本会議会議録
質問文書
令和2年2月定例会総務委員会 質疑・質問
![]() | 質疑・質問者: | 坪内 秀樹 議員 |
![]() | 質疑・質問日: | 03/09/2020 |
![]() | 会派名: | 自民改革会議 |
○坪内委員
一問一答方式でお願いいたします。
新型コロナウイルスの影響で、観光業や製造業を初めとする全ての業界で影響が大であり、先ほど5番委員が言った対応の充実と情報発信、伝達をしっかり行っていただいて影響を最小化する措置を要望します。
そして、今議会は新年度を迎える議会ですので令和2年度における収入への影響についてお伺いします。
この状況で悪影響は避けられない中、令和2年度県税収入への影響をどのように捉えて考えているのかお伺いします。
○杉澤税務課長
令和2年度県税収入への影響についてお答えいたします。
新型コロナウイルス感染症の拡大により、訪日外国人旅行者数の減少、国内におきましてはイベント中止や外出自粛等により消費の落ち込みが拡大している状況にございます。
また、中国国内での工場操業停止等がサプライチェーンの寸断や輸出入の減少につながっていて、産業界全体が影響を受けていると認識しております。
そうした中で、主要税目であります法人二税におきましては製造業、非製造業にかかわらず企業収益の悪化が懸念されています。
また、地方消費税は昨年10月の消費増税によりプラスの側面はあるものの、消費の落ち込みにより減収となる懸念がございます。
さらに、自動車税や不動産取得税におきましても中国からの部品や資材の供給不足により自動車の生産調整あるいは建築物の工期延長等が出始めており、税収への影響が懸念されています。
こうしたことから、今後の税収動向につきましては極めて不透明であると言わざるを得ない状況であり、令和2年度県税収入予算の確保は予断を許さない状況にあると考えております。
○坪内委員
ただいまのお答えのように非常に厳しいものになると思われますので、経済をしっかりと支えていかなければならないと思います。
そのために、どのようなことを講じるのかお考えを伺います。
○平塚財政課長
今後、影響がどうなるか今の時点ではわからないところがあります。収束すれば、収束した段階でいろんな製造業あるいは観光業への支援を前向きにやることは十分に考えられると思います。当面来年度は減収が見込まれるので、慎重な財政運営をしてまいりたいと考えております。
いろんな財政需要も見込まれますので、年度当初から一定額を若干執行留保するといった慎重な財政運営をしながら、状況を見て追加対策を打っていければいいのかなと思っています。
○坪内委員
しっかりと経済の下振れに対応していただきたいと思います。
最後に、減収となった場合にどのようにして財源補塡をしていくつもりなのかお伺いします。
○平塚財政課長
減収への対応についてお答えいたします。
先ほど御説明しました財源留保を検討しており、さらに法人関係税が減収しますとそれを補塡する特別な地方債である減収補填債制度を活用しながら減収に対応していきたいと考えております。
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