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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成20年2月定例会厚生委員会 質疑・質問
質疑・質問者:千石 貞幸 議員
質疑・質問日:03/12/2008
会派名:無所属


○千石委員
 県立3病院の繰り上げ償還に関連した質問なのですけれども、この資料の69ページですけれども、ここに表がありまして、7%以上の金利のものについて5件と、それから6%、7%が1件とありまして、これちょっと見ておりましたら、7%以上というのが、当初借り入れこれは昭和57年3月ほかと書いてありますのでかなりばらつきがあるのだと思いますが、償還の周期が24年の3月、つまりあと借りかえ償還の実施から4年残すのみなのですね。
 ところが、これちょっと計算してみますと、26年もう既にたっておりまして、その26年間に返済した、つまりこの4年間で残っているのは、まだ、23億2800万円あると。
 ということは、全部で借り入れたのは64億1900万円ですから、今まで26年間で40億9100万円返していると。40億9100万円も26年かかってそれぐらいしか返していないで、まだ4年間残したところで23億2800万円あるということなので、ちょっとその辺はどういうふうな条件になっているのか。
 それから、その次も、六、七%未満これ1件なのですが、平成3年3月に借り入れて、そのときの最初の借入額が31億9000万円。
 ところが、これが借換債が21億5000万円、つまり、今まで18年間で10億9000万円しか返していないと。12年間でまだ21億5000万円残っていると、こういうふうに一応計算上なりまして、これ見ているうちに、ちょっとこれは確かめなくてはいけないなと、整理しておきたいなと思いましたので、質問させていただくのですが、そして同時にこの利息軽減効果というのがありますけれども、この7%以上のものについては4年間で5億円の軽減効果があると。
 六、七%の分については、12年間で7億5000万円と。もちろん、金利差がありますから、多少あるのですけれども、当然そういう差が出てもいいのですけれども、4年間で5億円軽減効果がある、それに比べると、10年間で7億5000万円というのは、少し何か理解しにくいところがあります。もし今整理して答弁できないということであれば、あとでもってそういう条件とか、今までの償還の実績とか、なぜこういうふうになるのかということについて、資料でも提出していただければいいと思います。

○伊藤病院経営室長
 まず、残期間の割には、返済額が少ないのではないかということなのですけれども、返済方式が元利均等方式と言いまして、元金と利子を合わせて同額となるように返済するという手法で返済するのが、こうした財政融資の返還条件になっています。
 そうしますと、当初は非常に元金が多いものですから、元金と利子を合わせて同額ということになりますと、利子が大きくて元金が少ないという形で返済が始まりますので、結果といたしましては、最初に元金の返済額が小さくなって、だんだん大きくなるという手法になっていますので、現時点におきまして、元金額が大きいという形の残額になっているということでございます。
 それから、利息軽減効果につきましては、7%以上のものにつきましては、残期間がもう4年でございますので、4年で借りかえをした場合ということになりますと、現時点で5年間の借り入れに係る利息額というのが、大体、1%弱程度でございます。
 一方、6%から7%のものにつきましては、残期間が13年あるということで、おおむね10年程度の期間に係る債権の利息ということになりますと、現在で言うと、1.5%から2%の間程度ということになります。
 そうしますと、その差額につきましては、6%のものと7%で言いますと、利息差額が大分違うものですから、期間の割には7%以上のものが非常に大きくて、逆に6%台のものにつきましては、利息差額が少ないという部分がありまして、結果としては、期間の割には利息効果が余り差がないというような形に見えているものだと思います。
 実際、計算式等も試算しておりますので、後ほど委員長にも御相談いたしまして、積算効果等はお示ししたいと思います。

○千石委員
 きのうの御答弁で、6%を超える金利のものについてはもう残っていないと。5%台のものは20億円近くあるようなお話を伺いましたけれども、今の国の制度では、6%未満については、まだ、特段の制度はないわけですね。
 それは、ある可能性があると。つまり来年――平成21年になれば、そういうことも可能かもしれない。もしそうなった場合に、まずどれぐらいの利息軽減効果が生じるのかということも、試算として御一緒に出していただければ、まだ実施もされないような、当てにならないようなものについてですけれども、そういうことがわかるようであればお願いできますか。

○伊藤病院経営室長
 今の御質問に関しましても、資料といたしまして、委員長と御相談した上で提出したいと思います。

○岡本(信)委員長
 では、後ほど資料ということで、提出していただきます。
 それでは、午前中に2番委員からお話がありました、退職される2名の方のコメントと言いますか、お話がございましたので、藁科部長と鈴木局長によろしくお願いいたします。

○藁科厚生部長
 委員会の席で、コメントということで発言できますことを、まず御礼を申し上げたいと思います。
 ちょうど振り返りますと、昭和45年に採用されたものです。団塊の世代の走りという中で、大勢の同僚と一緒に、県の職員になりました。
 それから、考えてみますと昭和年代が19年、それから、平成年代が約19年ということで、ちょうど両年代にわたって、県の仕事をさせていただきました。
 その間、いろんなことを思うわけですけれども、要は、昭和の時代の右肩上がりから、平成のいわゆる成熟社会、こういう大きな時代の流れの中で、行政もかなりいろんな形で変わってきているなというふうなのが、今の時点から見た場合に実感として感じているところでございます。
 そういう中で、私自身いろんな部署を回ってきたわけですが、やはり一番最初に入ったのが、中部福祉事務所という福祉の関係のところで、ちょうど場所的には、済生会の前のところに事務所がございました。
 そのところで障害者福祉の関係を、まず一番最初に先輩からいろいろ鍛えてもらいました。
 そういう中で、一番最後がこの厚生委員会で仕事をさせていただいたということは、非常に私自身もいい仕事の経過をたどったなと、そんなふうに感じているところでございます。
 御承知のとおり、今の福祉、それから医療の制度改革、同じ障害者福祉にとっても、措置から障害者の自立支援法と、大きく福祉医療の世界が変わっているときに、非常に十分できたかどうかわかりませんけれども、かじ取りをするという職務をやらせていただいて、そういう意味で非常にやりがいのある仕事に携わることができたと。
 これは本当に、議員の皆様方、それから同僚、それから部下の方々のいろいろな頑張りのおかげだなと、そういうふうに思っているところでございます。
 私自身、心の中で思ったことは、画竜点睛という4文字熟語でございますけれども、最後の仕上げ、故事から言えば、最後に竜の目を入れて、それを入れたところで仕事を完成する、それが天にも昇るという、そんなような故事というふうに聞いておりますけれども、要は一つ一つの仕事にしても、仕上げが大事だという、それを心して、もう終わりだなというような格好で、緊張感を抜くとか、そういうことのないように、一つ一つのことをやっていきたいと、そんな心構えで仕事をやったつもりでございますが、もともと楽天的な性格がありますから、全部ができたかどうかはわかりません。
 そんな中で、本当にこの38年間、いろいろお世話になり、何とか全うできそうだなというふうに思っております。
 本当に、感謝申し上げます。
 また、こういうような発言をさせていただいたことを、改めて御礼申し上げます。ありがとうございました。(拍手)

○鈴木生活衛生局長
 岡本委員長、前沢委員、格別な御配慮ありがとうございます。
 本日、このような場での発言の機会をいただきまして、本当に心から御礼申し上げます。
 近ごろ、退職に伴います書類の作成を余儀なくされておりますので、やめる時期が来たのかなと、もう38年が過ぎ去るのかというのを、実感させられております。
 昭和45年度に採用されて以来、とうとう自分にも順番が回ってきてしまったかという、非常に複雑な思いが入りまじっているというのが今の心境でございます。
 私は、松崎保健所、現在の賀茂健康福祉センター松崎保健支援室となっておりますけれども、そこを振り出しに、衛生部、保健衛生部、健康福祉部、厚生部という変遷はありましたけれども、薬剤師という技術職として、衛生行政の最前線で、県民の皆様とともに仕事をさせていただきました。
 採用当時は、日本の高度成長のひずみと申しますか、公害が表面化しておりまして、田子の浦港のヘドロの問題などがクローズアップされておりました。
 田子の浦港の赤茶けた海の色を背景に、水質検査に携わった記憶が、まだつい最近のように思い出されます。
 そのような中で、同じ職種の方々とは少しだけ違った経験をさせていただきました。
 それは、平成7年度からの県立静岡がんセンターの整備に、基本構想の策定から平成14年度の開院までの8年余の歳月を、県政の重要プロジェクトに参加する機会を得たことであります。
 静岡がんセンターの基本構想をつくるために、アメリカのがん病院を視察しましたときには、ホテルのようなロビー、個室主体の病室、通院治療センターの設置、また、患者を呼び出すアナウンスの声が聞こえてこなくて、とても静かだったということ。
 また、敷地内にホテルが整備されているということで、患者さんに非常に優しい病院だったという印象を強く持ったところでございます。
 また、さらにさまざまな人たちの出会いを通じまして、こだわりへの大切さとなし遂げるための戦略・戦術を勉強させていただきました。
 このように、思いもかけない業務にも従事させていただき、本当にさまざまな経験を経て、公務員の生活、非常に充実していたと思っております。
 これもひとえに諸先生方を初めとして、上司・同僚など、多くの皆様方に支えていただいたおかげと感謝しております。
 本当にありがとうございました。
 これからは、一県民として県政の発展に引き続き関心を持ってまいりたいと考えております。
 最後に、県政のますますの発展と、皆様方の御健勝、御多幸をお祈りいたしまして、あいさつといたします。
 長い間お世話になりました。ありがとうございました。(拍手)

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