• 携帯電話向けページ
  • Other language
  • 文字サイズ・色合いの変更
  • 組織(部署)から探す
  • リンク集
  • サイトマップ
  • ホーム
  • くらし・環境
  • 健康・福祉
  • 教育・文化
  • 産業・雇用
  • 交流・まちづくり
  • 県政情報

ホーム > 静岡県議会 > 委員会会議録 > 質問文書

ここから本文です。

委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成24年12月定例会企画文化観光委員会 質疑・質問
質疑・質問者:渥美 泰一 議員
質疑・質問日:12/21/2012
会派名:自民改革会議


○渥美委員
 かいつまんで伺わせていただきます。
 県立大学の中期目標についてですが、日本経済新聞の調査結果が出てます。この地域貢献度調査と大学が取り組む中の地域貢献度は共通することなんでしょうか。それをまず1点伺って、そうだとしたら、この日本経済新聞の調査の結果、本県の大学の2校の結果はどうであったか伺いたいと思います。

 それから、グランシップの工法が決まったようです。事故の直後、すぐ現場を見ました。場所によっては材料も変えて、やりかえるのが一番いいのかなという思いで戻ってまいりましたけども、検討に検討を重ね最終的にこの工法になったということだと思います。金具とか取りつけぐあいのふぐあいじゃなくて、材料そのものがぐあいが悪いと、落ちて割れちゃうというようなことだったと思います。この工法でやった場合、グランシップは、まだ相当年数利用しなければなりませんが、将来的にどのような状況になるのかなと思います。文化・観光部では、この工法についても大体承知しているわけですね。
 外へ飛ばないようにはなってる。落ちたやつを受けるというようなことかなと思うんですが、将来的にどうなるのかなと。どのぐらい落ちるかということ、落ちたやつがそこへたまって、どんなふうに見えるんだろうと思うんですが、その辺ちょっと伺わせてください。安全性の確保と景観にも配慮ということで、この工法が採用されるようですので、将来的な景観がどんなふうになるのかなとちょっと心配するものですから、教えていただきたいと思います。

 それから、富士山静岡空港の利用についてです。資料でこの上海線の武漢延伸の効果が出されてます。ちょっとわかりにくいんですが、結果として、どのような成果が上がったのか。それから、この方法で将来見通しがどんなふうかについて伺いたいと思います。

 それから同じく空港関連ですが、石雲院展望デッキがいよいよ完成して来月には竣工式を行うということです。ふじのくにの玄関にふさわしい魅力あふれる空港を実現するためにとありまして、多くの方がそこを利用してくれればいいでしょうが、これが空港利用客数の増加にどのようにつながっていくともくろんでおられるのか、その点について伺います。以上です。

○平野大学課長
 大学の地域貢献についての御質問にお答えいたします。
 日本経済新聞の調査は、先ほど5番委員もおっしゃっていた調査ではないかと思いますけれども、非常に細かい調査項目を点数化してやってますので、我々も細かく内容にまで関わってはおりません。それで、これは日本経済新聞社の考え方ということだと認識しております。
 ですので、参考にはしていただきたいという考えは持っておりますが、これは日本経済新聞社が733校対象にアンケートを出しまして、回収が532校あったうち、ことしの場合、県立大学が65位だったということでございます。
 実は、県内大学の学長の先生方も地域貢献の考え方についてはさまざま持っておりまして、例えば地域に対して人材を育成して出しているということ自体が地域貢献だとおっしゃる方がいますので、大学における地域貢献というのは何かというのは非常に難しい課題だと思います。先ほど申し上げましたとおり、県立大学におきましては、5つのテーマに絞って、地域社会との連携、産学民官の連携、県との連携、地域大学との連携、県内の高校との連携ということで、主に教育研究の分野において、直接的に関係するものについて、日本経済新聞社の捉え方よりも細かい狭義の地域貢献と捉えているのが現状でございます。以上です。

○大石文化政策課技監
 グランシップのスレート安全対策についてです。本日配付させていただきました資料の中にも一部書いてございますが、基本設計の検討方針ということで、安全性を確保するということを第一として、景観等にも配慮するということで、現在計画を進めているわけです。この(1)基本設計の検討方針の中にもございますように、周辺への環境への影響、あるいはメンテナンスということで、この工事が終わった後の維持管理等についても十分配慮した形の中で検討を現在進めているところです。
 耐候性、耐久性のある材料を使うということは当然ですけれども、例えばスレート等が剥落した場合、そのスレートを撤去しやすいようメンテナンスできるような形ということで、今現在計画しております三角形のパネルを使った工法ですと、部分的にそのパネルを取り外しができます。その辺にも十分対応ができるような形で今後も検討を進めていきたいと思っております。以上です。

○渡井文化・観光部部長代理
 静岡空港のうち、武漢延伸に関する成果と現況ですけれども、委員会にお配りしました資料のとおり、上海武漢線は11月ですと38.2%ということで非常に低い状況になっておりますけれども、尖閣問題が発生する前、8月は過去最高の8割近い搭乗率を示しております。それまでは、上海線というのは、静岡の方が向こうへ向かうということが中心だったんですが、武漢への延伸によりまして、向こうからの観光客が非常にふえてきた状態にありました。これは、武漢線というのは日本に対しましては福岡路線に次いで、また本州では静岡が初めてということもありまして、日本への玄関口ということで周知がされつつあった状況でありました。
 12月に現地に赴きまして航空会社、旅行社を訪問して状況を伺ってまいりましたが、今の緊張状態が回復するならば、日本は非常に魅力的な国であるのでぜひ利用したいという強い意向がありましたし、チャイナエアラインとしても非常に重要な路線として重視しているということが確認できました。武漢市は1000万人という非常に大きな人口を擁しておりますので、ぜひこの路線は中期的な観点から、静岡県としても育ててまいりたいと考えております。

○石川空港利用政策課長
 石雲院展望デッキの利用促進と、それをどう空港利用者につなげるかという点についてお答えいたします。
 私どもとしては、大きく2点から今の御指摘に対しての取り組みを進めようと思っております。
 1つは、委員会資料にも主な開催イベントという形で調整中のものを書かせていただきましたが、こういうイベントに参加していただく。これは単発のイベントもございますし、あるいは学校の児童生徒の見学等もございます。今まで空港に来たことがない方もまだいらっしゃいますので、こういったものを通じて、まずは空港に来ていただく、場所を知っていただく、どんな路線が出ているかというのを知っていただくという、空港を知っていただくというのが、まず1つでございます。
 それだけではなくて、次の段階といたしまして、来ていただいた方たちに今度は空港の飛行機に乗って、実際に使っていただくために、各イベントの際に、例えば格安のいい旅行商品を御案内するとか、イベントの中の景品で空港のチケットを提供するとか、そういった形で工夫を重ねながら、実際に空港を利用していただく方へ誘導していきたいと思っているところでございます。以上です。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp