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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成22年12月定例会企画文化観光委員会 質疑・質問
質疑・質問者:谷 卓宜 議員
質疑・質問日:12/02/2010
会派名:公明党静岡県議団


○谷委員
会派で話し合ったときに、目標についていろいろ意見が出たんですが、ページごとに追ってお話しします。まず、部長から説明ございました24ページに家庭の日ということが出てまいりまして、それぞれの家庭で家庭の日を設けた県民の割合を50%にするという目標だということでございます。50%の家庭の日というのはすごい数字だなと思うんですが、これまで取り組んできた現状の把握をどのようにされているのか、それからの50%の算出なのかどうか、そこをまず1点お伺いしたいと思います。

次に、隣のページの幼児教育の充実でございますが、この目標についても、学校関係者評価を実施、結果を公表するという幼稚園の割合が公立と私立との数値が違うわけでありますけれども、どうして公立も80%に持っていかないのか、その点をまず教えてください。
それから、私立幼稚園に対しまして、魅力ある幼稚園づくりを支援するという言葉だけでございますけれども、現実に幼児教育をする市町に対する県の支援になろうかと思いますが、幼児期の人格形成に関してもう少し指導的立場の言葉があってもいいのではないかなという感じがいたしますが、その辺はいかがでしょうか。

それから、42ページに飛びますけれども、「憧れ」を呼ぶということになりますが、文化の創造と発信ということで、目標は当然達成してくれればいいわけでありますけれども、この42ページの目標は芸術や文化鑑賞者の割合が6割の現状分析から90%に上がるということ、それから、文化の活動を行った人の割合を19.6%から50%に上げるという、ほかのいろんな目標をずっと見てきたんですけれども、何でこんな急に高くなるのかというこの部分についての話をお伺いしたいと思います。

それから、43ページには、ふじのくにこども芸術大学の発足ということが書かれております。質問で出たことも承知しておりますけれども、平成23年度というともうすぐそこまで来ておりますが、発足というからには相当な準備があるんでしょうか。内容を教えていただきたいと思います。
それから、そのページの下になりますが、県立美術館などにおける募金活動を通じ、子供たちが文化に触れる機会の充実と書いてありますけれども、募金活動と子供たちの文化に触れる機会の充実、人材育成との関連がよくわかりませんので、この辺ちょっと御説明いただきたいと思います。

44ページには、また目標でございますけれども、富士山の日の趣旨に沿った取り組みをした人を100%にするということですね。富士山の日の趣旨に沿った取り組みを全県民に対してしろと言っているように聞こえるんですけれども、こういう目標の立て方でよろしいんでしょうか。
それから2.23を大事にするということ。それはもう結構なことでございますけれども、富士山の日運動の推進ということで、この日を中心に文化の活動もすべてを変えていくというふうな知事のお話もございましたけれども、8.21の県民の日はどこへ行ってしまったのか、いずれ忘れさられる日になるのか、その辺はどうお考えかお伺いしたいと思います。

それから、54ページになりますが、国際交流の件でございます。先ほどお話がありましたが、韓国や中国とか交流はわかります。その下に今度、その他の国、アメリカとの州レベルにおける地域間交流を推進するということが出てまいりました。現実にそういう取り組みが進んでいるのかどうか。
それから、昔イギリスのウエストミッドランドの話がございました。イギリスのウエストミッドランドにはたしか県議会からも代表が行ったなと思っているんですけれども、あれはどこへ行ってしまったのかということをお願いします。

58ページになりますが、先ほど御説明がございました。これも目標の件で恐縮ですが、地域交通ネットワークの充実で、中心都市等への30分行動圏人口カバー率ですけれども、92.8%という、この細かい数字は一体どういう意味があるのか、それをお伺いしたいと思います。

それから、62ページ、観光の件になりますが、再訪旅行者の割合の60%、これはこれでいいですけれども、文化・観光部として発足し、何よりも静岡県の観光のおもてなしをするということであるならば、60%は低くないかというみんなの意見がございましたですね。これはもっと頑張るべきだという話がございましたけれども、この6割の再訪率というのはいかがでしょうか。
それから、65ページになりますが、外国人の宿泊者数につきましては、宿泊者数の目標55万8000人は細かくてもやむを得ないかなと、外国からお見えになる制約がありますけれども、日本人の宿泊目標はどこにあるかということで、みんな探したんですけれども、出てないんです。旅館営業施設数日本一の静岡県に、日本人のお客さんの目標数は立てないのかということを感じました。以上です。

○石橋委員長
質問項目が非常に多いですので、簡潔明瞭に答弁をお願いします。

○芝田総務企画課長(富士山総合調整担当)
まず1点目のページで申しますと、24ページ、家庭の日の目標の関係の質問でございます。
まず、総合計画全体のつくりがそうなんですけれども、例えば、24ページを見ていただきますと、目標の囲みがございまして、その下に丸印で4項目ほど挙がっております。それぞれを一番下のところ、担当課を見ていただくとごらんのとおり、教育委員会と、その中で私どもの文化・観光部も大学課というふうな形になっております。目標の立て方としましては、これらの中で一番の代表的といいますか、象徴的なものを選ぶような形で記載するというようなルール化でもってつくらせていただいております。
この場合につきましては、一番上の家族の触れ合いの推進ということで、これ社会教育課だと思いますけれども、そちらのほうの目標ということを全体の集約といいますか、大きな目標という形で掲げさせていただいているような次第でございます。

それから、私どもの関係で、富士山の日の取り組み目標としまして、思いを寄せる方の数字が100%と、目標が多過ぎないかという御質問かと思いますけれども、これも富士山の日を中心にしまして、私ども富士山憲章に記載のあるような理念を一生懸命啓発をしているところでございます。そういったものを通じて、特に富士山の日を中心にして行事、イベント等を通じまして、皆さんに富士山について思い考え、また行動していただくということをお願いしているわけです。それをやはり事が富士山ということでございますので、我が静岡県の象徴、日本のシンボルでもございますので、突き詰めればなるべく多くの県民がこぞってという形が目標としてふさわしいということで、大きな目標でございますけれども、100%という形にさせていただいた次第でございます。以上でございます。

○林私学振興課長
25ページに記載してございます幼児教育の充実の部分でございます。
学校関係者評価の目標率でございますけれども、公立が65%私立が80%と違うことについての理由ということでございますけれども、私立幼稚園につきましては、平成21年度の実績が記載のとおり31%ということで、公立よりも若干上回った数字となっております。私どもの私学振興課といたしましては、これまでも経常費助成の特別加算という制度で、学校評価を推進しているところでございます。
また、学校におきましても、学校評価の趣旨を十分理解していただいているということでございまして、平成25年度までに毎年度10%の上乗せと、さらに10%上乗せをいたしまして80%という目標とさせていただいたところでございます。
それから、2点目でございます。私立幼稚園に対しまして、もう少し支援という記載だけではなくて、指導的な立場を記載されてもいいのではないかといった御質問でございます。
御案内のとおり、それぞれの私立幼稚園におきましては、それぞれの建学精神に基づきまして、各幼稚園が自主的、独立して、それぞれの特色ある幼稚園づくりに励んでいるところでございます。県といたしましてはそういった自主性をできるだけ尊重したいといった趣旨から、このような積極的にあれこれを誘導するといった記載は控えたといったことでございます。以上でございます。

○後藤文化政策課長
まず42ページの目標、1年間に芸術や文化を観賞した人の割合、これが90%、それから活動を行った人の割合、これを50%ということであります。これにつきましては、目標ということで、我々のほうもかなり高目の数字だなということは承知しておりますが、これはぜひチャレンジしたいというようなことで掲げたものでございます。そのために、来年度からこの総合計画の下位計画であります静岡県文化振興基本計画の第2計画の期間になるわけですけれども、観賞する機会をふやす、活動する方々の機会をふやすというようなことで、そのために、できるだけ市町の文化施設にいろんな機会を設けてもらうような働きかけでありますとか、連携をしていく。それから、いろんな文化の活動に関する情報提供をしていくというようなことを今考えておるところでございます。

それから、2点目の43ページのふじのくにこども芸術大学の発足ということでございます。これにつきましては、来年度の当初予算でもってこれから御審議をお願いすることになりますけれども、県内に在住する小学生、中学生を対象としまして、体験型のいろんな体験コーナーを静岡文化芸術大学と共同して開催したい。やり方としましては、県内の市町でありますとか、それから公立文化施設、民間文化施設等から企画を公募しまして、その趣旨に合う事業を採択して、その後個人単位で希望者を募りまして、実施をしていくというようなフレームを考えております。
それから、3点目の県立美術館などにおける募金活動、これにつきましては、去年の8月から実施をしておるところでございますけれども、それぞれ県立美術館、グランシップ、それから静岡芸術劇場で実施をしております。これは県で実施をしているということではなくて、美術館の場合には美術館友の会、グランシップ、それからSPACについては、それぞれ文化財団、SPACが実施をしております。募金の活用予定としては、美術館でしたら子供の美術館教室等そういった普及教育活動に充当すると。グランシップにつきましては、主催事業にその子供たちを招待する経費に使っております。SPACにつきましても、中高生の劇場の招待でありますとか、親子の演劇教室等に充当しております。以上です。

○岩城国際課長
国際交流の促進について2点御質問いただきました。
まず、アメリカの州レベルとの交流は進んでいるのかということについてであります。幾つかの州とこれまで交流を進めてまいりました。例えば、カリフォルニア州でいえば、危機管理庁との職員の交流であるとか、高校生の派遣受け入れであるとか、州議員団の受け入れなど、最近、先方の経済事情等によりまして行われておらないものもありますけれども、現在もスタンフォード大学へ県職員を派遣しているなど交流を継続しております。
それから、ノースカロライナ州におきましても、双方幹部の面談等が過去ありまして、現在もノースカロライナ州立大学へインターンシップということで、県の職員を派遣して、現地の方とのコンタクトを保っておるということであります。
それから、ネブラスカ州におきましては、がんセンターあるいは食品の研究ということで、医療、産業分野での交流が進んでおります。11月にも経済産業部と県立大学の学長等が行きまして、引き続き交流の話を進めておるということで伺っております。
それから、今後、例えばことし下田市で開催された黒船祭りに川勝知事とロードアイランド州の日米協会会長が会談したということで、来年、黒船祭りもぜひ来てくださいというようなお話もありましたので、そのようなところと、お互いにメリットがあるような交流を続けていくということで考えております。
それから、もう1点、イギリスのウエストミッドランドとの交流についてであります。
ウエストミッドランドとは平成19年1月にバーミンガム大学で、県とウエストミッドランド地方自治体協会というところと友好の交流をしようということで、覚書を調印して、それから職員の派遣等をやっております。
ことしになりまして、そのウエストミッドランド自治体協議会そのものがなくなるということになりまして、先方の代表からは主体はなくなるけれども、自分が中心になって民間の交流は進めていこうというお話も非公式ではありますが、聞いておりますので、今後とも交流を続けていきたいなというふうに考えております。以上です。

○塚本交通政策課長
58ページ、地域交通ネットワークの充実のうち、中心都市等への30分行動圏人口カバー率92.8%でございますけれども、これは交通基盤部の道路局のほうが所管をしておる数字ですけれども、私ども聞いておるところでは、これは社会資本重点整備計画、あるいは道路整備計画に基づきまして、平成4年度から静岡サーティ構想ということで進めてきておりまして、その92.8%の達成に向けて、具体的には例えば金谷御前崎連絡道路、それから新東名高速道路、それから伊豆縦貫自動車道等の整備によって、この目標を平成25年度の目標として達成できる見込みであるというふうに伺っております。以上でございます。

○池谷観光政策課長
62ページの再訪率でございますけれども、これにつきましては、3年に一度、観光リゾート実態と満足度調査を行っておりまして、その中のアンケートで前回、平成19年度に行ったのが53%ということで、その数値の伸びで一応目標としては60%という数字にさせていただいています。これはあくまでも目標でございますので、これ以上のものを今後4年間でやっていきたいと思いますし、これは県だけではなくて、観光事業者全体の努力という形で考えております。
それから、宿泊関係でございます。国際観光につきましては、特に力を入れたいということで、外国人の宿泊者数をここに入れておりますけれども、その前64ページに観光交流客数という数字がございます。こちらにつきましては、その構成が宿泊客数とイベントや、あるいは有名な観光地の訪問者数の合計でございまして、そうした意味では、宿泊者数については特出しはしておりませんけれども、この中に含んでおりまして、年率1.4%ぐらいの伸びで今考えております。以上でございます。

○芝田総務企画課長(富士山総合調整担当)
先ほどの富士山の日の関係で、委員から御質問があった県民の日とのかかわりについて、答弁漏れがございました。富士山の日はあくまでも、先ほど申し上げましたように、富士山に思いをいたし、富士山のために具体的に行動を呼びかける契機となる日というふうに思っております。また一方で、県民の日につきましては、本県の誕生日、今の県の姿、また仕組みができたという記念すべき日で、既に、知事当局でそうですし、議会関係でも県民の皆様にいろいろ呼びかけをするという政策をずっとやっております。それはそれで両方、それぞれが意図するところが違うと思いますので、両立してやっていくべきものと考えております。以上でございます。

○谷委員
ずっと細かい話で恐縮です。大体みんなで意見が出たことをお伺いしましたので、戻ってまた伝えておきたいと思います。
家庭の日は、所管が違うということでした。それから、私立幼稚園の件につきましては、公立が低いということを言ったわけですけれども、こちら側はしっかりやっているわけですよね。私学側はちゃんとやっているという答弁でしたよね。それから、私学の建学の精神はよくわかりました。
それから、全体的に目標が低いとか高いとかと言っているのではなくて、やはりこれは縦割りだなと、みんなそれぞれの目標を出してきて、大体、中高生の交通事故によるけが人を3,400人以下にしようとかいう数字には、もっと減らせとこちらは思うわけですよね。そうすると今度は富士山の日は100%だと言う。何といいますか、全体的な目標が本当にどうなんだと聞くと、申しわけないけれども、チャレンジだという言い方をするわけでしょう。じゃあ、もっと高くしたらどうだという、その辺が意見はいろいろ分かれることがあることは、そういう意味で言ったことを承知してください。

92.8%というのを出してきたと言うんですけれども、92.8%になる、何か根拠となる数字があるのかなと思って聞いたんですよ。92.8%というのは、何百万人だとか、何千万人だとかいう分母なり分子なりの数字があって、計算したら92.8%になったのかなという思いで聞いたもんですから、その辺がわかれば教えていただきたいと思います。わからなければそれで結構です。

それと、美術館の募金活動についてはわかりました。ちょっと考え違いをした聞き方をしました。これはよくわかりました。アメリカとの交流もきちんと含まれていることもよくわかりました。
目標について、そういう意見がございましたので、こだわるようですけれども、92.8%というのがこういう意味があるんだというのがあれば、また教えていただきたいと思います。それだけです。
 
○塚本交通政策課長
これは中心都市等への30分行動圏人口カバー率ということで、その道路の周辺の人口をその道路を使って中心都市等へ30分で移動できる人口の数が、全県民に対しての比率ということで伺っております。

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