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委員会会議録

質問文書

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平成27年2月定例会建設委員会 質疑・質問
質疑・質問者:柏木 健 議員
質疑・質問日:03/02/2015
会派名:無所属


○柏木委員
 それでは、分割方式で質問させていただきます。
 まず、ふじのくに森の防潮堤づくりについてお伺いします。
 これは、知事が本会議でも言われているんですけれども、このふじのくに森の防潮堤づくりというのは、現在、浜松市や磐田市で行われている静岡モデルとどう関係があるのかをお伺いします。

○藪崎森林保全課長
 ふじのくにの森の防潮堤づくりについて御回答いたします。
 ふじのくに森の防潮堤づくりにつきましては、有事には静岡モデルなどの防潮堤と一体となって多重防御の一翼を担うとともに、平時におきましては、県民の憩いの場となるような森林整備を進めていく森づくりの活動をふじのくに森の防潮堤づくりと呼んでおります。
 この考え方におきましては、横浜国立大学の宮脇先生が提言しています潜在植生による森づくりの考え方を基本に据えた中で、今まで築かれてきた先人の知恵や地域住民の参加を得ながら、これらの要素を現場の潜在力として生かして、森づくりを推進していくこととしております。以上です。

○柏木委員
 これは浜松市や磐田市で行われている防潮堤づくりとどう関係するのか。要するに、例えば磐田市の静岡モデルだったら防潮堤の上に木を植えていくということなのか、それとは別にもう1回木をどこかに植えるということなのか、その点をお伺いしています。

○藪崎森林保全課長
 浜松市や磐田市の海岸部でつくっております防潮堤の上に植栽をする部分と、少し面的に広くとりまして、例えば中東遠海岸におきますとその内陸部に砂丘が二線三線とまだ残っているところもございます。そこの部分につきましても、万が一、越波したときの多重防御の一助となるように、そこの砂丘部分についても、森の防潮堤ということで森づくりを進めていく予定にしております。以上です。

○柏木委員
 ということは、静岡モデルの防潮堤の中に全て植えるということだと思うのですが、もし違ったらまた答弁をお願いします。

 次に、三・一一からもうすぐ4年になるのですが、知事も本会議場で政府はけしからんと発言したという新聞記事が出てました。とんでもない津波の大きさの数値を出してきて、どこに根拠があるんだと自民改革会議の天野進吾議員もおっしゃっていました。三・一一の地震では津波以外にも、やっぱり福島第一原発がああいうことになったことを考えると、静岡県は津波だけでなく原発の心配もしなければなりません。三・一一では、当然一番被害をこうむったのは被災地の皆さんですが、我々静岡県もこの4年間、地価も下がってきていますし、経済もなかなか上向かないと。私の地元の31キロ圏内が特にそうなのですけれども、人口もあんまりふえないというより、どちらかというと減っているという状況にあります。
私は31キロ圏内の沿岸部に住んでいるのですが、そこは100世帯ぐらいの小さな自治会なのですけれども、この4年間で多分1軒も家は建っていないと思います。転入者はゼロだと思うのですね。転出人は何人かいるという状態が続いています。
静岡県の原発のことに関しては所管が危機管理部なのですが、交通基盤部にこの4年間の静岡県の津波対策の成果について、どのような感触を持たれているのか、野知交通基盤部長または杉保河川砂防局長にお伺いします。

○杉保河川砂防局長
 ただいまの御質問についてお答え申し上げます。
 津波対策ですが、アクションプログラムをつくりまして2年たちました。具体の施設整備について、目に見える形で出てきているのは、浜松市沿岸域の静岡モデルの防潮堤が主なものです。そのほかについては、第3次地震被害想定から引き続き整備をしてきた水門や一部堤防のかさ上げなどが進んでおりますが、アクションプログラムに基づいた成果というのは、まだ目に見えたものはありません。今まで2年間、調査あるいは地元の合意形成に努めてまいりましたので、ぜひ来年度にはその調査の成果や地元の合意形成の成果を出しまして、できるだけ多くの場所で、目に見える形で施設整備が進められるように考えております。
 今までの評価としましては、具体的な成果としては、まだ不十分であると認識をしております。以上です。

○柏木委員
 どのぐらいこの4年間で対策が進んだのかということを聞こうと思ってたんですけれども、まだなかなか目に見えた成果が出てこないということでした。大変時間のかかることだと思うのですが、あんまり時間がかかっていたら、その前に地震が発生してしまうので、なるべく早く防潮堤を完成できないかと住民の皆さんは思っていると思います。ぜひなるべく早くやっていただきたいと思います。
 私が本会議場で質問した磐田市側の防潮堤の強度についても、再質問する時間がなくてできなかったのですけれども、乗り越えなかったら大丈夫なのだというのは、住民からするとわからない部分があるのですよね。東日本大震災の例で乗り越えなかったところはほとんど残っていると言われても、では乗り越えなければ全部残ったのかというと、そうでもないと思うので、やっぱり強度に関しては、何らかの基準があるべきではないかなと思って質問をしたのですが、それについては多分国が決めてないということで、なかなかお答えできないと思いますので、それはいいです。

 もう一つ、期間の問題を聞いたいんですが、浜松市の部分は早く整備しているのですけれども、やっぱり磐田市や掛川市の部分は、20年や30年という長い期間で整備していくということですが、住民からしてみると、もう少し早くやってくれないかという気持ちが非常にあるんですね。そのためには土砂も確保しなきゃいけないということです。この質問もこの建設委員会でずっと質問させていただいたのですけれども、もう少し早まることはないのか、お伺いします。

○長縄河川企画課長
 磐田市の静岡モデル防潮堤の整備の期間と土砂確保の目安についてお答えします。
 磐田市の静岡モデル防潮堤の土砂の確保は、他の工事等で発生する土砂の提供を受けて整備することを基本としておりますので、他の工事での土砂量を考慮すると事業期間を短くするということは困難ではないかと考えております。
 今後の土砂の確保の見通しでございますけれども、磐田市の静岡モデル防潮堤整備に必要とされる土砂は315万立方メートルで、このうち地元民間企業から提供の申し出があった土砂が150万立方メートルで、残る165万立方メートルの確保が必要でございます。このうち太田川の改修工事から発生する土砂につきましては、最大で130万立方メートルを見込んでおりまして、土質試験や土質改良の試験施工などの結果を踏まえまして、必要に応じて土質改良を行い、良質な土砂の確保を支援していきます。
しかし、掘削土砂の土質が非常によくない場合につきましては、改良して提供するということが適当でない場合もあります。
 このため、太田川の改修工事のみならず、近隣で発生する公共工事の残土にも目を向けて提供の可能性を検討していきますし、また県外にも広く目を向けまして、海上輸送等による建設発生土の有効活用につきまして、関係機関と情報交換をしながら、土砂の確保について県が窓口となりまして支援していきたいと考えております。以上でございます。

○柏木委員
 太田川の土も全て使えるかどうかもわからないということで、130万立米の確保も確定ではないので、本当に土砂が足りないと思います。そうなるとなかなか防潮堤ができないということで、もしかしたら完成期間が30年から40年後になってしまうかもしれないという不安もありますよね。そういう意味で、何とかなるべく早くできるように、磐田市への支援をしていただきますよう、よろしくお願いしたいと思います。
 1年間、ずっとこの質問をさせていただきましたけれども、それしか私からは言えることはないので、ぜひお願いしたいと思います。

 次に、駅について2つ質問をしたいのですけれども、1つはいつも話をしている磐田新駅の話です。この建設委員会でずっと質問をして、これもなかなか進展していませんが、今の時点でどうなのか、磐田新駅について、あれから何か進展があったかお答えをいただきたいと思います。

 もう1つ、新幹線空港新駅についてお伺いしたいと思います。新幹線空港新駅については、予算も出ていますね。それで設計をするということなのですけれども、ある意味、隣の家の人が隣の家の設計をして、それが何になるのかなと、ちょっと疑問も残るんですね。JR東海の持ち物でJR東海がうんと言わないと、なかなか難しいのではないかなと思います。例えば駅のないところに広場をつくっても、多分駅前広場にはならないと思います。駅ができなければ、ただ単に線路の周りにある公園ということになってしまいます。別に皮肉でも何でもないです。JR東海が話に乗ってないのにもかかわらず、設計するのはどうなのかと普通は思いますので、この新駅設置について、知事は何か戦略を持っているのかもしれませんけれども、どのような戦略でやられているのか、お伺いしたいと思います。以上です。

○宮ア地域交通課長
 磐田新駅の関係をお答えいたします。
 平成26年12月定例会の委員会以降の動きでございます。国の補助制度については平成26年9月定例会の委員会で御説明しましたが、この制度につきましては、磐田市が国土交通省の担当に説明しておりまして、磐田市サイドでその国庫補助の活用に向けた検討を進めております。
 磐田市では、JR東海との工事協定を12月22日に締結しております。来年度は実施設計と移転補償が主なものであり、補助の対象となる駅舎工事については平成28年度からと伺っております。
 県の支援につきまして、市と継続的に協議を進めておりまして、まだ方針は決まっておりませんが、駅舎工事のスケジュール等を踏まえて整理していきたいと考えております。以上でございます。

○内山政策監
 新幹線新駅についてお答え申し上げます。
 現在、今、県が想定している新駅の位置、構造については、第1高尾山トンネル――静岡空港があるトンネル――を出たところということで、平成12年にその駅の構造については一度公表しているところでございます。また、それ以降も県が想定している位置等を考えておりまして、そうしますと、どうしても既存の新幹線トンネルとの離隔、いわゆる近接して新トンネルを設置することになります。その安全な施工方法や適切な対策工法の選定が課題になると認識しているところでございます。
 このような課題に対する技術的な検討は、今後、JR東海との協議が開始された場合におきましても、同じように必要となると感じております。そういう意味では、トンネル工学や地盤工学、鉄道工学の権威から来年度に助言をいただいて、その施工方法や対策工法の検討を県みずから進めていくという考え方を持っております。当然それらの検討は、JR東海との協議のときには大変力になるものであると考えているところでございます。以上でございます。

○柏木委員
 私が言いたいのは、駅をつくってもいいですけれど、JR東海が新幹線をとめないということだったら、ただ単に通過するだけじゃないですか。周りに駅前広場や公園をつくったと言っても、JR東海が駅として認めてないんだったら、駅などつくっても意味がないと思うんですよ。そういう意味で皆さんが設計をするということは、何らかの形でJR東海と協議になるような戦略があるということで、皆さんはやられるということなのですよね。

 あともう1点聞きたいのは、私はJR東海に関しては新聞やテレビなどのマスコミでしか見てないのですけれども、ほとんど相手にされてないような感じがするんですよ。その辺はどうなのですか。現実的にJR東海とはどのような協議をしているのかお伺いします。

○内山政策監
 新幹線新駅に関しましては、平成12年にJR東海から県に対しまして、設備能力の限界まで達している高密度のダイヤを理由に、現状では不可能であるという文書をいただいておりまして、現在もこの方針は変更ないと聞いております。そのようなことから、確かにその実現に対しては非常にハードルが高いと感じております。

 しかしながら、静岡県といたしましては、新幹線新駅の設置は富士山静岡空港のアクセス強化につながり、また首都圏空港の補完という機能を果たすとともに、防災機能にも大変に大きく寄与するということから、本県の産業や観光に非常に大きなメリットをもたらすと考えております。
 こうしたことから、静岡県として総合計画の後期アクションプランにも実現に向けた取り組みを推進する、また来年度には組織体制の強化を図るということで、知事を先頭に関係部局が連携して、県議会の皆様にも御理解、御協力をいただきながら、新駅実現に向けて全力で取り組んでまいりたいと思っております。

○柏木委員
 この件に関してはなかなか態度は変わらないと思いますが、現在、JR東海とはどれぐらい話をしているのか、伺います。

○内山政策監
 新幹線新駅に関しては、協議に乗っていただけるという話はなかなかいただけない状況でございます。

○柏木委員
 今年度は終わってしまいますけれども、今年度ここにいる交通基盤部の皆さんの中で、JR東海と新幹線新駅について話されたという方はいらっしゃいますか。

○内山政策監
 JR東海の品川本社へ行きまして、新幹線新駅についての話をしたことはあります。

○柏木委員
 ということは、品川本社に行って、新幹線新駅の話をするということが前提で、内山政策監にJR東海が会っていただけたということですか。

○内山政策監
 その話のみの前提でということではございませんが、JR東海に対して会う機会があれば、そのときを利用してお話を差し上げているということでございます。

○柏木委員
 ということは、新幹線新駅について話を持ったということではないということですね。
 そうすると、なかなか難しいですよね。答弁も大変かもしれませんけれども。ことし1年で、担当の皆さんが1回も新幹線新駅についてという議題でJR東海と話をされていないのにもかかわらず、新幹線新駅の技術検討に係る平面測量及び地質調査、有識者の検討委員会開催に係る予算を計上して設計をするというのはどうなのかな、やっぱり話をしないといけないと思うんですよね。
そうすると、JR東海の社長や会長がよくテレビに出てきて、全然聞いてない、知らない、勝手に静岡県がやってるだけじゃないか、みたいなことは、事実に合ってるということですよね。また静岡県が勝手に調査等をやるというのは、JR東海にとってどういう気持ちになるのかなと。JR東海にしてみたら、自分のところを静岡県が勝手に何かやるわけじゃないですか。何だろうなってJR東海が思うところもあると思うので、その辺はうまくやっていただきたいと思います。

 次の質問にいきます。
 議案第20号にも出ていますけれども、天竜川左岸流域下水道の磐田市への移管についてお伺いします。
 合併から数年たって磐田市に移管されるということなのですが、財産、債務も当然引き継ぐということで、現在はどういう財産状況、債務状況になっているのか。

 さらに、磐田市とはどういう協議をされているのかお伺いします。

○山崎生活排水課長
 天竜川左岸流域下水道の移管につきましてお答えします。
 天竜川左岸流域下水道の移管に当たりまして磐田市が要望しております施設設備につきましては、平成26年末に完了しております。また引き継ぎに係る事務協議、建設、それから財務、それから維持管理等の各部門における協議もおおむね終了しております。
 次に、財産でございますけれども、県から磐田市に引き継ぐ財産は、処理場の土地が約13ヘクタール、建物等2万3000平方メートルなどで、台帳価格で160億円ほどになりますが、これは磐田市に無償譲渡します。また債務につきましては、県債の未償還額は約45億円になり、その多くは磐田市が債務を引き受けることとしております。その内訳としては、政府債、機構債につきましては、名義変更後債務承継し磐田市に引き渡します。それから縁故債につきましては県が償還継続します。なお磐田市が県に償還額から交付税相当額を控除した額を支払うということになっております。

 磐田市との協議状況でございますけれども、財産と債務の取り扱いにつきましては、ことし1月末に県と磐田市で協定書を締結したところでございます。また無償譲渡の理由としましては、建設時の財源は国庫補助金、県債、市からの建設負担金であり、県債の償還財源も地方交付税分を除き、市から維持管理負担金として後年度に負担していただいており、県の負担はないためでございます。残り1カ月となりましたけれども、滞りなく移管が進むよう、現在進めている段階です。以上です。

○柏木委員
 はい、ありがとうございます。
 ざっくばらんにお聞きしますが、ということは、来年度から、今と比べて磐田市の持ち出し分が多くなるということはなく、今とほとんど変わらないということで理解してよろしいですか。

○山崎生活排水課長
 基本的には過分のものはないと考えております。ただし流域下水道で建設する場合、例えば建物をつくる場合は補助金が流域下水道、公共下水道では若干違いますので、今後は建設等において、国庫補助金の負担分が若干違ってはきます。以上です。

○柏木委員
 最後の質問にします。
 草薙総合運動場新体育館このはなアリーナのお話をお伺いしたいと思います。このはなアリーナという名前を募集したということですが、ネーミングライツについては検討されたのかまず1点、お伺いします。

○松浦公園緑地課長
 このはなアリーナの愛称についてお答えいたします。
 このはなアリーナについては、県民さらに県外の方からも広く御応募いただいて、このはなアリーナに決まり、この愛称を広く使っていきたいということがあるものですから、当面ネーミングライツの対象に入れないという方向で考えております。以上であります。

○柏木委員
 そうしたら、建設委員会説明資料127ページに都市公園の整備とありますが、この辺も含めて、静岡県のネーミングライツの考え方というのはどうなっているのかお伺いします。

○跡見経理監
 全庁的なネーミングライツの件についてお答えをいたします。
 ネーミングライツについては、現在、経営管理部管財課において全庁的な取り扱いについての検討をしております。その結果を踏まえまして、交通基盤部としても対応していきたいと考えております。以上でございます。

○柏木委員
 では、ネーミングライツに関しての所管は経営管理部になるのですね。
 意見として隣の愛知県や神奈川県の例を少しお話しさせていただきます。
 皆さんが管理しているものというのは、ネーミングライツをやりやすいものが非常にいっぱいあるんですよね。例えば神奈川県ではヘリコプターにつけていて年間315万円、さらに橋では、湘南大橋にもトラスコ中山がネーミングライツをしているのですけれど、これは橋に名前をつけるだけで年間262.5万円。また神奈川県では、歩道橋1個1個にネーミングライツをしています。例えば柏木健なら柏木健何とか歩道橋なんてある。それでネーミングライツになるんでね。東京スタジアムなども最初から有名ですけども、そういう意味でこのネーミングライツというのは、非常にこれからいいんじゃないかなと思います。あと最近、よく朝、東名高速道路を通ってきますと、菊川のあたりで炭焼きレストランさわやかグラウンドというのがあり、さわやかのマークが何だろうと思ったら、あれもネーミングライツですね。あと、日本平パーキングエリアでネーミングライツをやっています。ちょっと前に調べたところによると、全部で、多分都道府県の中で半分ぐらいネーミングライツをつけているということで、もう少し今はふえているのではないかと思います。
静岡県は大きな県だと思いますので、いろんなものを持っています。特に皆さんがいろんなネーミングライツをつけられるものを管理されている確率が非常に高いと思いますので、ここは宝の山だと思います。経営管理部でやるよりも、多分皆さんのほうがどこに何があるかを含めてよく知っていると思います。机上でやっている方よりも、現場で見ている交通基盤部の皆さんのほうが、ここのほうがいいんだということもわかると思うんですね。歩道橋も愛知県の場合は、箇所により値段が違うみたいです。いいところのほうが値段が高くなったり、当然、見にくいところは低くなったりするのは当たり前だと思うので、そういう意味では皆さんが管理しているから、皆さんが一番よく知っていると思います。ここに多分宝の山があると思うんです。さっきも言ったように、橋1個で年間300万円近くもらえるわけですから、これを考えたら、皆さんの管理している施設全てに名前をつけたらとんでもない金額になって、本当に県財政が非常に潤うきっかけにもなると思います。そんなことを含めて、本当に皆さんが持っている宝だと思いますので、経営管理部や知事にぜひ要望していただきたいと思います。
 この1年、この建設委員会でやってきまして、ネーミングライツについてはいつか言おうかなと思っていました。防潮堤なども、もしかしたらつけられるかもしれませんね。自分の名前をつけてくれるのでしたら、お金を出してもいいという人が多分いると思うのです。例えば私の名前で恐縮ですけど、柏木健スーパー防潮堤などですね。そういう名前をつけたら、柏木財団だったら出してもいいかなと思うと思うんですよ。そういう意味では使い方だと思うんですね。だからヨーロッパに行くと、道路や橋などにも人の名前がついていると言いますね。その意味では、そういう考え方を持つというのも大切だと思いますので、ぜひネーミングライツの積極的な取り扱いもやっていただきたいと思います。
 1年間、いろいろ質問させていただきましたけれども、非常にいろんな勉強になりました。ありがとうございました。では、質問は以上で終わります。

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