• 携帯電話向けページ
  • Other language
  • 文字サイズ・色合いの変更
  • 組織(部署)から探す
  • リンク集
  • サイトマップ
  • ホーム
  • くらし・環境
  • 健康・福祉
  • 教育・文化
  • 産業・雇用
  • 交流・まちづくり
  • 県政情報

ホーム > 静岡県議会 > 委員会会議録 > 質問文書

ここから本文です。

委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


令和3年9月定例会文化観光委員会 質疑・質問
質疑・質問者:盛月 寿美 議員
質疑・質問日:10/08/2021
会派名:公明党静岡県議団


○盛月委員
 一問一答方式で、1点だけお願いします。
 資料にございませんけれども、先日大学課から御報告を頂きました。新聞にも大きく掲載されましたので、御承知の方も多いかと思いますが、静岡県立大学の生理の負担軽減対策で、学生さんに無料で生理用品を配付する取組を始めるという御報告を頂きました。
国公立の大学としては全国で2番目で、民間の業者と提携をして、アプリをダウンロードして、それを使えば生理用品が出てくるシステムです。今回この無料配付がスタートするということで、この件については公明党静岡県議団としても取り組んできたことでございまして、県の皆さんから働きかけをしていただいたことに本当に感謝を申し上げます。
 先ほど、8番委員も触れておられた大学の令和2年度事業評価について御報告がありましたけれども、令和3年度の取組ということで非常に評価したいと思っておりますし、また県立大学で導入されることで、文化芸術大学にもぜひとも導入されるように県からの働きかけ、後押しをしていただきたいと思っているんですが、どういう状況になっておりますでしょうか。

○手老大学課長
 これまでは6月末にコロナ禍における女性の負担軽減として県立大と文芸大の保健室等で必要な学生に適宜生理用品等を配っていたわけなんですが、経済的な理由により購入できない方についても配付する形でお願いしたいという通知を出しました。県立大学については御案内のとおり8月初旬から現在トイレの工事をやっている関係もありまして、それらと併せて民間事業者と一緒になって報道のとおりの対応になっております。
 文芸大につきましては、県立大よりも早く7月の段階で保健室等で生理用品の配付を対象を広げてやる形で、購入できない方へのPRのための表示をトイレの個室でする形で学生には周知を図ったところであります。県大ではプロジェクトチームをつくったりして、学生からの声も聞きながら対応してきたところなんですが、文芸大はまずそのような形でPRをして需要があればということでやっているところなんですけれども、夏休みということもあったかもしれないんですが、今のところ特段の需要がないという話も聞いておりますので、その辺も含めまして文芸大でもどのような形で今後対応していくか注意をしていきたいと思います。

○盛月委員
 ありがとうございます。需要がないというのがちょっと引っかかるんですけれども、県立大ではアンケートを取って、一定割合の方が経済的に大変で購入できなかったという声が聞こえたということもありますし、無料で配付してほしいと8割の学生さんが希望されているという結果が出たので、これはやはり他の大学もそんなに状況は変わらないんじゃないかなという感じもしますので、ぜひ文芸大もサポートしていただいて、後押しをお願いをしたいと思います。
 生理の貧困の問題は、困窮している学生の支援ということももちろんそうなんですけれども、やはり女性の健康の問題、それからやはりこういうことがしっかりできている大学であれば、県内の若者が静岡県の県立大学を選ぶ、文芸大への進学を選ぶ、次代を担う若い世代の方たちを県内にとどめておける選択肢の1つに必ずなると私は思っているので、こういったきめ細かな支援をこれからもしっかりとしていただいて、こっちはできているけどこっちはできていないということがなるべくないように情報共有をしていただいて進んでいくように、ぜひとも御支援を頂きたいと思います。それも要望させていただきまして質問を終わります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp