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委員会会議録

質問文書

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令和3年6月定例会文化観光委員会 質疑・質問
質疑・質問者:大石 哲司 議員
質疑・質問日:08/10/2021
会派名:ふじのくに県民クラブ


○大石(哲)委員
 一問一答方式でお願いします。
 先ほど、6番委員も自転車についていろいろ質問されましたが、文化観光委員会説明資料の7ページのレガシー推進委員会における最終報告の中で、国際ロードレース大会の創設、トラック、MTBのワールドカップの開催を2年後、3年後に行う予定ですが、どのような状況でしょうか。

○大石スポーツ政策課長
 国際主要大会の目標ですが、レガシー推進委員会で話し合われた中では、このオリンピックで国際的なUCIレースが行われたものですから、あくまでも壮大な目標として自転車のロードレース大会の国際レースを引き続きやっていきたいということと、将来的にはトラック、マウンテンバイクのワールドカップを誘致したいと。
年次につきましては、この目標をつくった時点で各委員の思いをいろいろと伺った中で、これぐらいにできたらすごいと目標を立てたものです。ただトラックにつきましては、現在もジャパンカップなどのUCIレースが行われております。
 また、ロードレースに関しましては、ツアー・オブ・ジャパンというレース――今年もやりましたけれども――もUCIの国際レースとしてやっておるものですから、それを引き続き行い、行く行くは国際ロードレース、それからトラック、マウンテンバイクのワールドカップにつなげたいと考えております。
 マウンテンバイクにつきましては、今まではコースがなかったものですから、なかなか大きいレースはなかったんですが、当初予算でもお諮りしましたけれども、ジャパンマウンテンバイクカップ――仮称ではありますが――という形でUCIに登録を出したところで、3月にマウンテンバイクの国際レースを創設する予定です。こういったレースの経験を積み重ねまして、行く行くはワールドカップの招致とか、大きな国際ロードレース大会の創設につなげていけるよう一歩一歩進めている状況です。

○大石(哲)委員
 国内でもマラソン大会がいろんな所で開催されて、日程が近かったりして走者が集まらないこともありました。この国際ロードレースの国際というのは国をまたがって走るから国際なのか、参加者をオープンに募るから国際なのか、どうなんですか。

○大石スポーツ政策課長
 国際というのは、いわゆる日本の競技連盟ではなくて、UCI――国際自転車競技連合の公認レースのことを指しています。したがって国をまたいで走るわけではなくて、UCIの国際レースのグレードによって何か国以上の選手が走ってくださいという基準があり、そういったものを国際レースと表現させていただいております。

○大石(哲)委員
 これはまだ少し先の話だということですが、令和3年度の取組の中のロード競技の富士山チャレンジライド2021は、まさに今年だと思いますけれども、これについてはいつ頃でコースとかは決まっているのですか。

○大石スポーツ政策課長
 富士山チャレンジライドは市民向けのレースでして、いわゆる国際レースではございません。
 コースにつきましては、今回オリンピック男子で使われたロードのコースを一部使ってやらせていただく予定です。そのコースの中には一部自動車専用道がございますので、オリンピックで走った所を実際に走っていただく体験を皆さんにしてもらうことでレガシーを残していきたいと思っております。
 日付は10月2日を予定しておりまして、既にスポーツエントリー等で募集は始めているところでございます。

○大石(哲)委員
 10月に開催ということは、自治体等への説明会はもう終わっているわけですね。
7月の後半に富士スピードウェイを発着としたタイムトライアルがありまして、スピードウェイではスタートとゴールしか見られないんですが、一度一般道に出て帰ってきてというのを女子で約30分間かな、男子はその倍だったので約1時間走るんですが。私は、9時のシャトルバスに乗って――交通規制が始まる前にバスを全部入れちゃうということで9時に乗るんですね――実際のレースは11時頃から始まる。女子が終わって休憩があって男子があると。終わりが夕方の17時だと聞いたもんですから、これは大変だと思って徒歩で交通規制を突破しようと思って3時間歩いた。それぞれにスタッフの案内人がいて、歩道を歩いてくださいといろいろ御指導頂きながら何とか3時間歩いて脱出できたんですが、そのコースの中の人たちは大変なことだと思うんですよ。
自動車整備会社の人もやっていましたけれども、その人たちは車を一般道に出せない。買い物に行くにも道路を横断してはいけないと案内するスタッフもいるし、今は渡れますよと案内するスタッフもいて、私は道路を渡ってはいけないと言う人にずっと誘導されて、歩道がないほうを案内された。むしろここを歩けと。
 私が言いたいのはね、沿道の人たちが本当にそれを理解しているのか。今回はオリンピックだから我慢する、営業も休む。バスも走っていませんからね。マラソンのコースだとせいぜい走るスピードなもんですから、箱根駅伝なんか見ていても、走者と走者の間を横断する一般人いますよね。けれども自転車の場合はスピードあって、バイクが誘導して自転車がその後をスピードを出して走っていくから、お年寄りはとても横断できない。そういうことを理解してもらってコース設定をしているかどうかをお伺いいたします。

○大石スポーツ政策課長
 富士山チャレンジライドにつきましては、実のところを言うと、サイクリングイベントでありまして、通行規制をするのは先ほど述べました自動車専用道の所だけで、それも早朝にやってしまうものですから、地元の十里木の住民の方々には朝7時とか8時とかに交通規制をしますよと説明をしています。その先にある遊園地も職員が入る前に交通規制は解いてしまうので、このチャレンジライドにつきましては7番委員がおっしゃられた状況にはございません。
 ただ、本当のUCIレースを公道でやろうとすると同じようなことがありますので、その辺は地元自治体や警察等ともよく協議をしないとなかなか開催できないものですから、注意しながら今後もやっていきたいと考えています。

○大石(哲)委員
 2年後にロードレース大会をつくっていくというのは、夢、希望だったということですが、それに向けて今回オリンピックで使ったコースだからと安易に決めないで、慎重に検討し地元の理解を得て有意義な大会にしていただかないと困ると思いますのでよろしくお願いいたします。

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