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委員会会議録

質問文書

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平成23年10月大規模地震対策特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:中沢 公彦 議員
質疑・質問日:10/26/2011
会派名:自民改革会議


○中沢(公)委員
 砂丘堤防のことをちょっとお聞きしたいんですけど、何度か被災地に足を運んだときに、想定外という言葉を私たちは使わずに対策をやりたいですっていうことを、現場の説明の中で聞いたことが非常に印象に残っていまして、多分あれは現場でやっている方々が、東電さんとか、学者に対して皮肉も込めて言ったのかなと思いますが、今回想定外という言葉がはびこって、ああいう結果になりましたが、砂丘堤防なんですけど、7ページの資料で、耐震バックチェック審議、建設評価を実施していますということでありますが、これ以前にも砂丘堤防そのものにどの程度の耐震性があって、また津波も含めて耐えられるものなのかという論拠といいますか、あると思うんですけど、砂丘堤防の耐震性の資料というか、こういう論拠に基づいてこれはこういうふうな耐震性がありますとか、そういった資料っていうのは御提示いただけるものなんですか。

○仲村治朗氏
 仲村でございます。資料については、これは国のいわゆる耐震指針が見直されたあとの耐震バックチェックというところで、こういった資料を保安員の審議会の中にも出しておりますので、もう公開された資料をきょう改めて少し抜粋して御用意をしているものでございます。
 今、御指摘ありました敷地前面の砂丘堤防が、こんな形で西から東まであるわけなんですが、代表的な断面ということで、B断面、F断面、M断面ということで3断面を取り出して検討をしております。B断面というのは、西側のほうで新野川の河口に近いところもありまして、少し岩盤レベルが深こうございます。そういう関係で一部海岸側の砂の層が液状化するということを予想しておりまして、少し海岸沿いのほうに地震の揺れですべることを想定しております。さらに、砂丘のところに津波が来て、そのあと洗掘されるであろうというようなこともありますので、ピンクで塗ったあたりが数十センチから1メートル程度、砂丘が洗掘されるであろうということも想定しております。こういった地震と津波の影響を考えまして、砂丘堤防がどのぐらいの高さになるのかというようなことで検討したものでございまして――海側のほうで一部がすべってもどこかへいってしまうわけじゃないとは思うんですが――すべっても砂丘の高さとしては、11メートル程度残るであろうというような検討をしております。これがB断面でございます。
 同じような形でF断面、敷地の中央付近、あとM断面っていうのは敷地の東側の断面でございますが、そちらのほうも同様な検討をしておりまして、F断面、M断面は地震の揺れでは崩れません。ただ、津波の先ほどもあったような引き津波の勢いということで、洗掘されるところがやはり数十センチから1メートルぐらいあります。ということでありまして、それでもほとんど砂丘の地形、高さは変わらないというようなことで、砂丘堤防の耐震性と、津波の際の健全性というものを検討、確認しているというようなことで、国の審議会のほうにも説明をして、了解いただいているところでございます。

○中沢(公)委員
 今、説明いただいた資料とともにいただける資料はいただきたいと思うんですけど、それを求めますけど、お願いします。

○中谷委員長
 わかりました。後ほどちょっと相談をして、提供していただくという方向でお願いします。
 ほかに、8番委員。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

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