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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成20年決算特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:阿部 時久 議員
質疑・質問日:11/14/2008
会派名:公明党静岡県議団


○阿部(時)委員
 まず、6点ぐらいありますので、説明の関係で順番を追って伺っていきます。
まず、静岡県社会資本整備重点計画の推進ということで、ページでいきますと5ページに66計画指標に対して、平成18年度の結果と平成19年度、平成18年度末の達成状況、全体の総合評価、Bマイナスと。それで、プラスは環境のBプラスと。後は全部Bマイナス、こういう数字が出ています。
 いわゆるこの評価を見て、予算との絡みで、やはり年度予算が若干下向いていると。そういったことによって、この評価がBのマイナスに出てくるのか、そういった何か精査するものというのは今までの中に何かあったんでしょうか。そうなると、ずうっとBのマイナスで、毎回こういったものの評価で見ますと、いいほうに向いていかないのかなという気がしますので、予算から見たときにはそういったことがどうなのか、その辺を伺っておきます。

 それと、あわせて次期重点計画の策定というと20年度の話になっちゃうんですけども、そういったことを踏まえて、いわゆるある程度特化しながら特徴を持って進めていこうとされているのか、要はBのプラスの環境というのは、棚卸表を見ましても、ちょっと上向いているわけですね。これだけやっぱりそうかなと思うんです。ほかを見ると、かなりきつい状況というのが出るんです。したがって、予算絡みでそういったものが、こういった形でひとつあらわれてくるのかどうか、その辺を含めてお伺いしておきます。

 次に、17ページの土木施設の長寿命化計画について伺います。
 この平成16年3月から平成18年までの3年間の計画でずっときていると。そういった中で、いわゆる平成19年度については、この策定されたガイドラインに沿って、それぞれの施設の中長期計画の策定に向けての点検やデータベース化を行ったとあります。どういったデータベース化が行われたのか、教えてください。
 それに伴って、やはり計画が徐々に進んでいくと思うんですけども、そういった効果というものが少しずつあらわれるという雰囲気があるのかどうか、その辺を感触で結構ですので教えてください。

 次に、61ページです。
 屋外広告物違反の、これも最初に部長のほうから若干御説明がありました。
それで、平成17年から届出制度がいわゆる登録制度に変わったということで、それに伴って平成20年の3月31日末現在で1,063件が登録しているということです。そういった中で、いわゆる違反の指導状況の中で自主除却というんですか、平成19年度、128件と多いわけです。この辺の状況を、今までと違った急に3けたに上がってきてますので、そういった指導を徹底してやったのかどうか、前年度とはまた違った取り組みをされたのか、その辺をちょっと教えていただきたいと思います。

 それとあわせて、いわゆる届出制度から登録になったことによって、既存のものを登録に変えていく申請をしているのかどうか、過去のものは過去のものでそのまましてきているのか、その辺の状況を教えてください。

 次に、先ほどからずっと出ていますけども、森の力再生事業の関係で、これでいくと84ページにこの話が出てます。私はたしかこれは県内の4カ所の地域がある程度決められて、そういった中で進めてこられて、3年で進捗率が28%ですか。それで4地域という見方できたときに、すべてが同じような数字だとは思わないんですけども、一番いいとこはどこなんですか。どの地域が進んでいるのか、それがわかりましたら教えていただきたいと思います。

 次に、100ページ、雑収。
科目の一番上です。その中に、契約解除に伴う違約金等の増によるということがここに触れてあるわけですけども、契約解除、この違約金、どういった契約解除なのか、そこを教えてください。それがふえていると書いてありますから、そういった傾向があったのかなということで、どういった中身か教えてください。

 次に、工事明細書、ずうっと見ていました。363ページの田子の浦港の関係で、いわゆる当初契約額と最終契約額を見ますと、4段目は最初の4800万円から最終の1100万円、5段目は3700万円から100万円と、合併公害防止対策事業だということで書いてあります。
 それで、あわせて見ますと、下から2段目ぐらいのところに、いわゆる同じような工事ですね、1900万円が4800万円になっています。これもちょっとこういうのがあるのかなと思うんですけども、この辺の当初契約と最終契約の違いが出た、そして、なおかつその事業としては同じようなところをやっていてこうなっているのかどうか、その辺をちょっと教えてください。

 それで最後ですけども、収用委員会の関係で、先ほど事務局長から説明をいただいたからやめようかと思ったんですけども、同じく441ページの雑収、起業者負担による不動産鑑定がなかったことによる減ということで、127万7000円が出てるわけですけども、これは前の説明でいきますと、損失補償関係が次年度1件繰り越しされていると。それと関係して、こういう形で出ているのか、そこだけちょっと教えていただければと思います。

○吉添政策監
 社会資本整備重点計画についてお答えいたします。
 まず、現計画の中で平成18年度達成が不十分な項目があるわけですけども、その主な要因について御説明いたします。
 委員が御指摘のとおり、1つは財政状況が厳しくて、効果的、効率的な事業実施が不十分であるということ。それから、国や市町と他区間の担当箇所での進捗が図られなかったこと。それから、民間等への行政指導により誘導していく指標もございますので、そういった啓発活動は行っておりますが、効果が十分発現していないというような原因がございます。
 この計画につきましては、毎年度末、計画の達成状況の確認ですとか達成度の評価を行いまして、進捗がおくれている項目については、指標達成への問題点及び今後の対策等の確認を行っているところであります。
 ちなみに、現在の計画の最終年度、平成19年度末の結果でございますが、環境につきましてはBプラス、安心・安全もBプラス、それから産業がC、交流・人づくりがBプラスということで、平成19年度につきましては総合的にはBプラスということで、順調に進捗し、おおむね目標達成という結果になってございます。

 現在策定しております次期計画でございますが、当然、委員が言われましたとおり、現在の時点での予算をつなげて指標を決定するとか、そういった再検討は行っておりますし、指標につきましても、次期計画では見直しを行っていくということとしております。
 さらに、分野でございますが、現在は4つでございますが、次期計画では、活力・交流、安心・安全、環境・景観、この三本柱で行うこととしております。
現在、特定財源等の道路計画の関係がございまして策定がおくれておりますが、国の社会資本整備重点計画とともに歩調を合わせて早期に策定していきたいというふうに考えております。

○大瀧技術管理室長
 土木施設の長寿命化について説明します。
 長寿命化の推進につきましては、舗装、橋梁、トンネル、水門・陸こう、係留施設、ダム、斜面施設、管路につきましてガイドラインを作成し、その後の点検やデータベース構築、中長期管理計画等を構築しましてやっているところでございます。平成19年度につきましては、ガイドラインを活用した点検等維持管理ということで、舗装につきましては中長期管理計画に基づく補修箇所の選定、新工法の試験施工、橋梁におきましては日常的な点検、清掃、補修などを行う橋守――橋梁の日常的な点検、清掃、補修などを行う取り組みですけれども――この橋守のモデル実施、舗装、橋梁、トンネル、水門・陸こう、係留施設、ダム、斜面施設における点検実施、データベースの整備、拡充等を実施しております。
 長寿命化につきましては、点検により施設の健全度を的確に把握した上で、適切な時期に補修を行う予防保全を基本に中長期管理計画に基づいた維持管理を実施していくものでありまして、新工法の試験施工等の新たな取り組みを積極的に推進するとともに、PDCAサイクルにより、その効果の検証と中長期管理計画の改善を図っていくということでございまして、この土木施設の長寿命化による効果につきましては、合理的な運営による建設維持管理コストの長期的な縮減、2番目といたしましては、更新、集中による財政的費用ピークの平準化の調整、建設副産物の発生の抑制、県民に対する説明責任の遂行等の効果が考えられます。

○牧野都市計画室長
 屋外広告について御説明いたします。
 この屋外広告業につきましては、以前の届出制度から平成17年10月に登録制度に移行をしております。この調書にもございますが、平成19年度末で1,063件ということでございます。平成20年8月末現在の登録件数が1,093件ということで、届け出のときは約1,500社の届け出がされておりました。恐らく届け出以降、廃業したとか、そういうのもあると想定されますが、今、約1,100件近い数字でございますので、少なくとも営業をしている業者さんはおおむねこの登録に切りかわったのではないかなと推定をしております。このことにつきましては、登録が必要だということについて、業界団体等を通じまして、かなりPRに努めてきたつもりでございます。
 この登録件数の増加の傾向ですが、平成19年度の数字ですと、かなり伸びが少なくなっているということでございますので、おおむね行き渡ったのかなと考えております。それと同時に、登録をしないと罰則まで追求されますというようなことを含めて、屋外広告業に対します指導監督措置基準というものを平成19年4月に定めておりますので、この屋外広告業に対していろんな罰則等があるということ特に周知してきたということがあります。

御質問の初めの点になるんですが、違反指導の状況でございます。
 平成19年度に違反広告物に対する指導をしたものが、463件ございまして、この指導をしたことによって是正されたものが44%ございまして、前年に比べて大幅に是正率が向上してきたという事実がございます。これは、ただいま申しました指導監督措置基準を定めてPRをしてきたことによるものと思われます。

○増田森林計画室長
 森の力再生事業の地域別の進みぐあいということですけども、県内には伊豆、富士、静岡、天竜4つの地域森林計画区がございます。平成18年度、平成19年度を合わせて2,048ヘクタールやっておりますが、伊豆が503ヘクタール、富士が400ヘクタール、静岡が712ヘクタール、天竜が433ヘクタールで、面積的には静岡の森林計画が一番たくさんやっております。
ただし、当初の計画、全体計画に対する進捗率につきましては、農林事務所単位でしか取りまとめの数字を持っておりませんので、それでお答えしますと、賀茂農林事務所が最も進んでおります。それから、面積的にはたくさんやっている中部農林事務所はややおくれかげんです。

○原田経理監
 100ページの雑収の違約金について、どういったものがふえているかということでございますが、大変申しわけございません。ただいま内訳の資料を手元に持ち合わせてございませんので、委員長と協議の上、対応させていただきたいと思います。

○芦川港湾整備室長
 工事明細書の363ページの内訳についてということでございますけど、事業につきましては公害防止対策事業ということで、御案内のとおり、田子の浦港におきます底質のダイオキシン類浄化対策の一環として、国の改修事業と連携を図って、県についてはそのしゅんせつ土砂の処分を受け持つということで実施しております。そういう国との関係で合併をせざるを得ないということでございまして、ちょっと記載のところが若干誤解ということなんですけど、例えば一番下の下から2つ目の部分については下の部分とその上の部分で合併をしているということになります。そういうことで、例えばその事業については、まだ現在事業が継続中ということで、ある一定の期間で調書をつくった関係で支払い済み等の額の足し算が合わないということになってございますけど、そういう合併の関係で記載がこのような形になって、ちょっと誤解をいただいたかなということで、その上のところについても、上から4番目と5番目が事業合併をしているということで、親の工事のほうが全体額の4800万円ということで、その受け持ちの部分が1000万円と3700万円ということで、全体が4800万円という記載になっているということでございます。

○大野収用委員会事務局長
 雑収の減についてのお尋ねでございますけれども、これが裁決を繰り越した事業との関連があるのかという御質問でございます。
 私ども鑑定料の積算につきましては、前年度の予算策定時に、各起業者、国、県、中日本高速道路株式会社等々、そういったところから裁決申請の見込みをお伺いしまして、そういった裁決申請の見込みのある事業につきましては、それぞれ事業の性格に応じて土地鑑定料というものを見積もりをいたしまして、歳入予算、あるいは歳出予算ということで計上しています。また、年度途中におきまして、当然あくまでも見込みでございますので、いろいろ進捗状況によっては裁決申請が出てこないということになるケースもございますので、また年度途中で進捗状況をお伺いをして補正をさせていただいている、そんなような状況でございます。
 したがいまして、この120万円前後につきましては補正後の予算額ということになりますが、この中には、上山梨地区の区画整理事業にかかわる土地鑑定料も見込んでおりました。ただ、減額になった理由は裁決が繰り越されたからということではなくて、先ほどお話しましたように、当事者間に補償額等についての争いがないということで鑑定の必要がないということになりましたもので、結局、鑑定は不要ということで執行残ということにさせていただいたということでございます。

○阿部(時)委員
 ありがとうございました。
それで、先ほど社会資本整備のいわゆる重点計画の推進の19年度末の評価を御答弁いただいたんですけども、産業がC、総合的にはBのプラスになっていると。それで、先ほどちょっと言われてましたけども、私が心配なのが、道路特定財源が一般財源化になるという部分で、こういったことの絡みも含めて、詰めの問題ですけども、県としての取り組み、そして重点化しながらやっていかれる、その辺の特徴ももう少し出していかないと、いわゆる押しなべてうまくいけるということはなかなか、今、難しいのかなという気がします。そういった中で、既に取り組みをされているわけですので、そういった中でしっかり特化しながら、また、こういった評価の上での数字というんですか、それが上向いていけるような取り組みを土木行政において、ぜひともしていただきたいと思います。よろしくお願いします。

 それで、長寿命化計画の関係ですけども、いわゆる目に見えた成果というのがまだ出る状況じゃないというふうに感じます。それで、当然、点検とか補修とか、いろいろやっていく、それで合理的な運営に努めるということは当然だと思いますが、そういった中で、各長寿命化計画をつくってくるわけですから、やはり目に見えた効果というんですか、それがなければ県民の方も納得できないと思います。ぜひともそういった目に見える指標も出していただきながら取り組んでいただきたいと思います。

 それで、屋外広告物の関係については、今、室長から御説明いただいてわかりました。1,500社ぐらいあったというのが、今のこういった状況を見ると1,093件ぐらいといった状況であるということで、やはり規制の厳しさによって、こういった一つの結果が生まれてきたと。そういう意味では、かつて本会議で、静岡駅をおりると何とも言えない広告物ばかりが目について、とんでもないということを言っている方がいらっしゃいました。確かにそうですけども、それがいいか悪いかは別です。静岡市在住の方に失礼ですけども、そういったところで、この規制の部分では、そういった違反物の撤去についてはよろしくやっていただきたいと思います。

 それで、森の力再生事業の関係、先ほど4カ所の面積的な数字を言っていただきました。これ、資料があれば、できればいただきたいと思いますので、委員長にお願いしておきます。

 次の100ページの違約金の関係は、資料が手元にないと今おっしゃったもんですから、ここの場では聞くのをやめておきます。
ただ、どんな雰囲気かということがわかれば、資料を要求しておきます。

 それで、あと田子の浦については内容はわかりました。同じ地域だと私は思ったんですけど、4段目、5段目と9段目が同じ地域の仕事をしながら合併して、そして帳じりが合ったとおかしい話ですけども、作業としてはちゃんとされていたということの理解でいいんですね、これはね。当初契約と最終契約がこれだけの差額出ている、単純に見るというよりも、そういった中でよろしいのかどうかだけ再度確認しときます。

 それで、収用委員会につきましては、今、事務局長におっしゃっていただいたので、よくわかりました。ありがとうございました。1点だけ再質問です。

○芦川港湾整備室長
 補足説明ですが、ちょっと持ち合わせていない資料もございますので、委員長と協議の上、御説明をさせていただきたいと思います。

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