交流の促進に寄与するアクセス道路整備に努めてまいりたいと考えております。以上です。

○杉本都市計画課長
 富士山周辺の景観形成の御質問についてお答えをいたします。
 平成19年に周辺6市3町によります広域の富士山地域景観協議会を設立いたしまして、特に富士山を眺める眺望地点からの景観をよくするというようなことを中心に、これまでも眺望ポイントの景観改善に向けて、工作物、建築物、屋外広告物、電柱等の改善の検討をしてまいりました。また富士宮地区におきましては、昨年度に屋外広告物、看板を集合化して景観をよくするという取り組みをしているところでございます。
 本年度につきましては、世界文化遺産登録に向けた活動といたしましても、富士山周辺の統一的な景観形成と保全を目的に、富士山周辺景観形成保全行動計画というものをこの協議会で策定をしているところでございます。民間機関等の連携を密にしながらどのようなことを今後実行していくのか、より具体的に行動計画という形で取りまとめをいたしまして、来年度以降、関係機関、民間の合意をとり連携をしながら、進めてまいりたいと考えております。
 最後に、昨年度の決算の景観まちづくり推進事業費108万円余の中身でございますが、この富士山地域景観協議会を含めまして、その他、牧之原茶園・空港周辺地域景観協議会、県が進めております公共事業の景観の向上策、それからアドバイザーの派遣等の事業をこの中で進めておりまして、それほど大きな額ではございませんが、効率的、効果的な事業の運営を今後も図ってまいりたいと考えております。以上でございます。

○赤川公園緑地課長
 小笠山総合運動公園における太陽光発電についてお答えいたします。
 新エネルギー導入に対しまして、県民への啓発効果が見込めるメッセージ性の高い県有施設ということで、エコパへ太陽光発電装置を設置しております。袋井側のスタジアム前のエントランスとアリーナの間の芝生面に設置しております。公園利用者が多く通る場所ですから、メッセージが伝わるだろうということでそこへ設置しました。発電量は10キロワットで、公園全体の電気量に比べると少ないものですから、アリーナの事務室を中心に使用しております。以上でございます。

○石橋委員長
 それでは、ここで休憩します。
 再開は13時ちょうどとします。

お問い合わせ

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