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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成22年決算特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:大塚 善弘 議員
質疑・質問日:11/17/2010
会派名:平成21


○大塚委員
 数点お聞かせいただきたいと思います。
 まず初めに、いろんな土木、建設、電気とか管工事とか委託業務とか、入札が行われていますけれども、その落札率がどうなのか、ちょっと経年変化でどうなっているのかというところをお聞かせいただきたいと思います。
 あと、低入札で調査とかされて、管理者を増員に結びつけるとかいうことを行っているわけですけれども、低入札でそういうものが行われたのが何件ぐらいあって、結果的にはどういう状況になったのかと。また、不調の入札というものがどの程度出ているのかということをお聞かせいただきたいと思います。

 次に港湾整備の関係で、焼津漁港のマイナス9メートル岸壁がつくられまして、上屋も継続してやられたわけですけれども、その成果と言いますか、運用状況はどうなのか、教えていただきたいと思います。

 次にもう1点、土地区画整理事業の実施が減少してきていると。連動して旧まちづくり交付金事業なんかも組まれてやっていらっしゃると思うんですけれども、そういう中で、土地区画整理事業というものをどう評価されておられるのか、お聞かせいただけたらと思います。

 それと、まちづくり交付金に関しまして、これは市町の裁量権が大分大きいものなんですけれども、結果的に何かいろいろ問題になるような事例がなかったのかどうかというあたりを少しお聞かせいただけたらなと思います。

 あと1点、富士山静岡空港に関しまして、予想されたような状況だとは思うんですけれども、乗客以外の見学者とか、かなりの数が空港に入ってきてると思うんです。そういう人たちへの対応がどうだったのかというあたり、要はもっと管理会社で営業努力する面があったんじゃないかというふうに私は感じているんですけれども、その点どうだったのか。

 それと、空港に至る交通網の整備がされたんですけれども、開港されてその交通の状況はどうなのかということお聞かせください。以上です。

○深澤建設業課長
 落札率の関係と、それから入札不調の関係につきましてお答えをいたします。
 まず、交通基盤部――21年度までは建設部ですけれども――平成21年度の土木事務所、農林事務所等の平均落札率は、随意契約も入れまして92.5%でありました。それから平成20年度が91.9%、平成19年度が92.9%と、これは単純平均でございますけれども、このような結果になっております。
 それから工種別ということですが、平成21年度の建設部の関係ですけれども、土木一式工事が単純平均で93.7%ですね。それから、建築一式工事が89%です。それから、電気工事が90.7%、それから管工事が93.2%というような状況になっています。その他の工種につきましては90.6%というような結果になっております。
 それから、入札不調の関係でございますけれども、交通基盤部所管の関係ですと、予定価格の超過とか、あるいは入札者の辞退等、こういったものを含めまして、117件ほどございまして、全体の入札の件数の割合に占める割合5.0%という状況でありました。以上であります。

○内田技術管理課長
 低入札の状況について、報告いたします。
 平成21年度は、県全体で126件の低入札が発生しております。これは、低入札基準価格というのを設けておりまして、それ以下で入札された件数です。
 その低入札におきましては、低入札調査というのを行いまして、調査の結果9件の契約しない案件が発生しております。以上です。

○松井漁港整備課長
 焼津漁港のマイナス9メートル岸壁の完成に伴います状況ということで、完成したのがことしの9月のことであります。まだ取扱量等については、こちらで把握ができておりませんので、最新情報として、お昼休みあたりに漁協等に状況を聞きますので、後ほど御報告させていただきます。以上です。

○井上市街地調整課長
 土地区画整理事業が最近減少しているということと、まちづくり交付金の活用ということについてお答えいたします。
 土地区画整理事業の施行地区は、最近10年間やはり減少を続けております。公共団体施行、いわゆる市町で行っております施行地区数がおおむね毎年22地区ぐらいで推移しておりますけれども、組合施行は減少を続けておりまして、平成10年度には55地区あったところが平成22年度は32地区という形で、6割を切る状況となっております。
 これは、土地区画整理事業は、社会経済状況、不動産の売買状況等に左右されやすいということで、最近では土地区画整理事業になじむ、組合施行になじむようなところがやはり減少しているというところが大きいと思っております。小規模なものについては、現在も数は少ないんですけれども、組合が設立しております。
 今後は、大きなものはなかなか成立しにくいかとは思いますけれども、基盤整備を進める大変有効な事業でありますので、施行区域とか事業計画等を入念にチェックしながら、なるべく組合施行を進めていくように考えていきたいと思っております。

 また、まちづくり交付金につきましては、社会資本整備総合交付金という形になりまして、より柔軟性の高いものになっておりますので、そういったものを活用しながら、今後も組合施行あるいは市施行の土地区画整理事業のほうを推進していきたいというふうに考えております。以上です。

○勝山交通基盤部理事兼空港経営課長
 昨年の空港開港以来、空港のターミナル付近が大分混雑しておりまして、いろいろ御迷惑をおかけします。ただそれに関しては、運営会社のいろんな努力もございまして、交通管理は順調に行われたものと評価をしております。
 混雑が予想される休日ですとか、そういうときは、交通整理要員をふやしていただいたり、自主的に対応をしていただいておりました。
 駐車場につきましても、2,000台の駐車場以外の臨時駐車場を活用したりしまして、対応に当たってきたところであります。
 見学者につきましても、ピーク時からは大分少なくはなりましたけれども、まだかなり大勢の方がいらっしゃっておりまして、21年から22年にかけても定期的にビルの2階、3階でイベントを行うなどして、集客に努めているところであります。全般として、適切な管理が行われているというふうに考えております。以上です。

○村松道路企画課長
 空港に至る道路網整備状況についてお答えいたします。
 空港へのアクセス道路については、これまで整備してまいりまして、各地でアクセス時間の短縮等が図られており、交通混雑も見られない状況だというふうに思っています。
 ことしの9月にも、島田吉田線の舟木工区でバイパスとかが開通することによりまして、吉田インターチェンジからのアクセス時間が10分程度縮まる等、さらに整備をしているところであります。
 今後につきましては、地域高規格道路の金谷御前崎連絡道路等の整備にも力を入れ、空港へのアクセスにつきましてはさらに進めてまいりたいというふうに思います。以上でございます。

○大塚委員
 ありがとうございました。
 この入札の件はわかりました。

 あと、土地区画整理事業というのが、もう人口減少に転じている時代、または市街地の再開発で、どちらかというと両方投資しなきゃいけないような状況になりつつあって、そのあたりでそういうことをやってきているという評価をこれからどう考えているのか。確かにインフラ整備として有効な手法だというのはわかるんですけれども、こういう時代になってくるとどうなのかなという、その辺の考えを今後の考えになると思いますけれども、お願いしたいと思います。

 あと空港に関しましては、西側からの道路整備状況は大分進んでいるんですけれども、東側からの特に大井川周辺で渋滞を大分起こして、前よりも島田ですとか焼津地区からは、今まで以上に厳しくなっているという状況なもんですから、その辺は何とか早期に解消できるようにということをお願いしたいと思います。以上です。
 1点だけ、土地区画整理事業のこと。

○井上市街地調整課長
 土地区画整理事業の人口減少の時代にあって、どういう評価をするかということなんですけれども、これまで土地区画整理事業につきましては、都市への人口集中、つまり市街化区域の拡大に伴って基盤整備を行うということで、新市街地の整備といったものを組合施行、あるいは駅の周辺ですとか基盤整備が未整備なところについては公共団体施行という形で、これまで実績を上げてきております。
 委員がおっしゃられますように、人口減少ですとか、新たな新市街地整備の拡大というのはなかなか難しい状況ではありますけれども、都市の中にやはり基盤が未整備な状況で、利活用がされていないようなところですとか、あるいは駅周辺で新たな基盤整備が必要なところというのは、これからも出てくるんじゃないかと思っております。
 また、本県では東海地震も予想されまして、そういう場合に災害復興、あるいは耐火、火災の復興等は土地区画整理事業で行うというのが最も有効な事業であると思っておりますので、そういう意味でも土地区画整理事業については、今後も市町と連動しながら、できるところを掘り起こしていって、整備を進めていきたいというふうに考えております。以上です。

○大塚委員
 やはり市町でやることですし、組合施行もあることですので、その辺十分に長期的なスパンでもって状況分析をして、県のほうで指導していただけることを要望して終わります。

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