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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


令和3年6月定例会文教警察委員会 質疑・質問
質疑・質問者:杉山 淳 議員
質疑・質問日:08/11/2021
会派名:ふじのくに県民クラブ


○杉山(淳)委員
 一括質問方式でお願いします。
 少し前段に要望させていただきます。
 さっき9番委員からあった学校の不祥事の処分ですけれども、戒告とか処分があってその処分が軽いという言葉がよく出てきますが、軽い処分はないと私は思っていますのでしっかり説明してほしいと要望させてください。
 公務員の場合は戒告をもらえば、今定期で4号昇給ですが確実にその定期昇給が飛ぶわけです。定期昇給が飛んだ人はずっと同期同年に追い付かないんですから、減給や停職よりもその昇給抑制のほうが重いんです。その処分は金額でいえば一生もんですから、定期昇給がないということは若い人ほどその処分が重いという観点で、また昇任年齢の過去2年間の勤務成績が良好じゃないと上の役職に上がれませんので、処分されれば2年以上昇任が遅れてしまうわけで軽い処分はないと私は思っています。処分に4区分あり免職が重いのは確かにすぐに分かりますけれども、昇給抑制がある処分を軽いという言い方は説明不足だと思います。ぜひそういう処分のときには、全て重い処分です、軽いものはありませんと説明していただくよう要望させてください。
 あと、もう1個は私は福祉が長かったんですが、平成28年7月を本当によく覚えています。どういう年かと言いますと、生活保護を受けている方が生活保護費でクーラーを設置できる年だったんです。今までは前からアパートに付いていれば使えて自分で付けることは禁止だったんですが、温暖化であまりにも暑いので設置可能になりました。つまり何を言いたいかというと、その時点でクーラーの付いていない学校が生保家庭以下になってしまったということで、連携が取れていないと私はずっと現場で言っていました。厚生労働省が生活保護世帯に1部屋だけ冷房設置を認めたときに、何で横の連携が取れなかったのかというのは本当に疑問でして、ぜひそういうのは見ていただければなと思います。

 それで最後に質問ですが、高校生の自動二輪免許の取得に関してお伺いさせていただきます。
 昨年度、教育委員会は高校生の自動二輪車の免許取得に関する意見交換会を開催したとお聞きしました。交通安全教育やいわゆる三ない運動の在り方について議論されたということですが、意見を聴取しただけにとどまっている状況です。PTAの意見はいろいろあるんですけれども、免許取得は認めるべきという意見もあったとお聞きしております。
 最近、路線バスが大幅に縮小になっています。コロナ禍でさらにひどい状況になっていて、前だったらバスで家から高校に通えたんですが今通えなくなったり、部活ができなくなったり、いろんなことで制限を受けているわけです。ここは全体で考えて免許取得を広げるべきだと思いますし、逆に広げなきゃならない状況になっていると思います。
 今まで静岡県はたまたまバス路線がちゃんとあった地域だったわけですが、伊豆半島とかに行って私はびっくりしましたけれども前あった最終バスがもうないんです。そうすると高校生が通えるかどうか、あと部活ができないとか、そうなると必然的に親の負担も増えてきます。
 私は静岡市内しか分かりませんけれども、玉川と梅ヶ島の分岐点で六番というバス停が俵沢にあり市街地からそこまではバスがあるんですが、そこから先はもう夜、夕方はないんです。前はあったんです。六番までバスはあるので学びを保証する意味でも、そこまでせめてバイクで行けるようにすべきだと私は思います。
 要は静岡県も相当田舎になったという判断をすべきであって、今までそうだからとか、昭和57年にバイクの三ない運動を決議したとか、そういう話をいつまでも引きずっていると思います。
 改めて、これだけバス路線がコロナ禍で縮小された、できるだけ通学や部活動に制限がないようにしたい、そういう視点で考えるべきだと思うんですが、この検討会の中身についての現在の検討状況または現状をお伺いいたします。

○近藤健康体育課長
 高校生の二輪車免許の取得についてお答えいたします。
 まず、冒頭8番委員から御発言がございました遠距離通学の問題です。
 この意見交換会の中でもPTAの方から高校生に二輪免許を認めると遠距離通学が可能になるですとか、あと送迎の関係で保護者の負担が軽くなるといったメリットがありますといった御発言がありました。
 現在、学校側も事情に応じて遠距離でどうしても交通機関がなくて二輪車を使いたいといった場合には、学校に届出、許可を願い出て学校で事情を聞いて必要に応じて判断していく扱いをしていると聞いております。
 昨年度行った意見交換会の状況について県立の全部の学校長宛てに議事録等を含めこういった御意見が出ていますと、その辺の取扱いについてもよろしくお願いしますといった通知を出しているところです。
 あと、検討状況と現状ですけれども、先ほど8番委員からも御発言がありましたがやはり賛成、反対、様々な御意見を頂きました。こういったいろんな意見があったことから当事者である高校生ですとか保護者の意識を再度アンケート等を通じて把握して、今後の方向性を検討していきたいと今考えております。
 あわせて、父兄からもやはり交通事故を非常に懸念する声が出てまいりました。交通事故のリスク低減のためには交通安全教育のより一層の充実といった視点が欠かせないものですから、県内の教習所等関係者と連携しながらその辺の検討を併せて進めていきたいと考えております。

○杉山(淳)委員
 通知をしたと言いましたが、バス路線が縮小されていて本当に変わっているんです。
 この1年間で大きく変わったので、家から学校まで二輪で通えとは言いませんけれども、最寄りのバスの拠点になるところまでは通わせる方向にハンドルを切るべきだと私は思うし、状況が変わったことに対して新たにちゃんと視点を持って検討していただきたいと思うんです。
 もう本当に要望で終わりますけれども、バス路線が大幅に縮小になりこれからもどんどん縮小になると思うので、現場に任せないで遅れないでちゃんと対応する、しっかりこれから方針を変えるんですという明確なメッセージを出していただくことを要望して終わりたいと思います。

○野田委員長
 ここでしばらく休憩します。
 再開は13時30分といたします。
( 休 憩 )

○野田委員長
 休憩前に引き続いて、委員会を再開します。
 質疑等を継続します。
 発言願います。

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静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

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